それは九月中旬のこと
夫が職場の方に相談されたというより
最初は世間話だったようです。
その話の内容を私にラインしてきたのを
前回のブログに書きました。
隣のおじいちゃんは夏に亡くなった。
家にネコが残されているらしく
鳴き声が聞こえてくる。
郵便受けからカリカリと氷を
いれてあげてる状態。
役所に連絡したら二か月かかると言われた。
あなたならどうする？
え？
たった一人（一匹）で真夏を過ごしたの？
どうするもこうするも、保護するにきまってるけど
問題は三毛ちゃんの【所有者】が不明なこと。
夫にもう少し詳しい話をきいてきて！と
頼むものの、なかなか話が進まず
気ばかり焦る。
どんな状態でいるんだろう？
一週間後くらいに一枚の写真がきた。
三毛ちゃん、二階の窓から
「ごは～ん！」と呼ぶらしい
・・って
私は写真見て肝が冷えました
まど、あいてるやん・・・・・
元気で切羽詰まった猫なら
簡単に飛び出せる状態です。
外に出ちゃったら・・・
所有者もへったくれもなくなる
三毛ちゃんは元気そうだけど
急がなくちゃな気がする
そこへ救いの女神から手が差し伸べられた
「助けましょー！助けましょー！」と
言ってくださった。
Fねこさん、ありがとう
個人ボラさんのつながりで、Sさん、Uさん、そして・・・
うちの詩の保護主さん！
みなさん、助けようと手を貸してくださることに
もぅ百人力
とにかく現地を見よう！
三毛ちゃんに会おう！
もう10月だし、日ごとに寒くなるし
三毛ちゃんちの衛生状態も心配。
はい、着きました
相談者ご夫妻をはじめ、町内会の方々にも
色々お話を伺っていってわかったことは・・
※三毛ちゃんの飼い主さんだったKさんは六月頃に亡くなられた。
※町内の方々が亡くなられたのを知ったのは７月になってから。
※７月末頃に親族の方？が来ていてカリカリの大袋を持ってきた。
※その時に会った方は【お家は更地にする予定】ということと
【猫を捕まえたいけど、捕まらない】と聞いている。
※相談者の奥様が三毛ちゃんにご飯をあげているのは９月から。
※飼い主Kさんの親族の連絡先は、誰も知らない。
※三毛ちゃんの年齢は多分、１０歳超えてるくらいらしい。
※ずっと飼い主のKさんと三毛ちゃんだけで暮らしていた。
この写真は、三毛ちゃんちのポストから覗き込んで撮りました
三毛ちゃんは話かけると、低めの声でちゃんとお返事してくれて
確かに見るかぎりは、元気そうです。
相談者の奥様は、このポストからご飯をあげていて
とても上手に工夫されて容れ物に紐をつけて
ポストからスルスルと降ろす。
お水はジップロック系の袋に氷を入れて
袋にたくさん、穴をあけて飲めるようにと
すごいなぁ、愛だなぁと感動しました。
Fねこさん達と、相談者ご夫妻とお話をして
もし、三毛ちゃん保護！と進めたら
相談者ご夫妻が預かりさんをしてくださることに
保護の前から保護主・預かりさん
保護できたら里親募集してくださる方まで
決まっていて、なんてラッキーな三毛ちゃん
飼い主Kさん、もう大丈夫だよ
みんなで協力して
三毛ちゃん、幸せにするからね
と、いうことで現在はKさんのご親族というか
現在の三毛ちゃん所有者の方を探しています。
（公の機関を通じて問合せ中）
あの、開いていた二階の窓は
奇跡的にKさんちの庭に何故かあった
大型の脚立に、町内会長さんが上ってくださって
閉めてきました。
相談者ご夫妻をはじめ、町内の方みなさん
とても優しく協力的で嬉しかったです。
なんとか今月中旬くらいまでには
保護できるといいな・・と思っています。