お好み焼き居酒屋の丸型ポストと琺瑯看板 | 路上文化遺産と消火栓

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町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

小田急線本厚木駅を下車して厚木瓦斯蓋を探索中に、お好み焼き居酒屋『ぼちぼち』の前に丸ポストがあるのを見つけました。
この居酒屋は、大阪下町の味「お好み焼き」を味わえるように、ソース、生地、焼きそばの麺など、こだわりのあるお店のようです。 
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ここの店構えは、昭和30年代の大阪下町をテーマにした、レトロ感をプンプン感じさせる木造家屋にトタン屋根、店の前には丸ポストや、質屋の琺瑯看板を付けた木製電柱もありました。 


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郵便ポスト第33弾&ホーロー看板第5弾です。
『お好み焼き居酒屋の丸型ポストと琺瑯看板』です。



★お好み焼き居酒屋の丸型ポスト★
このお好み焼き居酒屋(以下、「居酒屋」と略。)の丸ポストは、小田急電鉄小田原線本厚木駅で下車してから徒歩3分のところにありました。

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このように、厚木で大阪のお好み焼きを食べながら、アルコールを飲める居酒屋はレトロ感あふれる店構えでした。

丸ポストをご覧ください。
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丸ポストがある雰囲気は映画のロケ現場のようでした。

この丸ポストが、一体どの場所から運ばれてきたかは不明です。
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丸ポストのまわりにも琺瑯看板がありました。
これは郵便がらみの懐かしい看板です。
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こちらの琺瑯看板は、丸型ポストの後ろにあったアデカ石鹸です。
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アデカ(ADEKA)は1917(大正6)年1月27日に設立した旧・旭電化工業株式会社の頭文字から命名されました。

この丸型ポストは、昭和28年の製造会社はどうも昭和工業製のようでした。
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丸ポストの近くには、質屋の琺瑯看板を付けた木製電柱もありました。
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こちらは、マッサンのなかにも出てきた、1907(明治40)年4月に発売された赤玉ポートワインの琺瑯看板で、厚木市内で捨てられているような状態で見つかりました。 
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これは、居酒屋に飾るのにはふさわしい琺瑯看板です。

厚木市内では、丸型ポスト以外にも1951(昭和26)年に郵便物の増加に伴い収容量の
大きいポストとして登場した、郵便差出箱3号角型もありました。
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街を散策すると、珍しい郵便ポストや琺瑯看板に出会える楽しみが待っています。 



皆様、『丸型ポスト』をご覧になりませんか!?




郵便ポストシリーズは、第1回中国の郵便ポスト、2回赤い丸ポストに緑の丸ポスト、3回赤い丸ポストが居酒屋のオブジェに!、4回赤い丸ポストが水天宮でもオブジェに!、5回ソウルのコーヒープリンス1号店に赤い丸ポストが!、6回銀座並木通りに緑のポストと赤いポスト、7回川崎小学校の丸ポスト、8回元町商店街の濃紺ポスト!、9回座間の丸ポスト、10回横浜の丸ポスト、11回日本一丸ポスト!、12回丸ポストには桜がお似合い!、13回丸ポストには白い花が似合う!、14回小平の丸ポスト、15回力餅家の丸ポスト、16回横須賀の丸ポスト、17回可哀そうな丸ポスト、18回隠れた世田谷の丸ポスト、19回桜が似合う桜本中学校の丸ポスト、20回函館の丸ポスト、21回一世代前の丸形庇付ポストを玉ノ井で発見、22回中国・上海の丸ポスト、23回江の島にある復元した明治時代の郵便ポスト 、24回小金井の丸ポスト、25回江戸東京たてもの園の丸ポスト 、26回ブログ開設7周年 秦野市内の丸ポスト、27回ベトナムの郵便ポスト、28回小樽駅の丸ポスト、29回ロンドン 金の郵便ポスト、30回オックスフォードのWall Box型郵便ポスト、31回オックスフォードの郵便ポスト、32回横浜・鶴ヶ峰幼稚園の丸ポストがあります。
琺瑯看板シリーズは、第1回懐かしの琺瑯看板、2回お好み焼き屋の琺瑯看板、3回秦野市内の琺瑯看板、4回琺瑯電話板があります。
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