毎日本当にたくさん、リクエストが寄せられます。
多くの方にリクエストされて本当にありがたいことですが、どうも、目的があまりに違い過ぎて、保留になっているかたが去年の段階で100名を超えています。
その「私と違う目的」というのは、勿論、「お金を楽してたくさん稼ぎませんか?」です。
私はビジネス自体についてはあまり意見は無く、色々なスタイルがあってしかるべきだと思っています。
ただこれまでも何度か記事にしましたように、「あの人も実は参加してるんだよ。だからあなたもやらない?」というウソの勧誘を、アメブロやFBなどでつながっている方に行かないように、気を付けているだけです。
詳しくはこちらをご参照ください。
逆に言えば、「あの人も実は参加してるんだよ。だからあなたもやらない?」というウソの勧誘をする人がいましたら、それは100%、詐欺です。
また、ビジネススタイルにも様々な意見があって当然でしょうし、実際に私が参加しない方法でたくさんお金を稼いでいるかたもいるでしょうから、そういう方は是非とも、私のような商才の無いものに代わって、世の中をよくする方面へどんどん使って行ってください。
(もちろん良心にしたがって。)
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さて、今回のテーマは「まずは、お金が目的でかまわない」です。
「かまわない」というくらいですから、次の意味です。
・お金が欲しいのは当たり前。それでいい。
・誰でもお金が最優先。これは当然。まずそれでいい。
・逆に言えば、お金が最優先ではない人はほとんどいない。
将来的には「お金が最優先」を超えてほしいですが、とにかく、どれほど美辞麗句を並び立てても、お金は大切ですよね。
恋人、結婚相手の条件にしても、ど貧乏で借金まみれより、ちゃんと収入があった方がいいでしょうし、「出来ればたくさんお金があってほしい」と本心では感じてしまっていることでしょう。
これは今のこの世ではごくごく当たり前のことで、それを恥じることも「ダメかなあ」と後ろめたく感じることもありません。
思想哲学方面で有名な話ですが、全ての人は、すでに他者が長年にわたって作り上げた世界に放り込まれ、その枠組みによって自分を作り上げられていきますから。
世界のあり様が自分を作るので、例えば次のような「お金が第一」ではない世界も実際にあります。
・漫画「北斗の拳」の世界。
貨幣経済が崩壊したので、人が欲しがるのは水、食料。
力がものを言うので男が支配者になり、求めるものはそれプラス女性。
お金はただの紙。
・アフリカのジンバブエ
現代ではハイパーインフレの起きたジンバブエがリアルにそうなってしまった。
いつだったか、子供たちが大量のお札をまき散らして遊んでいる映像が流れましたね。
既に作り上げられた世界の価値観を以って育てられ、自分の価値観をも育て上げられる。
ですから、いくつもある「価値あるもの」の中から、毎日毎日、家族、知人友人、テレビやネット、雑誌、漫画、映像などから「お金さえあれば・・・」という例ばかりを刷り込まれていては、同じように「お金さえあれば・・・」と感じるようになってしまうのは、至極当然です。
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ですが、まれに(いや、結構?)、本当にその価値観の優先順位が違う、私のような人がいます。
結構前になりますが、知人と「宝くじが当たったらどうするか」という話題になりました。
○億円当たっても、購買意欲に乏しい自分は確実に全部は使い切れず、いずれは国庫に戻されるだけ。
では、とりあえずの生活費と貯金だけあればいい。
それは実際の生活費から計算すると、死ぬまでにおよそ○千万で事足りてしまう。(計算上、事実w)
ではそれを賞金から引いた、残り○億○千万はどう使うと自分は納得できるか。
ここまで話して、知人はこういいました。
「じゃあ、無料で習える気功学校を作ればいいじゃないですか。」
これに対してもちょっと問題があるのです。
実は以前ちょっとだけ、ほんの数名にですが無料で教えたことがありました。
結果、まったくモノにならず、やめてしまいました。
「無料なんだから、きっと嬉しくなってありがたく思って、一生懸命練習するだろう!」と期待していたのですが、逆でした。
無料なのでありがたさが感じない上に、プレミア感もないのでしょうか(笑)。
全く練習しない上に一週間後には前の内容を覚えてすらいなかったのです。
何度も医療機関へ行っても改善しなかった首肩の問題をその場で改善できるほどの内容だったのに、です。
逆に、流行のものとかみんなが欲しがっているものについてはどんどん覚え、積極的に手に入れるよう行動していました。
実はその人たちは社会的に非常に信頼のある職業で、一般的にはみんなが頭を下げる(?)ような職種なのですが、それはともかく、これ依頼、わずかでもお金をいただいて練習意欲の足しにしようと考えるようになりました。
何はともあれ、今現在、現代社会ではほとんどどの国でも、一般的にはお金の優先順位は非常に高く、人はそれを一生を通じてほとんど変えられません。
ですからちゃんとそれを戦略的に利用して、
①まずは大金を稼ぐことをモチベーションの糧とする
②稼いだお金を世の中を良くすることに活用する
という順序が一般的ではないでしょうか。
②の世の中をよくすることとは、日常生活であるものは、次のようなことです。
・壊れたものの修理、貴重なものの維持など
・学びにかんすること
・生活にも困っている人への支援
・病気、ケガの人への支援
・未病対策と予後のケア
・問題解決のための情報伝達
また、たまにいくつもある価値観のなかで本当にお金の優先順位が低い人がいます。
そういう人は、以前からたびたび記事にしている「五欲」がひとそれぞれであることを考えれば、当然と言えば当然でしょう。
人の五欲についての記事
ただ、そういう私のような者は、普通の人からは確実に理解されにくいでしょうね。(^-^;)
過去記事もご参照ください。
上記リンクに少しだけ書きましたが、本当に、リアルに「幸せはお金じゃない」、「お金より教育、学びを優先する」を実践してしまうと、結構苦労しますから、要注意です。(笑)
「普通の人」は真似してはいけません。
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結局のところ、欲など自分が感じるものと生き様については、
①自分自身(自心、自芯、自真、自神)を正直に認める(実際には認めざるを得ない)
②それにやたらめった振り回されるんではなく、上手に「仲良くして」生きる
これが肝要ですね。(^-^)