最近流行っている言葉に「親ガチャ」という言葉があるそうです。
親ガチャとは、子供は親を選べず、ガチャを引くようにどの親に生まれるかは運に任せるしかないという意味合いのようです。
くじにも似てますね。
親により当たり外れがあり、恵まれた親に生まれるか恵まれない親に生まれるかは運次第。
恵まれた親に生まれれば、境遇や能力や容姿などに恵まれて人生が有利になりやすい。
そんな意味合いもあるようです。
この「親ガチャ」についてスピリチュアル観点から見てみようと思います。
※人や団体により考え方や情報は異なります。全てのスピリチュアル観点に当てはまるわけではないです。
親は選んで生まれている
まず最初に結論を書くと
「親ガチャ」はない
となります。
あくまでスピリチュアル観点からの考えや情報になりますが、どの親に生まれるかは運次第ではない、となります。
スピリチュアル観点では、「生まれる前に自分で親を選んでいる」
となります。
生まれる前に、どの親から生まれるか決めてきた記憶を持つ子供たちも存在するそうです。
「かみさまとのやくそく」などが有名です。
「かみさまは小学5年生」の著者、すみれちゃんもそのことを言ってますね。
スピリチュアルの考え方では、どの親に生まれるかは運任せではないです。
生まれる前に自分が決めて、自分が設定しています。
スピリチュアル観点で多く、わりとスタンダードな考え方としては
この世に生まれる前は、私たちは霊界(または幽界)にいるといわれています。
亡くなった後に行く場所も霊界か幽界です。
この世に生まれると決めた魂は、その人生においてやり遂げたいこと、課題などを決めます。
この時、ガイドや守護霊もしくは先生的役割のスピリットからアドバイスを受け、設定を決めているそうです。
前の人生(過去世)での過ごし方など考慮し、やり遂げられなかったこと、後悔、犯した罪の罪悪感(カルマ)の清算、今回体験したいことや学びたいことなどを決めて、設定を決めているそうです。
この時におおまかな人生の流れや重要イベント、いわゆる運命やブループリントと呼ばれるものを設定します。
ちなみにこれはいくつかルートを用意していて、どのルートを選ぶかは今世の自分の生き方次第です。
自分次第で決めてきたルート以外を創ることも可能です。
そして、どの親から生まれるかも決めています。
自分がその人生でやりたいこと、課題などから、適した親を選ぶようです。
例えば、前の人生で傲慢でいろいろな人に迷惑をかけ、身勝手に傷つけてきたとして。
その人生で他者を思いやることを学べなかったので、次の人生は傷つけてきた人たちの気持ちを知って他者を思いやり、他者と優しさを共有する学びをしたいと決めます。
そのため、人間性が未熟で虐待する親を選び、自分が被害者の立場になって痛みを知り、親を反面教師にして自分は他者を思いやることを決意することができます。
ただ、生まれる前に設定してきたことは、生まれると忘れてしまいます。
だからわからないし、親ガチャという考え方も出てくるのでしょう。
この世にいる私たちにはなかなか理解が難しいところもあるかもしれませんが、魂は望んでいたりします。
不遇だからでも不運だからでも、不公平でもないです。
過去世で縁があった人が親になることもある?
親は、生まれる前に魂が決めていますが、親と過去世で縁があった場合も多いようです。
過去世でも親子関係とは限らず、友人や知人、仲間なども多いです。
また、今世でのその親との学びや課題も少なくないです。