それは
いつもお世話になっている
ripさんのブログ見て
はじまりました
お話しですが



9月
ある奥様が隣の家の
二階の窓から
鳴いて呼ぶ三毛猫の姿を見た

みーちゃんと呼んでいるらしい

ここは持ち主が既に
亡くなっている空き家

その後、病院で亡くなったのは
6月とわかる

9月まで…

どうやって生き延びていたのか

9月からは隣の奥様が
ポストから
カリカリと、融けたら飲めるように
穴の空いた袋に入れた氷を
紐で吊るして毎日届けた


親類を探し出せず

引き取ることができるので
連絡をください

との張り紙にも反応はなく



まずは助けださなきゃ
遺族を探して連れ出すぞ!と
rip夫妻
シラタカさん
うるにゃんさん
(うるにゃんさんは事情を話さず強制連行したが)
と、気合いを入れたが…


rip さんご夫婦はじめ
町内会長、民生委員
わらわらと
その家の前に集まり
話し合うも


警察、役所
お悔やみ欄から
法務局、弁護士事務所


手分けしても
個人情報のため
遺族に
「連絡がほしい」
その一言も伝えてもらうことが
できない


そして都度
返答に何日もかかる

何もできず
日が経つばかり

どうしたらよいのか
わからない



困り果て
管理センターへ何か助け出す方法はないか問い合わせたその日


みーちゃんの家に来た人によって
みーちゃんが捕獲器で連れて行かれた
という連絡と

管理センターへ持込まれた
という情報が

同時に来た


みんなポッカーン( ゚Д゚)




なぜ、連絡をしなかったのか

なぜ、3ヶ月も放置したのか

なぜ、早く相談しなかったのか

隠れて捕まえられない。と近所の方が聞いたようだが
それならなおのこと


窓が開いていたから、いないと思ったって…

そんなこと…


思いはいっぱいあるけれど
どうでもいい

まずは、保護されて安心した




管理センターのホームページに掲載されるまでの間
迎えることに同意をもらえるよう
お隣の奥様は家族の説得をがんばっていた




私としては捕獲器を持っているボラさんが気にかかる

悪い人じゃなきゃいいが





次の日


着々と車に轢かれた子の
兄妹を家族に繋いでくれている


「管理センターのホームページの三毛が
13才で高齢だから体調くずすと心配だから引き出そうかと」

って…


((( ;゚Д゚)))え!?!?
ボラさん、ここにいた


ヘルバさんがいる団体で
捕獲器を貸したとわかった

対応したのもヘルバさんだった

依頼があった時は年齢が不明だったらしい

看取り覚悟の引き出しをすると




早速
その事を隣の奥様に伝えました





みーちゃんは

仔猫の時に管理センターから
お父さんが引き出してくれ

13才まで安心して暮らし 


また、管理センターへ戻ってしまいました





大袋のフードひとつ
置かれただけで


突然帰って来なくなった
お父さんを

3ヶ月独りぽっちで
玄関をながめて待ち続け






気付かれなければ

きっと

冷えきった広い家の

お父さんの布団の上で


ひっそりとその命を
終わらせていたでしょう



そして、翌日
ご飯とお水をあげ続けた
奥様から連絡かがありました




「今日、迎えにいきます」と



遠回りしたけど


高齢の三毛猫みーちゃんは
隣のおうちの
家族になりました

嬉しそうにゴロゴロ



「迎えに行ったら管理センターで落ち込んでいました
何度か名前を呼んだら、思い出した様子で、覚えていてくれたみたいでした。

この数ヶ月の寂しさを忘れるくらい、ゆっくり可愛がってあげたいと思います」

と、の言葉に
目から汗がでた


スリスリ



みーちゃんは

お父さんと暮らした
おうちを眺めて暮らせます

みーちゃん捕獲までのブログ

病に倒れた
高齢というまでではない
お父さん

ご近所との交流もなく
役所もだめ

「所有権」「個人情報」
が立ちはだかる

このような場合
どのようにご遺族の承諾を
取ればよいものか

助け出す方法はないのか

誰か教えてくれませんか?


また、自分の身に何かあった時
大切な家族を
託せる人の連絡先を
用意しておいていただきたい
と、切に願います