名曲百選第七章(17)”さよなら” は 再び逢うまでの遠い約束・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

3月に入りましたが、この一週間は雪が降りマイナス気温の日が続き冬に逆戻りした感じです。

 

先日 撮ってきた写真です。 

 

まさかこの時期に霜の花が見れるとは思ってもいませんでした。

それぞれ綺麗ですよね。

 

 

 

 

レンジャクの群が高い木の上の方にいました。

同じ鳥のように見えますが、上がヒレンジャクで、

下の二羽がキレンジャクです。

尾の先が赤いのがヒレンジャク、黄色いのがキレンジャク、尾の先の色で見分けます。

 

 

距離が遠くてピントがかなり甘い写真になってしまいましたが、キレンジャクです。

頭とお顔が特徴的ですね。

 

 

葦の間からホオジロ。

 

 

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3月は別れの季節でもありますので、今回はこの曲を選んでみました。

 

夢の途中/来生たかお

 

1981年にリリースされ、オリコン4位のヒットとなった曲です。

来生節と言ってもいいような適度に力を抜いた独特の大人のソフトな雰囲気で素敵な歌声ですね。

 

映画の主題歌になり映画と共に大ヒットした薬師丸ひろ子さんのバージョンも載せたいと思います。

 

セーラー服と機関銃/薬師丸ひろ子

 

来生さんと同じく1981年にリリースされ、

オリコン1位のヒットとなりました。

 

この曲は、本来は来生さんのバージョンが 映画『セーラー服と機関銃』の主題歌として使われるはずだったのですが、相米慎二監督の意向で、急遽 主演の薬師丸ひろ子さんが歌う事になったそうです。

ザ・ベストテンなどの歌番組でもよく見ましたね。

 

薬師丸さんのバージョンを久しぶりに聴きましたが、来生さんのと比べるとテンポが少し早く、ビートも効いていて ドライブ感に溢れていますね。

来生さん、薬師丸さん、それぞれどちらもいいと思います。

 

この曲は、何と言っても歌い出しのフレーズが秀逸で、日本の歌謡史に残る名フレーズの一つではないかと思います。

 

さよならは 別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束

 

もう会えないかもしれないと思いながらも前向きに別れようとする意志が感じられます。

 

この曲の歌詞は、来生さんのバージョンと薬師丸さんのバージョンが 一番だけ若干違うのですが、

その僅かな違いが面白いです。

 

さよならは 別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束
現在(いま)を嘆いても(夢のいた場所に) 
胸を 痛めても(未練残しても)
ほんの夢の途中(心寒いだけさ)

 

青で書いたのが来生さんの方の歌詞で、赤で書いたのが薬師丸さんの方の歌詞です。

来生さんのは、別れをとても悲しんでいて、この別れも夢の途中なのだと自分を慰めようとしています。

それに対し、薬師丸さんの方は、この恋そのものが夢だったのだと心の中で位置づけ、未練を残すまいとしています。

僅かな違いですが、薬師丸さんの方が クールな感じがしますね。

 

 

夢の途中(セーラー服と機関銃)

作詞 来生えつこ

作曲 来生たかお
 

さよならは 別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束
現在(いま)を嘆いても(夢のいた場所に) 
胸を 痛めても(未練残しても)
ほんの夢の途中(心寒いだけさ)

このまま 何時間でも 抱いていたいけど
ただこのまま 冷たい頬を 暖めたいけど

都会は 秒刻みの あわただしさ
恋も コンクリートの 籠の中
君がめぐり逢う
愛に 疲れたら
きっともどっておいで


愛した男たちを 想い出に替えて
いつの日にか 僕のことを 想い出すがいい
ただ心の 片隅にでも 小さくメモして

スーツケース いっぱいにつめこんだ
希望という名の 重い荷物を
君は 軽々と
きっと持ち上げて
笑顔見せるだろう

愛した男たちを かがやきに替えて
いつの日にか 僕のことを 想い出すがいい
ただ心の 片隅にでも 小さくメモして

ララララ…………

 

今回は、来生たかおさんの『夢の途中』と

薬師丸ひろ子さんの『セーラー服と機関銃』を 

お届けいたしました。

 

薬師丸ひろ子さんは、角川映画のブームと共に清純派の歌う映画スターと言う感じでしたね。

 

来生たかおさん、えつこさんのコンビもこの曲のヒットで一躍注目され、中森明菜さんや南野陽子さんの出世作を手掛けることになり、この曲のヒットは後のアイドルに与えた影響も大きかったと思います。

 

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