『アストラル・アブノーマル鈴木さん』新宿「K's cinema」「1週間限定」再上映決定 | やりすぎ限界映画入門

やりすぎ限界映画入門

ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『アストラル・アブノーマル鈴木さん』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2018年/日本映画/87分
監督:大野大輔
出演:松本穂香/西山繭子/田中偉登/広山詞葉/谷のばら/大沼遼平/木村知貴/芦原健介




やりすぎ限界女優賞:松本穂香


[新宿「K's cinema」「1週間限定」再上映決定]

「新宿シネマカリテ」での上映が終了した『アストラル・アブノーマル鈴木さん』が、1月26日(土)から2月1日(金)の「1週間限定」で新宿「K's cinema」にて再上映決定となった。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「松本穂香」の「極限の美」に震撼してほしい。

[「YouTube」でアップロードされたコメディードラマ]

「YouTube」のエンターテインメントチャンネル「AlphaBoat Stories」でアップロードされたコメディードラマが「劇場公開作品」となった。「YouTube」で制作された「全17話」の同名ドラマは現在でも視聴可能。「劇場版」として再編集された「映画」と「YouTubeドラマ」の違いを確認して見るのが面白い。「YouTube」から「映画館」へという、現代の新時代を実感する新しい映画製作を成し遂げた「大野大輔監督」に驚愕した。



[「仲が悪い姉妹」]

「仲が良い兄弟」「姉妹」の映画はかなりたくさんあるが、「仲が悪い姉妹」「兄弟」の映画は少ない。僕自身が「仲が悪い兄弟」に育ったので「仲が良い兄弟」を見ると信じられない「絶句」する衝撃を受けて生きてきた。鈴木ララ(松本穂香)と鈴木リリ(松本穂香)の「仲が悪い姉妹」に、僕自身の極限のくそリアリズムを見た。だが僕自身今思うことは、「どっちにも言い分がある」ということ。「視点」によってどちらも「間違いではない部分」を感じたが、理解し合うのが難しいことに共感して見入ってしまった。

[「マイナス思考」は何も生まない]



ララとリリは「極限の美」を持って産まれた、「双子」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・姉妹”。だが同じ「極限の美」を持ちながらも、「マイナス思考」の姉と「プラス思考」の妹で、「双子」は『グラディエーター』の「コモドゥス」と「マキシマス」のような人生に別れる。「田舎のYouTuber」と「大スター」の極限のくそリアリズムに「震撼」「驚愕」「圧倒」だった。「マイナス思考」は何も生まないことに気づく「姉」ララの変化が『アストラル・アブノーマル鈴木さん』を「やりすぎ限界映画」にした。

新宿「K's cinema」









画像 2019年 1月