名曲百選第七章(28)少女の初恋と別れを描いた切なくも壮大なファンタジー・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

新緑が美しい季節ですね。

先日 撮ってきた写真です。

 

新緑の公園と水鏡。

 

 

お馴染みのツツジ。

 

 

こちらは清楚な白花です。

 

 

川沿いの散歩道に咲いていたタニウツギ。

 

 

新緑とシジュウカラ。

シジュウカラさん、もう少しお顔が写ってくれると

背景が綺麗ですし良い写真だったのですが残念です。

 

 

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最近は映画を見に行く事もほとんどなくなりましたが、若い頃は月に2回は映画館に足を運んでいました。

見るのは洋画の方が多かったですが、邦画もかなり見ました。

私の若い頃は角川映画の全盛期で、その日も大好きな

大林宣彦監督の作品で見に行ったら、立ち見まで満員でした。

その映画の主題歌です。

 

時をかける少女/原田知世

 

1983年の春にリリースされ、オリコン2位、

映画と共に大ヒットしましたね。

今更書くまでもないですが作詞作曲は、松任谷由実さん。

 

時をかけるという非現実的なファンタジーと少女の恋が巧みにマッチングされた映画であり主題歌であったと思います。

 

この動画の原田知世さん、初々しくていいですね。

歌はお世辞にも上手いとは言えませんが、逆にそういう所も彼女の魅力になっていたと思います。

 

ユーミンさんのバージョンも載せたいと思います。

 

時をかける少女/松任谷由実

 

同じく1983年にシングルのB面と傑作アルバム『VOYAGER』に収録されました。

ご本家ユーミンさんのバージョンも独特のユーミン節でいいですね。

さすがに安定感があります。

ユーミンさんが歌うと ”時をかける熟女” という感じもしますね。

 

筒井康隆さんの原作も昔読んだ事がありますが、

何度か映像化されており、私が中学の頃 NHKの少年ドラマシリーズで『タイム・トラベラー』というタイトルで放送されたのが最初だったと思います。

NHKの少年ドラマシリーズは大好きでした。

 

 

この映画の中で歌われる短い挿入歌も好きなので、

そちらも載せたいと思います。

 

愛のためいき/高柳良一・原田知世

 

モモ、クリ、三年、カキ八年

ユズは九年で成り下がる

ナシのバカめが十八年

 

愛の実りは、海の底

空のため息、星くずが

ヒトデと出会って、億万年

 

有名なことわざに平田稲穂さんが歌詞を付け足し、

大林監督が自らメロディーを付けた歌です。

メルヘンチックで素敵ですね。

 

こういう歌を聴くと昭和って良い時代だったなと

思ってしまいます。

 

 

時をかける少女


作詞 松任谷由実
作曲 松任谷由実

あなた 私のもとから
突然消えたりしないでね
二度とは会えない場所へ
ひとりで行かないと誓って
私は 私は さまよい人になる

時をかける少女
愛は輝く舟
過去も未来も星座も超えるから
抱きとめて

ゆうべの夢は金色
幼い頃に遊んだ庭
たたずむあなたのそばへ
走ってゆこうとするけれど
もつれて もつれて 涙 枕を濡らすの

時をかける少女
空は宇宙の海よ
褪せた写真のあなたのかたわらに
飛んでゆく

時をかける少女
愛は輝く舟
過去も未来も星座も超えるから
抱きとめて

 

今回は、原田知世さんと松任谷由実さんの 『時をかける少女』 と映画の挿入歌 『愛のためいき』 をお届けいたしました

 

大林監督の映画は、尾道三部作をはじめ、たくさん見ましたが、思春期のきらきら輝いていた頃の恋や真っ直ぐで純粋な気持ちを温かい視線で描いた作品が多く好きでした。

 

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