誰かに意見や正論を言って正当化したくなるのはなぜか
今回は「ジャッジ」「正論を言われて否定される」に関する内容について書いてみます。
スピリチュアルの世界でもジャッジは手放した方がいいと推奨されることが多いです。
他人が自分と違う考えや価値観だった時に、意見をして正当化したくなる心理というのが人にはあります。
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相手に意見し、自分の意見を押し付け、相手が受け入れれば自分の意見は正しいと感じることができます。
また、相手のある一部(行動なども含む)を否定や批判することで、「私はこの人とは違う」と思え、心の均衡が保てます。
その一部は、自分が巧みに隠している自分の一部でもあります。それを他人の中に見たとき、人は自己を投影し、ネガティブな感情反応が出ます。
例えば、攻撃したい気持ち、否定、批判、抵抗、拒絶、嫌悪などです。
本当は自分の隠してる一部に、拒否反応が出てるのですが、自我はそれを認めることがなかなかできないので(自分で自分を嫌ってる部分なので)、相手の問題と思い込もうとします。
相手に指摘や意見し、相手の問題と思わせることで、それは相手の問題とすることができます。
自分の問題じゃないという自己正当化を得るために、相手の気になってしまう一部を批判や否定意見するというわけです。
そして意見する本人も、相手の問題だと思い込んでいます。
自己正当化や投影にはなかなか気付けません。
気になるから、相手に意見したくなるのです。
自分の内側の何かが反応してるということです。