1月29日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1943年 - 第二次世界大戦・ソロモン諸島の戦い: レンネル島沖海戦が始まる。 
1944年 - 現在も発行されている総合雑誌『中央公論』と、社会主義的な評論を多く掲げた総合雑誌『改造』(1955年に廃刊)の編集者が検挙され、横浜事件(雑誌に掲載された論文がきっかけとなり、編集者、新聞記者ら約60名が逮捕された事件)の発端となる。
1946年 - 連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が、琉球列島や小笠原諸島等に対する日本の行政権を停止する。 
1951年 - 徳島県鳴門市桑島海岸(現在の徳島県鳴門市撫養町大桑島)で、サルベージ会社が徳島県内の海底から引揚げた旧軍の魚雷、砲爆弾、1トン爆弾等を解体していたところ、処理に失敗して爆発が発生する。危険を感じて退避を呼掛けてから、爆発まで若干のタイムラグがあり、奇跡的に死者は出なかったが、作業員ら100余名が重軽傷を負う。周辺の被害は、家屋全壊20戸、半壊100戸等で、機帆船が沈没する。
1957年 - 日本の第一次南極地域観測隊(南極予備観測隊)が、南極大陸のリュツォ・ホルム湾東岸にある島、オングル島を構成する島の1つである東オングル島に上陸し、昭和基地と命名する。基地は、2月1日から建設が始まっている。 
1960年 - 石油や天然ガスの開発事業を主業務としていた日本の企業、アラビア石油が、中東・アラビア半島最北東部にあるクウェート沖のカフジ油田を掘り当てる(第二次世界大戦後初の海外に於ける油田開発)。石油メジャー(資本力と政治力で石油の探鉱[採掘]、生産、輸送、精製、販売までの全段階を垂直統合で行ない、シェアの大部分を寡占する石油系巨大企業複合体)に拠らない「日の丸油田」として知られ、日本の海外での自主開発原油の第1号としても知られるカフジ油田は、約40年間操業を行なっていたが、アラビア石油の採掘権は2000年に期限が切れ、延長できずに終わる。2008年1月4日、技術サービス契約も失効し、日本企業は完全に撤退し、現在は、サウジアラビア王国の国営石油会社で、保有原油埋蔵量、原油生産量、原油輸出量は世界最大となるサウジアラムコの関連会社が石油採掘を行なっている。 
1964年 - インスブルックオリンピック(第9回オリンピック冬季競技大会)開催。2月9日まで。開催都市は、オーストリア西部にある風光明媚なリゾート地、インスブルック。36ヶ国から 1,000名以上の選手が参加する。周到に準備されたインスブルックオリンピックは人気を博し,観客数が初めて100万名を突破し、世界で10億以上の人がテレビ観戦する。また、オリンピックで初めてコンピュータが活用され、正確な記録管理や円滑な大会運営に役立てられている。この大会から、聖火は夏季大会と同じく、ギリシャ南部の古代オリンピックが行なわれた地、オリュンピアで採火されることになり、インスブルックへとリレーで運ばれている。暖冬による雪不足に悩まされたが、軍が約25,000tもの雪をスキー会場に運び込む等して解決する。スキーのジャンプでは、新しく90m級のラージヒルが行なわれ、ボブスレーが復活し、新たにリュージュが競技種目に加わっている。女子スピードスケートでは、ソビエト連邦のリディア・スコブリコーワが、出場4種目全てで金メダルを獲得する。2人乗りボブスレーで、イタリアのエウジェニオ・モンティは、そりが壊れたイギリスチームに部品を貸し与え、その結果、イギリスチームが優勝する。エウジェニオ・モンティの行為は称えられ、初のフェアプレー賞が与えられている。日本からは、4競技に48名の選手が参加する。 
1967年 - 第31回衆議院議員総選挙。前年より日本政界を揺るがしていた一連の黒い霧事件(自由民主党[自民党]を中心に相次いで発覚した不祥事)を受け、政界刷新を求める世論の声の高まりに、内閣総理大臣の佐藤栄作が政権の求心力回復を期し、局面の転換を図るべく衆議院解散に打って出たもので、この選挙の結果、与党の自由民主党(自民党)が議席を減らしながらも安定多数を維持。予想外の微減に留まり、佐藤栄作は勝利を宣言する。しかし、初めて公認候補の得票率が5割を切り、公明党が衆議院に初進出し、早くも25議席を獲得する等、多党化が進み始める。 
1968年 - 東京大学医学部自治会がインターン制度(臨床実地研修制度)の運用と「医師法(昭和23年7月30日法律第201号)」改正を巡って無期限ストを開始(主に、学部生・大学院生と当局の間で、医学部処分問題や大学運営の民主化等の課題を巡り争われた東大紛争の発端)。 
1979年 - アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州サンディエゴの小学校で16歳の女性が銃を乱射。2名が死亡し、9名が負傷する。 
1989年 - 中央ヨーロッパに位置するハンガリーが、東側諸国では初めて、韓国と国交を樹立する。 
1994年 - 有権者が1人2票を持ち、総定数の一定部分を小選挙区で、残りを比例代表区で別々に選挙する制度、小選挙区比例代表並立制の導入と、国民から納付された税金が、議員数に応じて各政党へ分配される仕組みで、政党の活動を助成する目的で国庫から交付される資金、政党交付金の導入を柱とする、政治改革のための政治改革四法が成立する。政治改革四法とは、「公職選挙法等の一部を改正する法律(平成6年6月29日法律第100号)」「衆議院議員選挙区画定審議会設置法(平成6年2月4日法律第3号)」「政治資金規正法の一部を改正する法律(平成6年2月4日法律第4号)」「政党助成法(平成6年2月4日法律第5号)」の総称である。 
1996年 - フランス大統領ジャック・シラクが、フランスの核実験の無期限中止を発表。 
1999年 - 島根県浜田市を皮切りに、地域振興券の交付を開始。地域振興券は、財源を国が全額補助することで日本全国の市区町村が発行し、一定の条件を満たした国民に額面1,000円の地域振興券を1人20枚ずつの1人2万円分、総額6,194億円を贈与という形で交付したものである。交付開始日から6ヶ月間有効で、原則として、発行元の市区町村内のみで使用でき、釣り銭を出すことが禁止され、額面以上の買い物をすることを推奨する。交付対象者を、若い親の層や所得の低い高齢者層等に限定した理由として、これらの層は、比較的可処分所得が低いことから、地域振興券を交付することによる消費喚起の効果が大きい、と考えられたことが挙げられている。但し、実際には、間接的に貯蓄に回ったため、必ずしも意図通りの結果とはならなかった、とされる。 
2002年 - アメリカ合衆国大統領ジョージ・ウォーカー・ブッシュが一般教書演説で、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)・イラク・イランを「悪の枢軸」と名指し発言。 
2003年 - 2場所連続優勝した大関の朝青龍明徳が、モンゴル人では初、外国人では3人目となる横綱(第68代)に昇進。朝青龍明徳の四股名は、高校在学時に世話になったという、高知県土佐市の青龍寺に由来して名付けられ、「明徳」という名は、出身校の明徳義塾高等学校に因んで名付けられる。横綱在位42場所、年間最多勝5回、幕内最高優勝25回、史上最長タイの7連覇達成、2場所連続の全勝幕内最高優勝達成等の記録から、「平成の大横綱」の1人と呼ばれているが、不祥事が続いたことでの引退のため、異論を唱える者もいる。 
2005年 - 愛知県常滑市の常滑駅と中部国際空港駅とを結ぶ名古屋鉄道(名鉄)の名鉄空港線が、一般旅客向け営業を開始する。それに伴ない、名古屋鉄道(名鉄)で第二次世界大戦後初の、大規模な白紙ダイヤ改正が行なわれる。
2011年 - AFCアジアカップ2011(第15回AFCアジアカップ)決勝戦。延長戦の末、1-0で日本がオーストラリアを下し、2大会振り4回目の優勝を果たす。 
2014年 - 日本の自然科学系総合研究所、理化学研究所等の日米共同研究チームが、新たな万能細胞である「刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)」の生成に成功したと発表する。しかし、同年7月2日に著者らは、イギリスの世界的な学術雑誌『ネイチャー』に掲載された、2本の論文を撤回する。理化学研究所は、同年12月19日に「STAP現象の確認に至らなかった」と報告している。