ご存知の方も多いと思いますが、ご質問を受けたので念のために書きます。


「常時10人以上の労働者を使用する使用者」は就業規則を作成し、労働基準監督署に届け出なければなりません。違反すると、罰則があります。


この10人は正社員に限りません。パートやアルバイトも含めて10人ならば、就業規則を作成し、届け出なければなりません。


また、就業規則は正社員に適用されるものだけではなく、パート・アルバイトに適用されるものが必要です。


でも、私は労働者10人未満であっても就業規則の作成を強くお勧めしています。


ちゃんとした就業規則を作れば、それが会社を守ってくれるのですから。

私は労働問題専門の社会保険労務士です。


労働問題専門だから、労働トラブルが解決すると仕事がなくなるので、収入が不安定では?と聞かれることがあります。


その通りです。


労働トラブルで困っておられる経営者さんからご依頼を受けて、全力で解決に奔走し、解決すると感謝されますが、それで仕事は終わります。


まれに、顧問契約につながることがありますが、それはごく僅かです。


だから、収入は不安定です。


でも、不安定だから頑張れるということもあります。


私の性格では収入が安定しておれば、努力を怠る可能性が強いです。


収入が不安定だからこそ、私は努力できていると思います。


だから、また仕事がくるのだと思います。


私の顧問先では、労働基準監督署の調査が入ったことはありませんが、社労士仲間と話をしていると去年くらいから、会社への立入調査がかなり増えているということをよく聞きます。


民主党が政権をとっていますが、その支持母体が労働組合なので労働基準法遵守の監視を強化するように厚生労働省に働きかけたからという噂を聞いたことがあります。


真偽のほどはわかりませんが。

未払い残業代をめぐって労使双方がもめていました。


使用者さんのご依頼を受けて、解決に奔走しました。


両者の考えを聞き、私が和解案を提案、このたび労使双方の合意をえて「合意書」を作成、今日ようやく両者から印鑑をもらうことができました。


一件落着。

私はここに書くのも恥ずかしいくらいのミスをしてしまいました。


一瞬、そのミスを隠蔽しようかという考えが頭をよぎりました。


しかし、やはりそれはよくないと思いなおし、正直にミスを認め、相手に謝罪しました。


すると、その相手の方は最初は顔を曇らせておられましたが、正直に話していただいてよかったと言っていただきました。


プロとしてミスは許されませんが、しかし人間である以上ミスをする可能性はゼロとはいえません。


ミスをしたら、その後の対応がとても大切であることを改めて感じました。