三崎町右書き消火栓蓋 | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

三浦市ではホーロー看板や、消火栓と防火水槽を探す目的がありました。

三浦海岸駅で菜の花と河津桜が咲く春を味い、三崎港まで路上散歩でした。
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市内ではじめて三浦市の前身である三崎町の右書き消火栓蓋を見つけました。

この消火栓は70年前後に亘って現役で、住宅を火災から守ってきました。





馬明(まーみん)の路上文化遺産をご訪問くださいまして、ありがとうございます。


地下式消火栓の第33弾です。
『三崎町右書き消火栓蓋』


★1 三浦市の地下式消火栓★
三浦市では、公設消火栓が470基、私設消火栓が7基の合計477基が設置(H30年4月1日現在)されています。

三浦市の消防事務は、消防団と消防水利を除き、2017年4月から横須賀市消防局に受託しています。

三浦市では、地上式消火栓(以下、「消火栓」と略)を見かけず、マンホールの蓋の地下式消火栓(以下、「消火栓蓋」)のようです。

三浦市内には2枚組を含め消火栓角蓋が、5種類ほどあります。
消火栓蓋の紋章は、1956(昭和31)年1月20日制定した三浦市章
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2枚組縁石付き消火栓角蓋を、2基ご覧下さい。
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消火栓蓋は黄色地外周で、鍵穴が左右1個↑↓。
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角蓋は4隅が丸みを帯び、外周が黄色地の消火栓蓋で、オレンジ枠に囲まれている。
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縁石付き消火栓蓋です。
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★2 三崎町の地下式消火栓★
三崎町は、1955(昭和30)年1月1日に2町1村と合併して、市制施行で三浦市が誕生し、廃止されました。

消火栓蓋は消火栓を含め、建造物を火災から守る消防水利の代表的ツールです。

市内ではじめて、三崎町の縁石付き右書き消火栓蓋と出会いました。
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消火栓蓋は、消火栓標識と消火器格納箱との3点セットです。

新しい取っ手付きの右書き消火栓蓋を、ご覧ください。
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ダイヤ地紋の中央は、「栓火消」とその上に三崎町水道章があります。

三崎町水道章は、町章の3サキから、〇の「キ」を「水」にしたデザイン。
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この三崎町縁石付き右書き消火栓蓋は、70年前後を経過していますが現役で活躍しています。


★3 三浦海岸桜まつり★
第17回三浦海岸桜まつりが、三浦海岸駅の付近で2月5日(火)~3月3日(日)まで開催されます。
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河津桜菜の花は三崎町消火栓蓋を、初発見した2017年2月11日の撮影(再掲)↑↓。
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みなさん、『お近くで消火栓』をご覧になりませんか!?



地上式消火栓シリーズは、第1回荒玉水道の地上式消火栓を発見!、2回函館の地上式消火栓、3回シンガポールの地上式消火栓と街並み、4回川崎市の地上式消火栓、5回ハワイの地上式消火栓、6回香港の地上式消火栓と青空市場、7回グアムの地上式消火栓、8回アモイの地上式消火栓、9回ベトナムの消火栓、10回小樽市の赤い消火栓、11回小樽市の黄色い消火栓、12回小樽市の靑い消火栓、13回ハワイの銀色消火栓とカメハメハ大王像、14回小樽市 黄―赤色の消火栓、15回小樽市 靑―赤色の消火栓、16回札幌市の黄色い消火栓~地上式単口・双口消火栓~、17回座間キャンプの桜まつりと消火栓、18回札幌市のモダンな地上式消火栓、19回総持寺の桜と消火栓、20回キャンプ座間の桜と消火栓、21回總持寺の八重桜と消火栓の見本市会場、22回登戸研究所の帝國陸軍の地上式消火栓、23回鳩ケ谷市の地上式消火栓、24回ベトナムの地上式消火栓とフォー、25回相模女子大学の地上式消火栓、26回防衛大学校の地上式消火栓と自衛隊の桜蓋、27回鎌倉国宝館の地上式消火栓、28回建長寺の地上式消火栓、29回待乳山聖天の地上式消火栓、30回台北の地上式消火栓、31回川崎市地上式消火栓の撤去、32回上海の地上式消火栓と水道蓋、33回岸本産業の地上式消火栓、34回東京市の砲弾型地上式双口消火栓、35回荒玉水道町村組合の地上式消火栓、36回堀之内妙法寺の地上式消火栓、37回堀之内妙法寺の防火対策、38回下田市の地上式消火栓、39回熱海市の地上式消火栓、40回大雄山最乗寺の地上式消火栓、41回北海道大学の地上式消火栓、42回東大駒場キャンパスの地上式消火栓、43回アメリカ製地上式消火栓のオブジェ、44回湯河原町の地上式消火栓と防火水槽、45回熱海で赤と黄の地上式消火栓、46回熱海のステンレス製地上式消火栓、47回伊東市の地上式消火栓と防火水槽、48回高幡不動尊の地上式消火栓と防火対策、49回小川町の地上式消火栓、50回吉田松陰寓寄処と地上式消火栓、51回山北町の地上式消火栓、52回開成町の地上式消火栓、53回松田町の地上式消火栓、54回松田町の地上式消火栓と防火水槽、55回下田市の地上式消火栓と防火水槽、56回舘林市の地上式消火栓と防火水槽、57回東伊豆町の地上式消火栓と消火栓蓋、58回東伊豆町の地上式消火栓と防火水槽、59回高崎市の地上式消火栓と消火栓蓋、60回青梅市の地上式消火栓と消火栓蓋、61回志木市の地上式消火栓と消火栓蓋、62回和光市の地上式消火栓と消火栓蓋、63回和光市の地上式消火栓と防火水槽、64回神代植物公園の地上式消火栓とバラ、65回神代植物公園の地上式消火栓とダリア、66回帝國陸軍の地上式消火栓、67回青梅市の地上式消火栓と防火水槽があります。

地下式消火栓シリーズは、第1回川崎市の双口消火栓、2回江戸川上水町村組合の単口消火栓、3回目黒町水道の消火栓、4回大正時代の小樽區消火栓蓋、5回函館の地下式消火栓、6回イギリス・ロンドンとオックスフォードの消火栓、7回長崎市の花 あじさいのマンホール、8回長崎市 傾斜地の防火対策、9回江戸川上水町村組合の水道専用プレートと消火栓蓋、10回座り込み禁止のビルと消火栓蓋の確認、11回民家の葡萄と小判型消火栓蓋の撤去、12回小判型消火栓蓋の新たな残存、13回横須賀市の右書き楕円型消火栓蓋、14回小倉市の右書き水道消火栓蓋と量水器、15回旧若松市の消火栓、16回神奈川県営水道の消火栓蓋と浦賀ドックの煉瓦刻印、17回神奈川県営水道の単口消火栓蓋、18回葉山町の消火栓標識と消火栓蓋、19回消火栓標示杭と越境蓋のコラボ、20回築地市場と消火栓、21回葉山にある神奈川県営水道の単口消火栓蓋、22回鎌倉の紅葉と、消火栓と防火水槽、23回鎌倉の乾式連結送水管送水口とキネマ丼、24回マンホールサミット埼玉2017と消火栓、25回三浦海岸の河津桜&消火栓と越境蓋、26回珍しい透かしブロックの発見と、消火栓標識、27回人形のまち岩槻の消火栓標示杭と消火栓蓋、28回歯医者と消火栓標識のホーロー看板、29回桐生のホーロー製消火栓標識と消火栓、30回調布市消火栓と神代植物公園の熱帯スイレン、31回平林寺の消火栓と放水銃&紅葉、32回熱海市消火栓と飯能市の越境蓋があります。
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