先日の記事の補足です。
スピリチュアルの世界は特定の人やセッション、講座等をネガティブに決めつけて他者に危険というニュアンスで伝えるということは横行しているということについて、先日の記事で考察しました。
これも、自由といえば自由なのですが、特にヒーラーや占い師、セラピストをしている方は気を付けないといけないことでもあるということを、今回は書いてみます。
職業としてしていない、お客側だけの立場の方も同様です。
今の時代はもう、ネットなどで好き放題に書いていい時代ではないです。
ネット上の誹謗中傷も、昔より厳しくなってきています。
仮に、リーディングやチャネリングで感じた情報だとしても、特定の誰かを危険などネガティブに発信すれば。
侮辱罪や営業妨害にあたる可能性も十分あります。
ヒーラーや占い師の方は特に気を付けないといけないのは、個人セッションにおいて特定の誰かの名前や特定のサービス名を出すことです。
例えば「〇〇さんが貴方に呪いをかけています」「〇〇さんが貴方と彼の縁切りをしました」のような伝え方です。
リーディングやチャネリング、占い結果というのは断定された情報ではないことを念頭に置く必要があります。
あくまで可能性でしかなく確定や断定された100%の情報ではないです。
それなのに特定の人を出して、その人を貶めかねないことを例え個人セッションの中で伝えたとしても。
侮辱罪にあたらないという保障はないです。
可能性としては低いでしょうが、今は昔とは違うということを頭に入れておく方が無難です。
メールやLINEはもちろんのこと、対面セッションであっても録音されている可能性も0ではないです。
「自分のリーディングや占いに絶対の自信がある!絶対正しい!」
と思っているかもしれないですが、その考え方こそ慢心が出て足をすくわれやすいです。
ネガティブな結果を伝える場合は特定の人やサービス名を出さず、「特定できませんがこういう影響があるようです」という風に伝える方がいいかもしれません。
お客側として誰なのか知りたいという心理があるかもしれないですが、特定されてしまうと余計にフォーカスしてしまったり余計な恨みになりやすいという面もあります。
どうしても特定する形で伝えないといけない場合も「可能性があります」など、あくまでリーディングやチャネリング、占いは断定されてなく可能性でしかないという伝え方がおすすめです。
ヒーラーや占い師の言葉はお客にとって強いです。
「〇〇さんが貴方を呪っている」など、特定の名前を出し事実のように伝えれば恐れを増幅させてしまいかねないです。
断定的にはっきり伝える方が自信がある感じはするのでしょうが、可能性でしかない情報です。
そしてお客側も鵜呑みせず、可能性の一つだと受け取った方がいいかと思われます。