横浜・子安浜の井戸 | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

このような古い掘り抜き井戸がある子安浜は、子安駅から歩いてほど近い海側にあり、そこには狭い路地に住宅が密集する住宅街と、江戸時代からの漁師町の風情が共存する町で、ここにはまだ多くの井戸が見られます。
イメージ 1

この井戸は、創業が明治末期の銭湯「井川湯」にあります。子安浜では、今でも井戸を近隣住民が実際に使っています。


馬明(まーみん:Mamin)の路上文化遺産と投資のブログをご訪問くださいまして、大変ありがとうございます。

ブログの開設から、1月19日で8年5日を迎えました。目標のブログ開設10周年まで1年360日です。


当ブログは、1月14日に開設8周年を迎えました。
ご訪問を頂いたブロガーさんから、温かいお祝いと激励を頂戴して、大変感謝しております。今後とも宜しくお願い致します。



これは井戸の第3弾です。
今日は『子安浜の井戸の井戸』です。




★1 横浜・子安浜の風情★
子安浜は、横浜市神奈川区の旧東海道(国道15号線)の南側を走行する京浜急行電鉄子安駅の徒歩圏内にあります。

子安浜は、入江川第二派川に面した浜通りを軸に、東西0.7Kmにわたる細長いエリアです。
イメージ 2

左手に見える浜小屋は浜通りに面し、屋形船、釣り船や台船があるように、ここは横浜とは思えないような光景が見られます。

井戸は、子安浜の浜通り北側にあります。
井戸を3つご覧ください。

最初は井川湯の井戸です。
井戸の周りに積雪が見られるように、これを撮ったのは2年前の1月19日でした。
イメージ 3

井戸の奥の建物↑が、明治末期に創業した井川湯です。
イメージ 4

手押しポンプをご覧ください。
イメージ 5

この手押しポンプは、津田喜次郎が開発し、1941(昭和16)年に大臣認定を受けた、津田式ケーボー号です。ロゴマークは「大臣」です。 

2番目の井戸も、道路に面した場所にありました。
イメージ 6

こちらの手押しポンプは、おかもとポンプのSUNTIGER PUMPでした。
イメージ 7


3番目の井戸をご覧ください。
イメージ 8

この手押しポンプは、1919(大正8)年に創業した川本製作所現・川本ポンプ)の川本式共柄ポンプでした。

この手押しポンプのロゴマークは、「川本」をデザイン化したものです。
イメージ 9



子安浜では、
『井川湯の井戸』をはじめ、井戸が近隣住民の生活用水や防災井戸として、役立っているようです。




皆さん、『子安浜の井戸』をご覧になりませんか!



井戸の記事は、第1回南池袋で共同井戸を見つけた!、2回樋口一葉の井戸があります。
こちらの記事も併せてご覧ください。