厚木瓦斯の蓋 | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

小田急線本厚木駅を下車した目的の一つは、厚木瓦斯の蓋を探索することでした。
厚木瓦斯は、1959(昭和34)年2月12日に創立した会社で、神奈川県内のガス生産量では、東京ガスに次いで2番目の規模です。
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この厚木瓦斯の社章と思えるマンホール蓋は、市内で2枚見つけました。
この他にも、厚木ガスN蓋を1枚見つけました。これら以外のガス蓋は、秦野瓦斯の汎用蓋と同じタイプを数多く見かけました。 


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ブログを開設してから、1月30日で8年16日を迎えました。目標のブログ開設10周年まで1年349日です。



これはマンホールウォーク第221弾です。
今日は『厚木瓦斯の蓋』です。



★厚木瓦斯の蓋★
今回、この厚木瓦斯の社章を陽刻したマンホールを見つける前に、小田急電鉄小田原線本厚木駅より徒歩3分の場所で、前々回紹介したお好み焼き居酒屋の丸ポストに出会いました。

それから、市内でマンホールウォークをしながら、2時間後にこの車道で厚木瓦斯のマンホールを見つけました。

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厚木瓦斯のマンホールをご覧ください。
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マンホールは黒い蓋を真ん中に、その周りを緑色の同心円で構成されていました。
ガスと陽刻された箇所の上にある紋章は、厚木瓦斯の社章と思われます。

この紋章をご覧ください。
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この紋章は、厚木市が1955(昭和30)年3月22日に制定した市章の中央部にGを入れたものでした。

こちらは、厚木市の汚水桝カラーデザインマンホールです。
蓋の中央部にある市章のデザインは、あつぎの3字と鮎3尾をもって「あ」の字型を図案化したものです。
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マンホールに描かれている葉っぱは、同市が1955(昭和30)年3月22日に制定した市の木「もみじ」です。

こちらは、厚木瓦斯のガスN蓋です。
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N蓋のNとは、天然ガス(Natural gas)に切り替え時に使ったバルブがある蓋です。

厚木市内には、厚木瓦斯のプロパンガスを使用するご家庭もあります。
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プロパンガスの道路側にある緑色の蓋は、汎用タイプのガス蓋です。このエリアで都市ガスを使用する家もあるのが伺えます。

こちらも同じく汎用タイプ↑のガス蓋です。
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厚木瓦斯の都市ガスは、一般家庭用の低圧ガスと、中圧ガスの2種類があり、これは低圧ガス用の水取器蓋です。

他にも目的を別にした汎用タイプのガス蓋を、市内でよく見かけましたが、掲載は割愛させていただきました。 



皆様、厚木瓦斯の蓋をご覧になりませんか!?





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