回顧録「いつか見た映画 1959」1『十二人の怒れる男』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■『十二人の怒れる男』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

1957年/アメリカ映画/95分
監督:シドニー・ルメット
出演:ヘンリー・フォンダ/リー・J・コッブ/エド・ベグリー/マーティン・バルサム/E・G・マーシャル/ジャック・クラグマン/ジョン・フィードラー/ジョージ・ヴォスコヴェック/ロバート・ウェッバー/エドワード・ビンズ/ジョセフ・スィーニー/ジャック・ウォーデン

■1959年 劇場公開作品 1本目

「1991年」劇場公開された『12人の優しい日本人』を「初めて」見て調べたら、「1959年」劇場公開された『十二人の怒れる男』への「オマージュ映画」「パロディ映画」だと知り、「オリジナル」を見なければ、何が「オマージュ」「パロディ」なのか解からないと思い知る。真面目な勉強から「逃げて逃げて逃げまくった」「ツケ」を、また「返済」する時がきてしまった。

「もし日本にも陪審制があったら?」という、「架空の設定」で創作された『12人の優しい日本人』が、『十二人の怒れる男』への「オマージュ映画」「パロディ映画」だと「完全」に理解した。「東京サンシャインボーイズ」の舞台公演として「三谷幸喜監督」が書いた脚本の映画化だったと「初めて」思い知った。

『12人の優しい日本人』はダイレクトに、『十二人の怒れる男』の「リメイク映画」にも見える。もはや「日本映画」として「どこをどう変えたか?」だった。

僕は先に『12人の優しい日本人』を見てしまったのだが、僕が「苦手」な「白黒映画」でも、『十二人の怒れる男』はやりすぎ限界映画だった。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” が「一人もいない」のに面白かったのは、「かなり」面白いからだと「反省」。たった一人で被告人の「無罪」を主張した「ヘンリー・フォンダ」が、みんなに罵倒されながらも信念を曲げず、説得して「無罪」を証明してく迫力におしっこ漏らすしかなかった。

『12人の優しい日本人』が「かなり」面白かったのは、『十二人の怒れる男』がどれほど面白いかの証明だった。




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画像 2020年 2月