お盆の時期に合わせて(?)、これまで経験した色々なエピソードを記事にしています。


今回は私が教えを受けたある先生のお宅でのことです。


U先生は整体の専門家で、私のところでやっている古伝の言霊瞑想を考案した方です。
(何度も記事にしていますが、普通の現代語、和語では言霊の内氣はあまり発動しにくいという側面があります。言霊は本当に奥が深いです)


整体というと方がツラいとか腰痛が~などを創造するかもしれませんが、U先生はカウンセリング・セッション・セラピーとして心の在り方が身に浮き出るものに焦点を当てて、総体、全体性を整えることによって人間性全体を整える、といった方向性を持っています。


ただ肩こりや病気・ケガを治癒しても根っこの方では問題は残っていますし、身と心と生活、生き方・在り方・・・が整わない限りは、再び「自ら」問題を再生産してしまいます。


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さて、もう何年も前ですが、先生のご自宅へ遊びに行ったことがあります。


とある駅から歩いて十数分の、普通の一軒家です。


玄関を上がり、客間で待ちました。


お茶を淹れてくださったので少し口をつけ、先生とおしゃべりをしていると、廊下側のふすまのすぐ裏から、
「いらっしゃーい、○△□・・・」
と明るい声(おそらく女性)がかかりました。


最後の方はちょっと聞き取れませんでした。


ごゆっくり・・・のような感じだったと思います。


先生のご家族でしょう。


すぐ奥の方へ行ってしまったようなので、私は少し腰を浮かせ、
「ありがとうございます!おじゃましてます!」
と挨拶をしました。


ソファーに座ると、先生はポカンとしています。


話の途中でしたので、私は話の内容がすっぽり抜けてしまったかと思いました。


「あ、すみません!何のお話でしたっけ」
というと、先生は
「いや、なにをいきなり言い出すのかと思ってね」
と言います。


「え?あ、多分ご家族の方がそこにいらっしゃって・・・、いらっしゃいと・・??」


「いや、今日は誰もいないよ。きょうだいも夕方まで帰ってこないし」


「??、そうですか?じゃあ帰ってきたんでしょうか?確かに声が掛けられたんですけど・・・??」


どういうことかお判りでしょうか?


先生のお宅は今は、先生とごきょうだいお一人の計2人で住んでいます。


他のご家族は数年前にお亡くなりになりました。


では上記の出来事はなんだったのか。


要するに、先生のお亡くなりになったご家族に声をかけていただき、それに対して私は返事をしたのでした。


あまりにフツーに声をかけてくださったので、私もフツーに返事をしてしまったのです。


私は、
「先生のお宅で、しかもご家族であればありうることでしょうね」
というと、先生も
「ははは。まあそうだね~」
と笑っておられました。


――――――
ここからは、まあ、与太話と思っていただいて構いません。(笑)


実はこの先生、この出来事のほんの数年前まで御神上げ・魂上げ、浄霊・除霊の類をしていたのです。
(野口整体ですので、もともと霊術の類が背景にあるのですね。これ書いていいのだろうか??)


お父様は死の前数年間は結構な大病か何かで苦労なさったようで、現世への執着もかなり強く、あちらへの・・・なんと言いますか・・・「お引越し(?)」があまりすんなりいかなかったのですね。


「(送るのに)非常に時間がかかって大変だった」
と先生からお話を聞いたことがあります。


いうまでも無く、問答無用で除霊というのはひどいのでやりません。


スピ系の書籍や映像には載っていない、僧侶の奧伝など本式のやつですので、それはそれは効果抜群です。


効果抜群ではあるのですが、それはある意味での業・劫をつくります。


緊急時は致し方ないこともあるかもしれませんけどね。


ですが、なんというか、剛腕で力尽くで強制的に追い払う感じでは、そもそもかわいそうですよね。


そんなわけでじっくり時間をかけてお話して苛立ちや焦り、口惜しさ・悔しさなどをなだめ、「よし、なるほど」という実感をもっていただいてからお送りするというスタンスです。


仕事での相談者の方とも「相手とじっくり対話を重ねてから」というスタンスでいるそうです。


先生らしいなあ、と思いました。


ちなみに先述の「いらっしゃーい」はお父様ではないのは分かります。


先生は毎日先祖供養をしていますし、声が掛けられた時も全く嫌な感じがしなかったので、もしかしたら比較的自由に行き来できる祖霊の方かもしれません。



お盆の先祖供養でお祈りしているときに思い出した、数年前の出来事でした。


(追記①)
浄霊・除霊の方法を習ってみないか?というお誘いは、思うところあって丁重にお断りしました。
(追記②)
「私、巫女体質なんです」
と言って浮遊霊をくっ付けて先生のお宅へ相談に来た方のお話は、またいずれ記事にするかもしれません。

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