夜明けが来る前に歌う歌
日が沈み登るその前に歌う歌
そんな旋律がこの世の何処かにあるとすれば
間違いなくそれは私のために歌う歌


知らず知らずの内に
向かい合ってた過去と現実と未来
三角関係になりそうとか言って
実際問題愛したのは現実だった

誰かと比べて辛くなって
見たくないもんも見たくなって
開けたらまた笑って泣いて
そんな君夜の中に溶けて消えてしまえ

夜明けが来る前に歌う歌
日が沈んだ頃に現れる歌
その旋律は遠くの光を飲み込んでく
空を染めてく闇の歌

愁い纏う君
包み込んで秋の夕暮れ
赤く染まる掌
血を好む彼を殺した

結滞な言葉使うもんじゃない
伝える術もこの世では無いのかな
って泣いた
涙も夕暮れ そら 真っ赤

染まる君をひたすら見つめ
覗き込んで堪らず手を伸ばす
呆れた言い分 夕刻の時
「海を見てると呑まれそうだよ」

真上に光る横に影法師
包み込んだ夏の炎天下
彼を殺した手
何度殺せば彼は消える?

結滞な言葉使うもんじゃない
無動の心地この世では無意味
って笑った
熱帯夜 そら 真っ赤

触れた耳鼓膜許すからおいで

染まる君をひたすら見つめ
追いやる為堪らず手を伸ばす
呆れた言い分 終局の時
「支配者に黙って従え使者」

お前らは知らない
何の痛みも分かっちゃいないだろう
知ったふりして、分かるよ、なんて言って
きやすく触れるな

そう言って変わってくんだろ
一緒だねなんて言って変わってくんだろ
寂しいんだよ
あぁ、寂しいんだよ
文句あるか?

何処かに身を放り出したくて
駆け足でビルの屋上に向かう
迎えてくれた朝焼けが
無駄に眩しくて目を閉じた

閉めたはずの扉が開いてく
救われたい心は叫んでいない
呼んだ筈ない答えが
僕の目の前に広がった


叫んだよここで言ってやった
朝焼けに包まれながら泣いてやった
そう言って変わってくんだろ?
触れんな、目を逸らすなって