2月1日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

メンマの日。
東京都台東区東上野に本店を置く、中華材料の輸入販売、メンマの製造販売等を手掛ける企業、株式会社富士商会が制定。ラーメンのトッピングの代表格として知られるメンマ。その存在価値の向上と、正しい情報の提供を行ない、メンマを食べる機会を創出することが目的。日付は、長年に亘りメンマを国内で加工販売し、「メンマのパイオニア」として知られる株式会社富士商会の設立日、1950(昭和25)年2月1日から。メンマは、マチク(麻竹、高さが20mから30mに達する、イネ科の大型のタケ)等のタケノコを乳酸発酵させた加工食品である。これを味付けした製品も、同じ名称で呼ぶことが多い。また、シナチクと呼ばれることもある。ラーメンのトッピングとしてよく用いられる。塩抜きしたメンマをそのまま用いる場合と、醤油等で煮付けた味付メンマを用いる場合がある。現在は、ラーメンのトッピング以外に、酒のつまみ等としても用いられており、炒めたりゴマを振掛けたりキムチに和えたりと、多様な食べ方がある。台湾南西部の嘉義県における伝統食材ともなっており、現地では乾筍(カンスン)と呼ばれるが、ラーメンに乗せて食べる習慣はない。収穫時期のマチクは、鎌で切取れるくらいの柔らかさで、日本の竹とは質感が違う。日本国内に生えている竹を使ったメンマも、少量製造されているが、国内消費量の殆ど、約99%は中国等からの輸入品である。日本語での「メンマ」という名称は、台湾出身で、丸松物産株式会社の創業者、松村秋水が考案した。「ラーメン上のマチク」がその由来で、考案したのは、「支那竹」の「支那」という単語に、台湾政府が抗議したためである。東京都世田谷区代田に本社を置く、業務用食品に関する輸入・輸出・製造・販売を手掛ける食品メーカー、丸松物産株式会社は、メンマの名付け親の会社として知られており、メンマを始めとした中華料理、洋食、和食に使用される原材料の仕入・販売する食品総合商社として、また、それらを原料に製造、販売する、加工食品メーカーとしての機能を持った企業である。日本では、海苔製品や、その他漬物等を製造する食品メーカー、株式会社桃屋(本社所在地は、東京都中央区日本橋蛎殻町)が1968(昭和43)年より、テレビCMで「メンマ」と称してから、この呼称も普及した。台湾では、メンマを筍乾、筍絲、筍茸、筍尾片等と呼ぶ。沖縄では筍絲(スンシー)と呼び、柔らかく水煮された状態のものが販売されていて、豚の三枚肉と共に炒り付けた、スンシーイリチー等として食べられている。台湾や中国大陸には、メンマを汁かけ麺の具材として使う習慣がなく、弁当の付合せとしてよく使われている。
神戸プリンの日。
兵庫県神戸市東灘区向洋町西に本社を置く、プリン等のチルドデザートを販売する洋菓子メーカー、トーラク株式会社が制定。自社で販売している「神戸プリン」が、2018(平成30)年2月に25周年を迎えたことを記念して、顧客に感謝し、これからも「おいしさ」と「よろこび」を繋いでいくことが目的。日付は、「神戸プリン」が初めて発売された1993(平成5)年2月1日から。トーラク株式会社は、1967(昭和42)年2月、大阪府吹田市で、東洋製酪株式会社として創業し、1989(平成元)年9月に本社を、現在地の六甲アイランドに移転させている。現在の社名へは、1992(平成4)年10月に変更していて、看板商品の「神戸プリン」は、神戸への移転と社名変更を経た後に誕生している。「神戸プリン」は、洋菓子の街・神戸が培った伝統と技術を結集し誕生した。発売当時、「神戸の街にふさわしいお土産を作りたい」「今までにない画期的なものを作りたい」という開発者の熱い想いと共に、約3年間の試行錯誤を繰返し、満を持して発売された。卵と乳製品、砂糖のシンプルな素材の組合わせに、柑橘系リキュールのさわやかな後味、滑らかな口どけが特徴である。トレードマークの緑の手提袋と共に、神戸を代表する土産品の1つとして、多くの人に愛されている。「神戸プリン」は、2013(平成25)年から2018(平成30)年までに、6年連続でモンドセレクション(ベルギー連邦公共サービスより指導、及び監査を受け、食品、飲料、化粧品、ダイエット、健康を中心とした製品の技術的水準を審査するベルギーの民間団体、モンドセレクションより与えられる認証)の最高金賞を受賞した。また、「神戸プリン」には、「甘熟いちご」や「ショコラショコラ」「生キャラメル」「プレミアムバニラ」等、定番から限定商品まで、幅広いラインナップを揃えている。   
2分の1成人式の日。
大阪市北区梅田に本社を置く、子ども専門の写真スタジオを全国展開する企業、株式会社スタジオアリスが2017(平成29)年に制定。成人となる20歳の半分の10歳は、「自分が生まれてきたことへの感謝と将来の夢」について考える時期。その節目に、子どもの成長を振返る大切な日として、「2分の1成人式」を広めることが目的。日付は、2月1日の「2」と「1」で、「2分の1」を表わしている。「2分の1成人式」は、成人(20歳)の2分の1の年齢である10歳を迎えたことを記念して行なわれる行事・儀式である。文部科学省が定める学習指導要綱(各学校で教育課程[カリキュラム]を編成する際の基準)に当該行事の記載は無いが、実施校や教諭の裁量により、課外活動の一環として行なわれている。「二分の一成人式」や「1/2成人式」とも表記される他、「十歳式」「ハーフ成人式」「半成人式」とも呼ばれる。学校や地域で行なわれ、近年では、写真館での記念撮影も盛んになってきている。学校で行なわれる場合には、小学校中学年の4年生を対象に、校長や保護者代表による祝いの言葉、「2分の1成人証書」の授与、合唱等が行なわれる。考案者は、兵庫県西宮市の佐藤修一教諭とされる。1980(昭和55)年頃に4年生の担任をした際、高学年への門出に「背筋を伸ばして参加するようなイベントを」と考案したという。因みに、10歳から12歳までの若者のことを、英語で「プレティーン(preteen)」と呼ぶ。13歳から19歳を表す「ティーン(teen)」の前に、前段階を表わす「プレ(pre)」を付けた造語で、「2分の1成人式」は、「プレティーン」(10歳)を迎えたことを記念した行事・儀式とも言える。 
プリキュアの日。
東京都中野区中野に本社を置く、映画の製作や配給、興行を行なう企業、東映株式会社を筆頭株主とするアニメ制作会社、東映アニメーション株式会社が制定。東映アニメーション株式会社の人気アニメーション「プリキュアシリーズ」が、2018(平成30)年に放送開始から15年となることから、世代を超えたさらなる発展と、いつまでも愛されるキャラクター作りを目指すことが目的。日付は、初代「ふたりはプリキュア!」の放送が、2004(平成16)年2月1日に始まったことに因んで。東映アニメーションの女児向け作品としては、「美少女戦士セーラームーン」シリーズ以来の新風を巻起こしている「プリキュアシリーズ」は、全シリーズ2月から翌年1月までの1年間となっており、話数は作品によって差異はあるが、概ね48話前後である。メディアミックスが盛んに行なわれており、アニメを中心として映画、漫画、ゲーム、ミュージカル等に幅広く展開されている。また、劇中に登場するアイテムは、玩具として商品展開されている。「プリキュア」というタイトルの由来は、「プリティー(PRETTY = かわいい)」と「キュア(CURE = 癒す・治す)」という、女の子らしいイメージを合わせた造語であり、この名前に至るまでには相当の時間を要したという。15周年を記念したアニメ映画『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が、2018(平成30)年10月27日に公開された。登場するプリキュアの総数は55人に達し、「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」として、ギネス世界記録(イギリスの出版社、ギネスワールドレコーズが、地球上のあらゆる世界一を探求し、認定・登録してきた記録集)にも認定された。
かに看板の日。
大阪市中央区西心斎橋に本社を置く、かに料理店「かに道楽」を運営する企業、株式会社かに道楽が制定。1962(昭和37)年2月1日、「かに道楽」道頓堀本店の開店と共に、動く「かに看板」が誕生した。記念日の日付は、「かに看板」が誕生した日から。「かに道楽」と「かに看板」をより多くの人に知ってもらうことが目的。2022(令和4)年には、「かに道楽道頓堀本店」と「かに看板」は60周年を迎えている。開店当時は、かに料理そのものが一般に普及していなかったこと、「かに道楽」の知名度が低かったこと等から、かに料理店と分かるようにと、動く「かに看板」が作られた。現在の「かに看板」は三代目で、横8m、縦3.6mの巨大な動く「かに看板」を、道頓堀本店、中店、東店で見ることができる。「かに看板」は、大阪を代表する名物看板の1つとなっている。