1月11日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

マカロニサラダの日。
マヨネーズ等の調味料を主力としている食品メーカー、キユーピー株式会社、キユーピー株式会社の源流企業で、母体でもある食料品販売会社、株式会社中島董商店、缶詰・ジャム類等を主力としている食品メーカー、アヲハタ株式会社が形成している企業グループ、「キユーピー・アヲハタグループ」に属する、東京都調布市仙川町に本社を置く、サラダ、総菜、麺とパスタ、デザート等の食品を製造販売する企業、デリア食品株式会社が、2017(平成29)年に制定。幅広い世代に愛されている「マカロニサラダ」の魅力を、さらに多くに人に知ってもらい、「マカロニサラダ」を日本の食卓に定着させることが目的。日付は、「マカロニサラダ」の主材料であるマカロニの形が、数字の「1」に似ていることから、「1」が「サ・ラ・ダ」と3つ並ぶ1月11日に。マカロニサラダは、茹でたマカロニを用いたサラダである。パスタサラダの一種で、通常はマヨネーズで和え、冷たくして食べる。ポテトサラダ等と同様に、付合わせ等に用いることが多い。国や地域による差はあり、アメリカ合衆国では概ね、おろしたニンジンや細かく刻んだ生のタマネギ、セロリ等と合わせ、塩と胡椒で味付けされる。バーベキュー等の付合せやアントレ(魚料理と焼肉料理の間に供される料理)として提供される。日本では、ゆで卵、短冊切りのハム、薄切りのキュウリ、ニンジン、キャベツ、リンゴ、缶詰のウンシュウミカン等を混ぜて供する。スーパーマーケット等で売られる惣菜では、マヨネーズ以外に、コクを出すためにサラダ油を加えることが多い。塩を中心とした単純な味付けであり、コショウのみで香味を出すため、古朴な(飾りけのない)味である。そのため、好みにより、ウスターソースやしょうゆ等をかけて食べる。太平洋中央部の洋上に位置するハワイでは、マカロニサラダは「マックサラダ」と呼ばれ、プレートランチにしばしば付合せられる。なお、マカロニではなく、フジッリ(小さく厚いらせん状のパスタで、日本ではカールマカロニ等ともいう)等、他のショートパスタもサラダに用いることがある。オーストラリアでは、コンキリエ(「貝殻」を意味し、パスタの形状の中で、貝殻の形をしたもの)で作られるパスタサラダが一般的なものとなっている。日本では、イタリア料理で使われる麺類、パスタの1つであるマカロニは、短い穴の開いた棒状や貝殻状のもの、意匠を凝らしたもの等の総称で指すのに対し、イタリア語の「マッケローニ」は、主に穴の開いた棒状のものを指し、普通は、茹でる際に適当な長さに折って用いる。英語では、穴の開いた棒状の短いパスタのみを意味するが、英語圏の中でも、アメリカ合衆国北東部にあるニューヨーク州ニューヨークや、ペンシルベニア州フィラデルフィア周辺のイタリア系アメリカ人は、パスタ全般を指す言葉として使っている。1292(正応5)年、ヴェネツィア共和国(現在の東北イタリアのヴェネツィアを本拠とした国家)の商人で冒険家のマルコ・ポーロが、中国からイタリアのヴェネツィアに持帰ったという伝説があるが、歴史的な定説とはなっていない。ただ、16世紀頃には存在していたことは明らかである。日本には明治時代までに紹介されており、1872(明治5)年に出版された日本で最初の西洋料理解説書『西洋料理指南』は、竹管の如き「温純」(饂飩)として、長いマッケローニを紹介している。1883(明治16)年、フランス人宣教師のマルク・マリー・ド・ロが長崎市に日本初の工場を作り、製造を始めている。困窮を極める村人達を救うため 、マルク・マリー・ド・ロが私財を投じて設立した明治初期の授産・福祉施設である旧出津救助院は、授産場として建設されたが、女性の自立支援のための作業場もなり、織物、縫物、素麺等の食品加工等を行なった施設の中に、マカロニ製造を目的とした建物があった。旧出津救助院は、2003(平成15)年12月25日に、国指定の重要文化財に指定されている。16世紀から17世紀にかけて、イタリア語にラテン語ラテン語(ギリシャ語と並んで西欧の古典語で、古代ローマ帝国の公用語であり、中世から近代の初めに至るまで、カトリック教会を中心とする全ヨーロッパの知識層の、言わば共通の文語として用いられた)のような語尾を付けて、風刺に使うのが流行したことがあり、これをマカロニ・ラテン語と呼んだ。転じて、異なる言語をごちゃ混ぜにして書いたり喋ったりすることをマカロニックと呼ぶ。18世紀のイギリスでは、イタリアで最先端の流行に触れ、それを持帰って広めた者や、最先端の流行に対して「マカロニ」という言葉が使われた。また、大変奇抜なファッションに身を包み、奇抜な言葉遣いをする男性も「マカロニ」と呼ばれた。イギリス本国(グレートブリテン王国)とアメリカ東部沿岸のイギリス領の13植民地との戦争、アメリカ独立戦争の頃に、アメリカで流行した愛国歌『ヤンキードゥードゥル』の1節に『Stuck a feather in his cap/and called it macaroni』(彼は帽子に羽を挿し、マカロニと呼んだ)とあるのは、「田舎者の植民地人は、帽子に羽を挿しただけで斬新でマカロニ的と考えるだろう」と、イギリス人から見たアメリカ植民地人の垢抜けなさを揶揄したものである。南アメリカ大陸の南東の南極海(南極大陸の回りを囲む、南緯60度以南の海域)周辺に生息する、目の上に生えたオレンジ色の羽が特徴のペンギンの一種、マカロニペンギン(体長は約70cm程度、体重は約5kgから約6kg程度)の標準和名もこのマカロニに因む。20世紀の中頃にイタリアで作られた西部劇を、日本ではマカロニ・ウェスタンと呼ぶ。イギリスやフランス、イタリア、アメリカ等では「スパゲッティ・ウェスタン」と呼んでいるが、約32年に亘ってテレビ朝日系列のテレビ映画番組『日曜洋画劇場』の解説を務め、「ヨドチョーさん」「ヨドさん」と呼ばれ、独特の語り口から「サヨナラおじさん」とも呼ばれた、雑誌編集者・映画解説者・映画評論家の淀川長治が、「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで「マカロニ・ウェスタン」と改名した。
アスパラガスビスケットの日。
東京都中央区日本橋浜町に本社を置き、ビスケット、クッキー、チョコレート菓子等の製造販売を行なう企業、株式会社ギンビスが制定。1968(昭和43)年10月に発売され、2018(平成30)年に発売50周年を迎えた、株式会社ギンビスのロングセラー商品「アスパラガスビスケット」。世代を超えて愛され続けてきた「アスパラガスビスケット」を、さまざまな年代の家族が集まる年始に食べてもらいたい、との願いが込められている。日付は、「アスパラガスビスケット」の棒状の形を思い起こす1月11日に。1975(昭和50)年にモンドセレクション(ベルギー連邦公共サービスより指導、及び監査を受け、食品、飲料、化粧品、ダイエット、健康を中心とした製品の技術的水準を審査するベルギーの民間団体、モンドセレクションより与えられる認証)金賞を受賞した「アスパラガスビスケット」は、野菜のアスパラガスの茎を模した、スティックタイプのビスケットで、当初は、菓子店店頭で量り売りされていた。黒ごまの風味が香ばしい、カリっとした食感である。また、塩味が効いて、おやつとしてだけでなく、軽食やおつまみにもなる。カルシウムと食物繊維を配合し、健康に配慮している。ミニサイズの「ミニアスパラガス」や「ミニアスパラガス バタートースト味」、期間限定の「ミニアスパラガスチョコ」等の商品もある。