2月1日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

フレイルの日。
東京都千代田区神田神保町に事務局を置く一般社団法人スマートウェルネスコミュニティ協議会(SWC協議会)、東京都文京区湯島に事務局を置く日本老年学会、東京都文京区湯島に事務局を置く一般社団法人日本老年医学会、東京都千代田区一ツ橋に事務局を置く日本サルコペニア・フレイル学会の4団体が共同で制定。フレイルとは、従来「虚弱」と呼ばれていたものを、身体の虚弱だけでなく、口腔、心、社会参加等それぞれに、また、複合的に生じる、要介護に向かう加齢変化を総合的に取纏める幅広い概念として、2014(平成26)年に提唱されたもの。記念日を通して、フレイルの概念、予防の重要性を多くの人に認識してもらい、健康長寿社会の実現を図ることが目的。日付は、2月1日を「201」として、「フ(2)レ(0)イ(1)ル」と読む語呂合わせから。
ケンハモ「メロディオン」の日。
静岡県浜松市中区領家に本社を置く、教育楽器、ハーモニカ、メロディオン、ハモンドオルガン等の製造と販売、普及活動を行なう楽器メーカー、株式会社鈴木楽器製作所が制定。1961(昭和36)年の誕生以来、長きに亘り、子どもから大人まで楽しめる楽器の鍵盤ハーモニカ(ケンハモ)「メロディオン」を愛してくれた人への感謝と、これからも多くの人に吹いて頂きたい、との思いが込められている。日付は、株式会社鈴木楽器製作所の設立年月の最初の日、1954(昭和29)年2月1日から。株式会社鈴木楽器製作所は,
「音楽の夢」を人々に届けるために、主に教育楽器の開発・製造等を行ないながら、生活の場に密着した音楽文化の普及活動にも力を注いでいる。また、自社のテーマである「創造する心」をモットーに、緻密な設計と繊細な技術で、確かなクオリティを目指している。日本国内は元より、世界各国の初等教育で、音楽教育に欠かせない楽器として多く愛用されている鍵盤ハーモニカ(ケンハモ)「メロディオン」の名称は、メロディーとアコーディオンを合成した造語である。ハーモニカと同じく、金属のフリーリード(枠の中で薄片が自由に振動するもの)を呼気で鳴らす鍵盤楽器、鍵盤ハーモニカ(ケンハモ)は、ピアノのような鍵盤が並んでいるが、ハーモニカの一種である。鍵盤楽器なので、初心者でも安定した音程を出すことができ、旋律も和音も演奏できる。また、吹奏楽器なので、息遣いを加減することで、メリハリのきいたダイナミックな音楽表現が可能である。
ゆでたまごの日。
神奈川県川崎市中原区中丸子に事務局を置く、「ゆでたまごで毎日をちょっと幸せに」をテーマに活動する一般社団法人、日本ゆでたまご協会が制定。日付は、「ニワトリ(2)、たまご(0)、ひとつ(1)で料理として成立つ」と読んで2月1日に。2月1日は、一般社団法人日本ゆでたまご協会の設立記念日(2019[平成31]年)でもある。ゆでたまごの素晴らしさをより多くの人に知ってもらい、楽しみながら健康に、幸せになってもらうことが目的。完全栄養食と言われる程、栄養が豊富な卵は、ゆでたまごにすることで味玉やサラダ等、様々な方法で美味しく食べることができる。一般社団法人日本ゆでたまご協会のWebサイトでは、美味しいゆでたまごの作り方や、味玉、ディップソース等のレシピを紹介している。また、一般社団法人日本ゆでたまご協会が共同開発した「ゆでたまごケース」も販売している。このケースは、茹でる・水を切る・保存する・持運ぶ、1つでこれら4役を担う。家ではもちろん、外出先でもゆでたまごを楽しめる。
プロ野球キャンプイン。
日本のプロ野球では、ペナントレース開始前の全球団が一斉に、2月1日からの約1ヶ月間、選手・監督・コーチが合宿して全体練習等を行なう「春季キャンプ」を実施する。日本のプロ野球のキャンプは、1934(昭和9)年に、翌年の大リーグ選抜チームとの対戦に備えて編成された全日本チーム(後の「大日本東京野球倶楽部」、現在の読売ジャイアンツ[読売巨人軍]の前身)が、10月15日より千葉県習志野市の谷津球場(1982[昭和57]年12月21日に閉園した遊園地、谷津遊園内に所在)で行なった合同練習が最初とされる。春期キャンプは、1946(昭和21)年に読売ジャイアンツ(読売巨人軍)が、愛媛県松山市にあった旧制松山高校(現:愛媛大学教育学部附属中学校)で、ペナントレースに向けて練習を行なったのが最初と言われる。現在では、毎年2月1日に開始して2月下旬、或いは、3月初め頃まで行なわれるのが一般的である。以前は、日本国外でキャンプを張るチームについては、特例的に1月下旬からキャンプを張ることもできたが、現在は、チーム練習や対外試合等は1月31日まで禁止されているため、チーム練習が解禁になるのが2月1日となる。なお、必ずしも、足並みを揃えて開始しなければならないことはないが、同日から12球団が一斉スタートするのが慣習になっている。春季キャンプでは、概ね4日から5日を1クール(3勤1休、4勤1休等で、休養日で区切られる練習期間の単位を"クール"と称する)としてスケジュールを組む。2月初旬は、主に基礎体力作りとしてランニングやストレッチ体操、キャッチボール、ノック等を中心に行ない、体をほぐす。2月中旬から下旬にかけて、いよいよ長距離のランニング、守備、投球、打撃のそれぞれでの実践カリキュラムを行ない、シートバッティングや紅白戦、他チームとの練習試合等も、この時期に行なわれる。そして、2月下旬からのオープン戦で、最終的にその成果を披露し、3月下旬の開幕戦に向けて、出場枠を争う形になっている。メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)の場合は日本とは異なり、2月中旬までの自主トレーニングの段階で体作りを完全に仕上げた上で、2月下旬前後に早速実践的な練習を始める。ただ、キャンプ地への集合は、日本のようにチーム一斉に行なうのではなく、投手陣と野手陣に分けて行なわれる。日本のプロ野球の春季キャンプ地は、かつては高知県や宮崎県等が多かったが、現在は殆どのチームが沖縄県、若しくは宮崎県に集中する傾向となっている。キャンプ地選びでは、冬の気象条件は特に重要であり、平均気温が15度以上で国内で一番温暖な沖縄県か、沖縄程は温暖ではないが、晴天日の多い宮崎県の2県に集中している。キャンプ期間中には練習だけでなく、移動中に即席サイン会を実施したり、キャンプ地の自治体に在住する市民との交流会や、少年野球教室等を開催したり、休養日になると、選手達がリフレッシュのために、市内観光やゴルフに出掛ける等、様々な行動を取るため、日頃はなかなかできない、貴重なふれあいの場ともされている。人気球団のキャンプ地は、関係者、マスコミ、ファンの宿泊や飲食、関連施設の修築等により、数十億円に上る経済効果をもたらすと計算されている。 
生活習慣病予防週間。
がん、高血圧、心臓病等は生活習慣との関連が深く、予防を重視していこうという目的で設けられた。1959(昭和34)年から厚生省(現在の厚生労働省の前身の1つ)が、成人病予防週間という名称で実施していたものを、1997(平成9)年から「成人病」を「生活習慣病」と呼称を変更したのに伴ない、週間名も変更した。「生活習慣病」は、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称である。日本では、かつて加齢によって発病すると考えられたために、「成人病」と呼ばれたが、生活習慣が深く関与していることが判明してきた。このため、予防できるという認識を醸成することを目的として呼び方が変わった。2011(平成23)年の厚生労働省の国民健康・栄養調査で、10年前と比べて日本人が魚や野菜を食べる量が減り、肉食が1割近く増えていることが分かった。厚生労働省は、「野菜の摂取量が少ないと生活習慣病の発症リスクが高まる」としている。
省資源・省エネルギー月間。
2月は暖房等、家庭のエネルギー消費がピークになる時期のため、1976(昭和51)年3月に経済企画庁(現在の内閣府の一部)と「資源とエネルギーを大切にする運動本部」(現在の省資源省エネルギー対策推進会議)が決定。1977(昭和52)年からキャンペーンを展開している。 
碧梧桐忌、寒明忌。
愛媛県松山市出身の俳人、河東碧梧桐の1937(昭和12)年の忌日。河東碧梧桐は、俳人・作家の高浜虚子と共に、明治時代を代表する文学者の1人で、俳句の世界に大きく貢献した俳人・歌人の正岡子規に入門、やがて高浜虚子と「子規門下の双璧」と謳われるが、後に守旧派として伝統的な五七五調を擁護する高浜虚子とは対立し、袂を分かつ。従来の五七五調の形に捉われない新傾向俳句や、更に進んだ、季題に捉われず、感情の自由な律動を表現することに重きが置かれる、自由律俳句へと移っていったが、高浜虚子のようにその門弟を広げることなく、俳壇を去った。著書には、『碧梧桐句集』や紀行文集『三千里』等がある。なお、寒が明けて「立春」となる頃で、「寒明忌」は「碧梧桐忌」の別称とされる。冬の寒が明け、河東碧梧桐の忌日が過ぎると、春は近い。