名曲百選第七章(9)52年前、20歳の頃の若き迸る才能・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

明けたと思ったら 1月も中旬。

この冬は雪が少なく過ごし易いです。

 

先日、撮ってきた写真です。

 

霜の花。

 

 

冬の寒く花の無い時期に降りた霜を花に喩え霜の花と

名付けた日本人のそういう感性が好きです。

 

 

セイタカアワダチソウの綿毛に霜の花。

 

 

残り柿を食べるヒヨドリさん。

柿の実を全部もがずに冬の鳥達の為に残しておく、

そういう日本人の感性も好きです。

 

 

仲良しのカルガモさん二羽。

手前がメスで奥がオスです。

 

 

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先日 成人の日がありましたが、20歳の頃 大学生時代に色んなアマチュアの音楽コンテストに出場し、

”コンテスト荒らし” の異名を取っていた女性がいました。

 

今回は その方がアマチュア時代1972年に「フォーク音楽祭全国大会」に出場された時の音声をお届け

致します。

 

あたし時々おもうの/中島美雪

 

中島美雪さんという本名で出場されました。

この歌を聴く度に思うのですが、いくら若くてもアマチュアでも、みゆきさんは みゆきさんですね。

 

いつのまにかいつのまにか命の終わり

あたしたちが若くなくなったとき

あたしたちは まだ

いつかいつかと声をかけあうことがあるかしら

命は命はなんにもしないうちに終わってしまうから

「若い時」なんてあたしたちにも もう、ないの

 

未来に向かって輝いている20歳の頃の女の子が普通 「命の終わり」とか「若くなくなったとき」 とか

あまり考えないですよね。

生命の無常さと変わり行く事への憐憫を感じるような歌詞ですが、こういう歌詞を20歳のアマチュア時代からすでに書いていたというのが、みゆきさんのみゆきさんたる所以なのでしょう。

 

彼女の歌には、命(生命)をテーマにしたものが幾つかあり、父親が医師だったというのも影響してるのかもしれません。

19歳でその人の、ものの考え方や精神面の基本的な部分は完成すると言われたりしますが、シンガーソングライター中島みゆきの基本的な部分は この頃すでに出来ていたのだと思います。

それを磨き上げ、視野を広げ発展させたのが、今のみゆきさんなのでしょう。

 

今と比べると若く歌詞の面でも青さを感じますが、

若き才能の迸りや未来への大きな可能性を感じる曲だと思います。

この3年後、プロとしてデビューされます。

 

 

あたし時々おもうの

 

作詞 中島美雪

作曲 中島美雪

 

あたし時々おもうの

命は いったいどれだけ

どれだけのことをできるものかしら

 

いつのまにかいつのまにか命の終わり

あたしたちが若くなくなったとき

あたしたちは まだ

いつかいつかと声をかけあうことがあるかしら

命は命はなんにもしないうちに終わってしまうから

「若い時」なんてあたしたちにも もう、ないの

 

いつのまにかいつのまにか命の終わり

あたしたちが若くなくなったとき

あたしたちは まだ

いつかいつかと声をかけあうことがあるかしら

命は命はなんにもしないうちに終わってしまうから

「若い時」なんてあたしたちにも もう、ないの

 

若くなくなったあたしたちは

いったいどんな顔をして

行きかえばいいの

いったいどんな顔をして

 

若くなくなったあたしたちは

いったいどんな顔をして

行きかえばいいの

いったいどんな顔をして

あたし、時々おもうの

 

今回は、中島美雪さん時代の 『あたし時々おもうの』 をお届けいたしました。

 

力強さと説得力は、今と変わらないですね。

美雪さん、綺麗なお名前です。

 

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