石炭銘柄に注目! | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

定期的に「馬明の中国株で資産大膨張」をご訪問いただきまして、大変有り難うございます。

祝! オバマ米国第44代大統領就任おめでとうございます。


今日は産業活動や冬の暖房には欠かせない中国の石炭銘柄を話題として取り上げました。
 
※米国・中国株式市場の動向※ 
1 ニューヨーク株式市場
キング牧師誕生日の休場明け1月20日のニューヨーク株式市場は、3営業日ぶりに急反落でした。この日は大手米銀の業績懸念に欧州の銀行株安が重なり、新大統領誕生も金融不安でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに急反落し、前週末比332.13ドル安の終値7,949.09ドル(騰落率4.18%安)と昨年11月下旬以来2か月ぶりの安値で終えました。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに急反落し、前週末比88.47ポイント安の終値1,440.86ポイント(騰落率5.78%安)で12月上旬以来の安値で取引を終えました。なお、NY金は1トロイオンスあたり前週末比15.30ドル高の20日終値は855.20ドル。NY原油は1バレルあたり前週末比2.23ドル高の20日終値は38.74ドルでした。(NIKKEI NETを引用)
2 中国株式市場
週明け1月19日の香港株式市場は続伸で引けました。前場で取引を終えました。この日は米株が(NYダウは68.73ドル高の8,281.22ドル・騰落率0.83%高、ナスダックは17.49ポイント高の1,529.33ポイント・騰落率1.16%高)と反発したこと、この日は中国大陸株の続伸や、オバマ米新大統領の就任に伴う景気対策と中国政府による産業支援策への期待感、中国での追加利下げ観測など、中国方面で複数の材料が浮上したことを好感したことから、H株指数は続伸し、前週末比98.81ポイント高の7,246.15ポイントで騰落率は1.382%高でした。ハンセン指数も続伸し、前週末比84.48ポイント高の13,339.99ポイントで騰落率は0.637%高。レッドチップ指数は3営業日ぶりに小幅反発し、騰落率は0.421%高でした。一方、GEM指数は反落し、騰落率1.536%安で引け、香港株式市場はほぼ全面高で取引を終えました。(サーチナの記事を引用)
19日の中国本土株式市場は続伸でした。この日は政府の景気対策への期待感が続き、主力株を中心に継続買いが集まった。「政府が自動車、鉄鋼産業に続いて、その他産業の支援策の最終調整に入った」と伝えられたことを好感したことで上海総合指数は続伸し、前週末比32.234ポイント高で終値1,986.672ポイント、騰落率は1.649%高で引けました。外貨建てB株相場の上海B株指数も続伸し、騰落率は0.214%高、深センB株指数も反落し、騰落率は0.490%安とほぼ全面高で取引を終了しました。(サーチナの記事を引用)

http://ichart.finance.yahoo.com/t?s=%5EDJI http://ichart.finance.yahoo.com/t?s=%5EIXIC
http://ichart.yahoo.com/t?s=^HSI http://ichart.finance.yahoo.com/t?s=000001.SS
http://ichart.finance.yahoo.com/t?s=%5EHSCE https://gchart.yahoo.co.jp/s?s=998407.O
https://gchart.yahoo.co.jp/z?s=USDJPY=X&t=1m&q=l&l=off&z=c http://www.kitconet.com/charts/metals/gold/t24_au_en_usoz_2.gif


はじめに、
外部サイトで「オバマ次期米大統領に絶大な支持 米世論調査」をご覧いただけますと、
今日20日に米国の新大統領に就任するオバマ支持率は79%と高い数字でした。
みなさんは日本時間21日午前1時30分過ぎに行われる就任式をご覧になられますか?


★今回は産業活動や冬の暖房の発電燃料で欠かせない中国の石炭銘柄を取り上げました。★

馬明が中国の石炭銘柄については、当初日本人感覚で何とも古めかしい燃料で、今さら投資をするようなセクターとは考えていませんでした。
このように石炭銘柄自体を軽く取り扱っていましたが、これは大きな誤りでした。
それは何故かと申しますと、石炭は中国の一大エネルギーエンジンなのです。

1 石炭は中国の経済成長を支えるエネルギー源
今年は米国発金融危機の大きな影響で世界経済は減速していますとおり、中国においてもGDP8%が死守目標です。中国政府はこの8%を金融政策決定の基準に設定しています。
この8%経済成長を支えるには、中国では安定したエネルギー供給源の確保が必須です。
中国の電力供給源の見通しを下記の図に示します。 
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この図からも発電所の電力供給源は圧倒的に石炭で、将来もこの方向性はまったく変わりません。
電力用石炭消費量は毎年拡大するといえます。
 
2 石炭銘柄の選定は?
サーチナ・中国情報局の中国株財務諸表から、データを引用して、石炭銘柄を代表する4銘柄を比較してみました。
① 神華能源は売上高と当期純利益ともに一番
2007年12月決算の財務諸表から売上高と当期純利益を比較した図を示します。
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会社の規模は図からも明らかなとおり、神華能源、中煤能源、ヤン州煤業、伊泰コールの順で、これは2006年12月決算での結果と同じでした。

② EPSは伊泰コール、配当は神華能源が一番 
さて、つぎに1株当たりの利益と配当を比較してみましょう。
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これをみると、1株当たりの利益(EPS)は規模の一番小さな伊泰コールが奮闘しています。
一方、配当は神華能源が伊泰コールより約3倍近くも株主へ出しています。しかし、今年はどこの銘柄も減配が予想されます。

最後の図は2009年に入ってからの年来初値、年来高値と年来安値の比較です。
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なお、上海B株の伊泰コールはUSDで取引をしていますので、図で3銘柄と比較するため伊泰コールの株価をHKDに換算しました(1USD=7.76HKD)。

この図から安定した株価の値動きをしていたのが伊泰コールでした。

1月19日現在の株価で年来騰落率を比較してみると、プラスなのは伊泰コール2.677USD(年来騰落率 +7.20%)の1銘柄のみでした。
残りの3銘柄を見ると、トップ企業の神華能源15.9HKD(年来騰落率 -4.33%)、ヤン州煤業5.46HKD(年来騰落率 -5.04%)、中煤能源5.64HKD(年来騰落率 -9.32%)の順でした。
伊泰コールの騰落率の良さには眼を見張ります。

※ 現在、馬明は神華能源を保有しています。

当ブログでも石炭については中国株投資には石炭銘柄を!中国は石炭なくして発電なし!で取り上げてきましたので
併せてご覧くださいませ。


みなさん、中国では石炭消費量は拡大します。4つの石炭銘柄のなかでは、どこに投資するお考えでしょうか?

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★番外編★
上海IIさんのPFメーカーの企画に賛同して、馬明が99銘柄からなる香港4号(期待株)を作成しましたので、みなさんのポートフォリオ検索としてご利用ください。