仕事をしていると色々と「苦労」をするものです。


必ずそれは有るのですが、どうも気功は何の苦労もないかのように思われているようです。(笑)


いわく、
・自分で練功するだけだから何も面倒は無いでしょ?
・気功治療(手をかざすタイプ?)も、ただ手を出してるだけだから楽でしょ?

などなど。


残念ながら、そう都合よくいきません。(笑)


例えば上記の一つ目です。


確かに練功することは、自主トレであり自己鍛錬・レベルアップを目的としています。


しかし同時に、施術においては気功治療だけでなく通常の手技などとも大いに関わってくるので、受け手への影響を考えるととおろそかに練功することはできません


テキトーに練功していると、精密さに欠けた功夫になる、ということがあるので気功師はとても注意せねばなりません。
(上記2つ目については気が向いたら記事にしようかな)


――――――

さて上記以外にも、なかなか理解してもらえない「苦労」が気功に関わる者にはあります。


それは「お金」です。(笑)


まず、そもそも本場で習うのにお金がかかります


以前ちょっと記事にしましたが、ざっと考えて次の費用が必要です。


日本を離れて気功を習う時のにかかる費用(大枠)
・渡航費
・ビザ(現地学校に入るなら学費)
・滞在費・生活費
・武館に払う月謝
・その他雑費


これを見ると、日本で習うよりはるかに費用が掛かるのが分かると思います。


これがもし、中国本土の体育系の大学・専門学校であればちゃんとカリキュラムもあってある程度安心です。


生理学、スポーツ理論、東洋哲学、中医学、栄養学・・・


そして体育の授業など、実践科目があります。


私の場合は直接武館で先生に習ったので、上記のような科目は独学です。


では武館で習う時の(お金にからんだ)苦労とは何でしょうか


実はここに、この世界ならではの苦労があります。


それは、
月謝を払ったからといってちゃんと教えてもらえるとは限らない!
月謝を払ったからといって身に付くかどうかは分からない!

ということです。


日本人の感覚であれば、
「ちゃんとお金を払ったんだから、内容を全て教えてくれるんだろう」
と思うことでしょう。


ですが一歩外へ出たらそんな事は通用しません。(笑)


月謝を払って通ったとしても、内容を教えてくれないこともあるし、勿論自分のレベルなんか誰も(先生も)保証してくれません。(笑)


これは外国人だからではありません。


なんと、同じ中国人同士でもそうなのです。


私が習った時も、練習不足で実力がない者には新しい内容は容易には教えていませんでした。


ずっと同じものばかり練習させられていました。


ですがそれですと学習者も不満がたまり、「あの先生は何も教えない」という風評が広まりかねません。


ですからとりあえずは先生も新しいものを教えます。


ですが、教えたとしてもカタチだけなのですね。


カタチだけ教えて学習者をある程度満足させておくだけなのです。


そうして先生が気に入った者や見込みのある者へ、どこか別の機会に大切なポイント、コツを教えるのです。

 

時には、「え!?この前言っていたのと全く違いますよね!?」というようなこともあります。(笑)


私の場合、こだわりの強い性分のため、一般の中国人練習生が気付かないような細かい点まで先生に質問していました。


どうも先生はそれが面白く、同時に嬉しかったようです。


日本人なのにそんなところまで思いつくのか、と感心したのかもしれません。


先生は

そう!実はここはな、こうやって・・・」

と嬉しそうにコツを教えてくれました。

(例えばある動功の時、ある指先のあるポイントをある方向性とベクトルであるタイミングとあるスピードとある意念で回転させると・・・・ンガググ)

 

他の練習生が大勢いるときは、すっと近くに来て小さい声でこそっと、「これはこうだ」と素早くポイントだけを伝えてくれます

(その間約2秒!)

 

他の学生に聞かれないようにですね。

(傍から見ると、ただ動かし方を訂正してあげただけのように見えます)

 

下手をすれば、 

「日本人に教えるのに、なんで同じ中国人に教えないんだ!」

と反発を買いかねませんので、要注意です。

 

こういう時のコツ・ポイントというのが非常に重要なのですね。



↓例えばこの有名なボールを抱くようなカタチ(站椿)は注意点・ポイントが最低でも数十個あります。

(本当。)


そういうポイントが何十個どころか本気で数百~数千(!)もあるので、20代からケガの多かった私でもちょっと武術をやったことがあるだけの人には負けないくらいの功力が身に着いたのでしょう。


先生も、

「こいつは細かいところを知りたがるから、それに見合った内容を指導しよう」

と思っていたと想像できます。

 

明らかに、一般の中国人練習生に教える内容より詳しく細かいポイントを教えてもらえたのは本当にありがたく、そして光栄なことで、同時に、指導している今では責任を感じる点でもあります。

――――――
さて、ちょっと話が逸れましたが、気功(私の場合は養生功、武術気功)を習うために現地に行くとなると、相当なお金がかかります。


しかもお金を払ったからといって先生に気に入ってもらえねば細かいことは教えてもらえません。(笑)


もちろん習ったとしても自分で練習せねば実力(功夫)はつきません。


手前味噌ですが、

私の気功教室ではそういう本場・本格派の武術気功の内容を日本に居ながらにして習えるのでお得!

だと思います。
(すみません!笑)


私も、せっかく(私にとっての)大金を払って習い、日本で指導して良いと許可していただいたのですから、意欲ある学習者の方にしっかり伝えていきたいと思います。m(_ _)m

 

追記

ブログの文章から、結構怖い(!?)イメージがあるようですが、私本人は「会ってみるとフツーだ」と言われます。

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