『モダン・ラブ』横浜「シネマ・ジャック&ベティ」「1週間限定」再上映決定 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■『モダン・ラブ』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2018年/日本映画/115分
監督:福島拓哉
出演:稲村梓/高橋卓郎/芳野正朝/今村怜央/佐藤睦/ヤン・イメリック/川瀬陽太/町山博彦/大木雄高/園部貴一/草野康太/末田佳子

■ニース国際映画祭:最優秀音響賞
■ハンブルグ日本映画祭:特別芸術賞
■マドリッド国際映画祭:最優秀VFX賞
■サウステキサス国際映画祭:最優秀作品賞
■セブ国際映画祭:最優秀作品賞
■カーディフ国際映画祭:審査員特別賞



やりすぎ限界女優賞:稲村梓


[横浜「シネマ・ジャック&ベティ」『モダン・ラブ』「1週間限定」再上映決定]

新宿「K's cinema」で2018年に初公開された『モダン・ラブ』が、1月26日(土)から2月1日(金)の「1週間限定」で横浜「シネマ・ジャック&ベティ」にて再上映決定となった。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「稲村梓」の「極限の美」に震撼してほしい。

[「世界6冠受賞」]

2018年、世界に誇れる日本映画が誕生した。「福島拓哉監督」の『モダン・ラブ』が、ニース国際映画祭「最優秀音響賞」、ハンブルグ日本映画祭「特別芸術賞」、マドリッド国際映画祭「最優秀VFX賞」、サウステキサス国際映画祭「最優秀作品賞」、セブ国際映画祭「最優秀作品賞」、カーディフ国際映画祭「審査員特別賞」の「世界6冠受賞」を成し遂げた。

子供の頃「トントントン」「何の音?」「お化けの音」「きゃー!」と叫んで逃げる遊びをした。あらゆることに疑問を感じて生きてた僕は幼稚園の時、「お化けの音」を「泥棒の音」と言って全員がどう反応するかを試した。 全員「あー 良かった 」と寝てしまったのを見て、僕は「本当にこれでいいのか?」とみんなに不安を感じた。

「カンヌ」「ベルリン」「ベネチア」以外は世界国際映画祭ではないのか? 「世界6冠受賞」を成し遂げるなど簡単にできることではない。「日本」の「報道機関」がどうなってるのか「今」不安を感じてる。「日本人」が「日本人」を評価できないのはかなり危険なこと。「日本」が外国から賞賛されてるのに、母国の「日本人」が何が賞賛されてるのか理解できない状態。人間の「想像力」に迫る『モダン・ラブ』の存在を知らせたい。

[「福島拓哉監督」の「脳みそ」]

『モダン・ラブ』は「福島拓哉監督」の「脳みそ」の中を見てるような映画。僕とは「全く違う人間」である「福島拓哉監督」の「想像力」に「絶句」した。「世の中にはこんなことを考えてる人間がいる」。人間が1億人いれば1億通りの「信念」「価値観」「倫理観」があるが、こんなこと僕には生きてて「砂粒」ほども考えたことがなかった。自分とは「全く違う」「信念」「価値観」「倫理観」の存在に驚愕した。1億人いれば1億通りの「想像力」が存在する、人間の偉大さを思い知る。外国人でさえ驚愕した証拠が「世界6冠受賞」の結果となった。

[「誰も見たことがない」「新しいもの」]

「新惑星・エマノン」の発見により「パラレルワールド」が発生。「テルが失踪した世界のミカ」「テルと出会い恋が始まる世界のミカ」「テルが既に死んでいる世界のミカ」の「3人のミカ」(稲村梓)が出逢ってしまう。もしこの世に「パラレルワールド」が存在したらという解釈が、「福島拓哉監督」の「想像力」によって「誰も見たことがない」「新しいもの」の “棲息速度域” に到達。「多世界解釈」において「死」の哀しみをどう捉えるか、極限のくそリアリズムに迫る。

[稲村梓「極限の美」]



『ネバーランド』のように、人間の「想像力」が人間の心を癒し救うのだと思う。「嘘」や「創作」が人間の心をどれだけ癒すか『モダン・ラブ』が思い知らせる。だが「福島拓哉監督」の「想像力」、「誰も見たことがない」「新しいもの」、「狂気の映像」を、これほど魅力的に魅せたのは恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「稲村梓」。稲村梓「極限の美」に「瞬間」で「時間が止まった」。

横浜「シネマ・ジャック&ベティ」










画像 2019年 1月