小樽の取出し口横向き丸型ポスト | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

丸型ポストは北海道内に133基あり、小樽は23基、次いで札幌7基と、小樽が北海道では一番多く、丸型ポストが設置されています。

この丸型ポストは、小樽市若松2丁目にあったもので、郵便物の取出し口が、差入口の真下にはなく、右側にある変わった構造のものです。
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丸型ポスト(郵便差出箱1号)は、第二次世界大戦後の1949(昭和24)年からです。


馬明の路上文化遺産と投資のブログをご訪問くださいまして、大変ありがとうございます。

ブログ開設から、6月26日で8年163日を迎えました。ブログ開設10周年まで1年202日です。


郵便ポストシリーズ第35弾&小樽訪問記の第34弾です。
『小樽市の取出し口横向き丸型ポスト』です。



★1 小樽市内の丸型ポスト★
小樽市内の丸型ポスト設置場所は、色内町4、花園3、堺町・入船に各2、稲穂・築港・若竹・新富町・勝納町・若松・緑・長橋・赤岩・高島・星野町・張碓町に各1の計23基、しかし、小樽學 意匠(21)によれば27基あります。

小樽市内には、郵便ポストが私設やコンビニ店内を含め250基あります。その内、丸型ポスト郵便差出箱1号)が20数基設置されているのは間違いなさそうです。

馬明は、小樽市訪問で丸型ポストを一昨年4月に6基、昨年9月は3基撮りました。

マンホールウォークで右往左往をしながら、丸型ポストと偶然に出会えば、それだけで
十分に満足です。 

これは小樽出抜小路の火の見やぐらから見た小樽運河沿いに丸型ポストが見られます。
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こちらの丸型ポストは、小樽築港駅から歩きながら地上式消火栓の写真を撮っていた時に、木下薬局の自販機横で見かけました。
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★2 取出し口横向き丸型ポスト★
この後に、小樽では初めて郵便物の差入口の真下に取出し口がなく、右側にある変わった構造の丸型ポストを三和シャッター前で見かけました。
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取出し口の取り付け位置が珍しい丸型ポストを、正面からご覧ください。
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この丸型ポストを真横からも、撮りました。 
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丸型ポストの下部をよく見ると、製造年と製造会社名が2段書きでした。 

前にも、ファミマ小金井桜町店真向かいの丸型ポストも、郵便物の差入口の真下に取出し口がなく、こちらは左側にありました。
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この丸型ポストは、よくみられる一段書きで昭和製でした。 

小樽の丸型ポスト2段書きをご覧ください。文字の輪郭を強調して見やすくしました。
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製造は昭和23年に思えますが、丸型ポストは昭和24年からなので25年かと思われます。製造会社は三谷でした。

昭和25年三谷製の丸型ポストが、江戸東京たてもの園内にもあります。
これは、神田の万世橋のたもとにあった須田町派出所が移築された横にあります。
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丸型ポストの製造は、昭和25年の三谷製でした。
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製造会社と製造年が同じでも、2段書きは珍しい事例なのがわかります。


皆様、『小樽で丸型ポスト』を見ませんか!?



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