『シャトー・ラ・ビアンフザンス詳解』

　シャトー・ラ・ビアンフザンス　

　　　　　Chateau　La Bienfaisance 　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　AOC Saint Emilion Grand Cru

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Commune Saint Christophe des Bardes

　ラ・ビアンフザンス・ド・シャトー・サンクス　

　　　　　La Bienfaisance de Chateau Sanctus 　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　AOC Saint Emilion Grand Cru

セカンド　　　　　　　ヴィユー・シャトー・ベムートン　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　 Vieux Chateau Peymouton　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　年間生産量　２．５万本

畑　面　積　　　　１０ha
年間生産量　　　６万本

オーナー　　　　　　SAシャトー・ラ・ビアンフザンス

　　　　　　　　　　　　　　デュヴァル・フルーリー Duval Fleury　et コルノー家　Corneau families　

　　　　　　　　　　　　　　１９９０年取得

作付割合　　　　　　メルロー８５％　カベフラ１５％　

平均樹齢　　　　　　３２年

植栽密度　　　　５，５００本/ha

収　　　量　　　　４０hl/ha

収　　　穫　　　　　　手摘み

発酵・マセレーション　３０日間

新　樽　率　　　　　３０％、樽内マロラクティック醗酵。

樽　熟　成　　　　　１５ケ月～１８ケ月、細かい澱に触れたまま

コラージュ　　　　す　る。

濾　　　過　　　　　しない。

アッサンブラージュ

　　２００９年　メルロー６５％　カベフラ３５％

　　２０１１年　メルロー７５％　カベフラ２５％　

飲み頃が続く期間/　収穫後５年～１５年

２０００年　PP９０

２００１年　PP８７

２００３年　PP９０

２００４年　PP８９

○　２００５年　PP９０　eRobert Parker com June 2015

　２００５年のLa Bienfaisanceは、ブラックカラントとブラックチェリーフルーツの豊富な豊富な濃縮ワインで、素朴さと微妙な背景オークです。それは、フルボディ、熟した、そして非常によく進歩的で、現代的なサン・エミリオン様式で作られた媒体である。‎ 　予想される飲み頃　現在から２０２５年　

○　２００６年　PP８５　Wine Advocate February 2009

　‎見事な２００５年のラ・ビエンファイスに続いて、２００６年は失望です。それは、硬く、角張った性格、厳格なタンニン、そして巨大な構造のバランスを取るのに十分な濃縮果物を持つスパイシーで素朴な努力です。乾燥の候補です。‎

２００８年　PP９０～９２

２００９年　PP９０

２０１１年　PP８７～８９

　　価　格　

　２００１年　£２１　　　

　２００５年　£２４　　

　２００６年　£１７　　　　

　２００８年　£１５　　　

　２００９年　£２８　　　

　　　　　　　WINE SEARCHER　２０２１．６．１９記

　一般的な評価　ボルドー第４版

　最新式の醸造設備の恩恵を受けているにも拘らず、私は殆どのヴィンテージにおいて、ここのワインには感動を覚えなかった。しかし、同じ所有者が生産しているスペシャル・キュヴェ、サンクテュスが(ワイン造りの権威、ステファヌ・ドルノンクールの貴重な助言を得て)ここ２年の間目を見張るほど良くなったことを考えると、このシャトーも見守るだけの価値があると思われる。

　　　　　
　　　セカンド、ヴィユー・シャトー・ベムートン　　　

Chateau　La Bienfaisance の特定区画から　Chateau Sanctus　が造られていたのですが、　Chateau Sanctus のセカンドとして La Bienfaisance de Chateau Sanctus がリリースされているとの記事が見受けられます。名称から正しいように感じています。　　