2月2日 記念日 その1 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

西暦(グレゴリオ暦)AD2024年 令和6年 平成36年  
昭和99年 大正113年 明治157年 皇紀2684年 干支 甲辰(きのえ たつ)
第1金曜日 旧暦 12月23日、仏滅(丙申)、月齢 21.6  
グレゴリオ暦で年始から33日目、年末まであと333日。
誕生花 スノードロップ・パンジー・フリージア(白)・ボケの花。

聖燭節(聖燭祭・キャンドルマス・聖母マリアの清めの日)。
西ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派、西方教会(カトリック教会・聖公会・プロテスタント諸派)の祝日。イエス・キリストが、聖母マリアとナザレのヨセフ(マリアの婚約者、夫にしてイエス・キリストの養父)によって、神殿に連れて来られた際のできごとを記憶して祝う。聖母マリアとナザレのヨセフは、イエス・キリストを生後40日後にエルサレム神殿(古代エルサレム[現在の中東に位置するイスラエルの東部]に存在したユダヤ教の礼拝の中心地)に連れて来て、産後の汚れの潔めの式を受けると共に、イエス・キリストを神に捧げた。この時、神殿の近くに住んでいたシメオンという人物は、イエス・キリストを抱き、救世主が到来したことを神に感謝した。かなり古い時期から、この日に蝋燭を灯した行列を行なうため、キャンドルマスという呼び方も定着している。この日で長かったクリスマス・シーズンが終了し、クリスマスツリーを燃やす。但し、最近は、異邦への救い主(イエス・キリスト)の顕現を記念する祝日、1月6日の顕現日(公現節)で片付けてしまうところも多い。
交番設置記念日。
1881(明治14)年2月2日、1つの警察署の管内に、7つの交番を設置することが定められた。町の中に交番の建物を置き、そこを中心に制服の警察官が活動するという交番の制度は、1874(明治7)年に東京警視庁(現在の警視庁)が設置した「交番所(交番舎)」が世界初のものである。邏卒(英語の「patrol」に対する適切な日本語が存在せず、「巡邏査察[じゅんらささつ]」を当嵌め、その省略形としたもの)から改称された巡査を、東京の各「交番所(交番舎)」に配置し、巡査を交代で「屯所(警察署)」から「交番所(交番舎)」へ行かせ、立番(りつばん)等を行なう場所にした。当初は、建物はなく、街中の交差点等に「屯所(警察署)」から巡査が出向いていたが、1881(明治14)年より、常設の建物を建てて巡査が常駐する現在のような制度になり、「交番所(交番舎)」は「派出所」に改称された。その後、全国に「派出所」が配置されるようになり、同時に、外勤警察官が居住する施設として「駐在所」が設置された。1888(明治21)年10月に全国で「派出所」「駐在所」という名称に統一されたが、「交番」という呼び名が定着し、国際的にも通用する言葉になっているということから、1994(平成6)年11月1日に「交番(KOBAN)」を正式名称とすることになった。現在も、警備派出所として「派出所」という名称の施設は残存するが、通常の交番とは異なり、要警備諸所(各種公邸等)における警察官の詰め所的な存在である。他に、警備派出所の名称が使用されている施設としては、各地空港に空港警備派出所がある。所長の階級は警部か警視で、昇任直後に就任する傾向が強い。ある程度の人口があるが、予算・人員等の都合により独立の警察署を置かない地域に設置され、各種申請・届出事務が可能なものを、特に幹部交番(又は地区交番)と呼ぶ(通常、交番所長は警部補か巡査部長であるが、幹部交番の所長は警視や警部)。但し、警察本部によっては、同様の経緯によって設置された施設を「警察署分庁舎」「警部交番」等と呼んでいる場合もある。なお、長の呼称が「交番長」ではないのは、「派出所」の名残り(トップは「派出所長」であった)。最近の傾向としては、市町村合併の影響で、警察署統廃合が全国で行なわれており、幹部交番(但し、鳥取県警察・岡山県警察・佐賀県警察では幹部派出所が正式名称となっている)が増加しつつある。幹部交番は、廃止された警察署庁舎を使用している。警察署の所在地付近の区域は、警察署の地域課にその区域を管轄する交番としての機能を持たせて、パトロールや巡回連絡等を行なっている場合がある。これは「署所在地」と呼ばれ、交番の1つと見做される。但し、警察本部や警察署によっては「署所在地がな」い場合もある。警視庁管轄下の場合は、殆どの地域に警察署が設置されている為、幹部交番は殆ど見られない。しかし、地方では、近年人口の増加してきた地域の普通の交番を幹部交番へ格上げすることもある。また、人口減少による警察署の統廃合によって幹部交番へ格下げになることもある。通常は、2名から3名を1組として24時間交代、つまり交番(交代で番に当たること)で勤務に当たる。仮泊設備(畳敷きの部分と布団、執務部分から繋がる非常呼出し用のベル)もある。パトロールや事件処理以外での外出はやたらにできないので、食事は出前を頼むことが多い。交番と駐在所には、都道府県公安委員会の規則等により管轄区域が割当てられており、交番の勤務員は、通常はその範囲内の治安維持に当たる。但し、本署の指示があった時や緊急の場合には、管轄区域に係わらず出動する。また、交番の勤務員は、例えばパトロールカーによるパトロール、留置管理、被疑者の護送、重大な事件の捜査等、警察署の他の部署の職務の応援に回ることもある。これを「補勤」という。市街地の各所に警察官の詰め所を設けることで、周辺地域の治安の維持と住民の利便を図ろうというものである。日本の治安が良好な要因の1つは、全国の交番にあるのではないか、と他の国からの注目は高い。但し、研究や理論はまだない。原則として、担当警察官の交代勤務により、警察官が24時間常駐している。しかし、警察官が減少しているため、一定時間のみ警察官が滞在する交番や、警察官を配置せずに、テレビ電話を置いただけの無人交番も運用されている。この様な問題を抱えている交番を「空き交番」ということがあり、今後の課題となっている。警察庁としては、交番相談員制度を発足させ、定年退職した警察官を対象に再雇用をして、交番勤務員を増やす施策も行なっているが、空き交番問題や署員不足等の問題は、警察官の人数(特に、地域部・地域課員で、一般的な「お巡りさん」と呼ばれる警察官)そのものが少ないことが原因である。交番は、地域課のパトロール担当の警察官が常駐するところであるだけでなく、110番通報するまでもない状況の時(万引きの犯人を取押さえて引渡す、等)には警察官の出動依頼も可能である。この他、交番の職務の中に「巡回連絡」がある。これは、管轄区域内の住宅や事業所等を交番の勤務員が巡回し、住宅であれば、世帯主を始めとする家族構成、勤務先や通学先等を、事業所であれば業種や従業員数等を、それぞれ家人や経営者等から直接聞取り、交番備え付けの「巡回連絡簿」に記載するというものである。管轄区域内の住民等は絶えず流動しているため、半年から1年毎に区域内全ての住宅・事業所を巡回することを目安としているが、他の業務との兼合いもあり、必ずしもこの通り実施されてはいない交番もある。訪問の際に、警察官は巡回連絡カードと呼ばれるものを作成する。交番、又は駐在所から制服の警察官が訪問する。私服の警察官が巡回連絡に訪れることはない。日本に住む外国人が急増している現況を鑑み、民間通訳人を同行した外国人世帯への巡回連絡を強化している警察署もある。静岡県警では、外国人共生対策の一環と称し、富士宮市内で行なっている。理由は、「外国人に日本での生活に安心感を与える」としている。