12月25日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1964年 - 日本初の交直両用(直流電化区間と交流電化区間の双方を走行できる構造を持つもの)特急型電車の国鉄(日本国有鉄道、現在のJRグループ)481系電車がデビュー。また、481系電車を使用して、特急列車「雷鳥」と「しらさぎ」がデビューする。鉄道の電化は、地域毎の事情や電化した事業者によって、直流電化されている区間と交流電化されている区間があり、それぞれの方式に対応した車両が必要となる。交直両用電車では、車両を直流と交流の双方に対応させ、運転士がスイッチを切替えるだけで、直流電化区間と交流電化区間を直通することができる。1950年代半ば以降、国鉄は地方線区の電化では、地上設備の低廉性等から交流電化を推進し、各地に直流電化方式との接続点となるデッドセクション(架線に給電されていない区間)が生じた上、特急列車の運転区間が地方線区に拡大され、異電源方式区間への直通運転要求に応えるために製造されたのが、交流60Hz対応の481系電車を始めとする485系電車で、交流の周波数が50・60Hz両対応となった485系電車が1968年から製造され、同系列の統一形式名となっている。481系電車は、北陸特急「雷鳥」「しらさぎ」用として登場し、485系電車となり、さらに、東北方面や山陽方面に進出、「つばめ」「はつかり」「つばさ」「白鳥」等に充当される。その後は新幹線の開業により、短距離・短編成の特急を多く生み出し、民営化に至っている。そして、運用の減少・老朽化・後継系列の置換えにより廃車が進行し、2017年3月3日に定期運用が終了する。
1964年 - 立山黒部貫光が設立される。立山黒部貫光は、富山県中新川郡立山町の立山駅(富山地方鉄道)と、長野県大町市の扇沢駅(関電トンネルトロリーバス)とを結ぶ交通路であり、国際的にも大規模な山岳観光ルートである立山黒部アルペンルートの内、富山県の黒部湖駅から立山駅までのケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバス、及びバス(立山高原バス、称名滝探勝バス等)を運行している企業で、富山県、立山開発鉄道(立山黒部貫光の前身企業)、北陸電力、関西電力等の出資により設立されたが、「第三セクター」扱いされない民間企業である。立山黒部貫光、立山貫光ターミナル、立山黒部サービスのいわゆる立山3社の窓口的な役割も果たしている。社名の「貫光」は、初代社長である、富山地方鉄道(富山市と富山県東部を基盤とする中規模私鉄)の経営者、佐伯宗義の命名によるもので、「貫」は時間、「光」は宇宙空間を意味すると共に、立山連峰を「貫く」という意味を持たせた造語であるが、同音の「観光」と誤記されることもある。立山黒部アルペンルートは、最大高低差が1,975mあり、多くの景勝地を通る。途中駅には宿泊施設もあり、登山、散策、トレッキング、その他の観光コースの基点にもなっている。 
1971年 - 長崎県北松浦郡佐々町の佐々駅から長崎県北松浦郡小佐々町(現:長崎県佐世保市)の臼ノ浦駅までを結んでいた国鉄(日本国有鉄道、現在のJR九州[九州旅客鉄道])臼ノ浦線(路線総延長3.8km)がこの日の運行限りで廃止。 
1971年 - 長崎県北松浦郡吉井町(現:佐世保市)の肥前吉井駅(現:吉井駅)から同県北松浦郡世知原町(現:長崎県佐世保市)の世知原駅までを結んでいた国鉄(日本国有鉄道、現在のJR九州[九州旅客鉄道])世知原線(路線距離6.7km)がこの日の運行限りで廃止。
1971年 - 大然閣ホテル大火災事故。韓国の首都ソウルにあるホテルで火災が起き、163名が死亡する。21階建ての高級ホテル、大然閣の2階から出火、全館が猛火に包まれ、このホテルに入った日本人宿泊客10名を含む163名が死亡するという韓国ホテル火災史上、最悪の惨事となる。出動した消防車の放水は4階までしか届かず、約13時間に亘って燃え続ける。出火原因は不明とされていたが、後に、1階でLPガスが爆発したことが原因、と判明する。 
1975年 - 歌手・作詞家・作曲家、子門真人が歌う童謡『およげ!たいやきくん』が発売され、空前のヒットになる。『およげ!たいやきくん』の実質的に500万枚以上とも言われるレコード・CDの売上げは、日本におけるシングル盤の売上記録としては、未だに破られていない。 
1977年 - イスラエル首相メナヘム・ベギンとエジプト大統領アンワル・アッ=サーダートが会談。 
1988年 - フジテレビジョン(フジテレビ)の開局30周年を記念して行なわれた、ヨーロッパを走行するオリエント急行を日本まで走らせるという企画内容のイベント『オリエント・エクスプレス '88』が、大阪駅発上野駅行きの列車で、日本国内での営業運行を終える。
1989年 - ルーマニア革命: 東ヨーロッパに位置するルーマニアの前大統領ニコラエ・チャウシャスクとその妻が、救国戦線による軍事裁判で死刑を宣告され、その場で処刑される。 
1990年 - 初の「World Wide Web」のシステムが稼動。「World Wide Web」は、インターネットでホームページの機能を提供するための、その元になる技術や仕組みで、「W3(ダブリュー スリー)」、或るいは、単に「Web(ウェブ)」とも呼ばれる。インターネットは、コンピュータネットワーク自体を指す言葉であり、「World Wide Web」とは、その応用技術の1つである。 
1991年 - ソビエト連邦崩壊: ソビエト連邦大統領ミハイル・ゴルバチョフが、ソビエト連邦の終焉と辞任を表明。 
2001年 - 第1回『M-1グランプリ』決勝戦開催。中川家が初代王者となる。日本一の若手漫才師を決める大会『M-1グランプリ』は、結成から10年以内の若手漫才師を対象とした、漫才のコンテストである。第10回(2010年)で終了したが、2015年に復活し、出場資格が、結成から15年以内に拡大されている。「M-1」という大会名は、打撃系格闘技イベント「K-1」が由来で、『M-1グランプリ』をきっかけにブレイクしたコンビも多い。
2003年 - 欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機「マーズ・エクスプレス」が、太陽系第四惑星、火星の軌道に投入される。同日、「マーズ・エクスプレス」から分離された着陸船「ビーグル2」の火星表面への着陸が行なわれたが、通信は途絶する。 
2004年 - 欧州宇宙機関(ESA)の土星探査機「カッシーニ」から小型探査機「ホイヘンス・プローブ」が分離され、太陽系第六惑星、土星の第6衛星タイタンに着陸する。 
2005年 - JR羽越本線脱線事故。山形県東田川郡庄内町榎木のJR東日本(東日本旅客鉄道)羽越本線北余目駅 - 砂越駅間の第2最上川橋梁付近で、秋田発新潟行きの上り特急「いなほ14号」(6両編成)が、橋梁通過直後に最も軽量であった2両目から脱線を始めて、最終的に全車両が脱線、その内3両が転覆し、先頭車両が線路脇の養豚場の堆肥舎に激突し大破する。脱線時の運行速度は、運転士の証言等から、およそ時速100kmと見られている。先頭車両に乗っていた5名が死亡、33名が重軽傷を負う。当時、事故現場周辺では、北海道の西の海上にある低気圧から伸びる寒冷前線が通過中で、大気の状態が非常に不安定となっており、突風の発生し易い気象条件となっていたが、風速計等、従来の観測機器だけでは、こうした局地的な突風を捉えることは難しいことから、この事故を受け、突風検知向上のためのドップラーレーダーが現地に設置されると共に、防風柵の増設や運転規制の強化等の対策が図られている。
2009年 - デルタ航空機爆破テロ未遂事件。乗客278名、乗員11名の計289名を乗せて、オランダ西部にあるアムステルダムからアメリカ合衆国中西部、ミシガン州デトロイトに向かっていたノースウエスト航空(デルタ航空の子会社)253便エアバス330型機の機内で、ナイジェリア国籍の男が隠し持っていた爆発物を爆破させようとして未遂に終わる。火を付けた男を含め、数名が軽傷を負う。なお、当該機は、デルタ航空が経営統合した、子会社であるノースウエスト航空の機材・便名による運行であったため、ノースウェスト航空機爆破未遂事件等とも呼ばれる。 
2016年 - 1967年から放送されていたテレビ東京の医療情報番組『話題の医学』が放送を終了し、49年半以上に及ぶ歴史に幕を下ろす。関東ローカルで放送されていた番組『話題の医学』は、現在の医療等をその道の権威が解説するものであった上、基本的には医師等の医療従事者向けであったが、医療に関心の高い人にも理解できるようにされ、テレビ東京の番組では、最も放送期間が長いものとなっている。