11月19日に『SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2023』仙台公演に参加してきました。
仙台へと移動中の高速バスから撮った晩秋の景色。
ホテルのチェックインを済ませ4時少し前に会場に到着し、まずはツアトラの撮影。
開演まで時間に余裕があったので、グッズも購入しました。
パンフレット、カレンダー、バンダナ。
ツアトラのミニカーが売り切れだったのが残念です。
会場入りし、いよいよ開演の5時。
浜田さんが歌う『A Place in the Sun』が会場に流れます。
この曲が終わり、バックのスクリーンに少年がジュークボックスにお金を入れ、レコードをかける映像が映し出されます。
今回のツアーの正式なタイトルは、『ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youth in the "JUKEBOX"』ですので、ジュークボックスと青春がテーマになっています。
その少年がお金を入れたジュークボックスから流れてきた曲が『初恋』。
私のアメブロでの名前の由来になっている曲ですので
この瞬間 感動しましたし 良い演出だと思います。
そして、この曲と共にメンバーと浜田さんの登場。
オープニングナンバーは、この曲でした。
愛の世代の前に/浜田省吾
浜田さんの「アー・ユー・レディ」という掛け声と共に この曲のイントロが流れた瞬間、この一年この時の為に生きてきたのだと確信しました。
『壁に向かって』『HELLO ROCK&ROLL CITY』『BIG BOY BLUES』とノリの良いアップテンポの曲が続けて歌われ、観客の心を一気に掴み、私のいた
アリーナ席は全員ノリノリで総立ちでした。
ギターをマーティンのアコギに持ち替え『愛のかけひき』が歌われました。
その後のMCで「歌を作るようになって、ふと気がついたんだけれども、ああ俺って俺と同じように上手く瞬間的に言葉を相手に伝えられない人の為に手紙の代筆をしてるのかな~、そんな風に思うようになりました。たとえばここに ほんとに悲しく報われない恋をしている女性がいて、その人のすぐ傍に その人の事を本気で思っている男性がいて、その男性というのが
凄い口下手でね、上手く自分の気持ちを伝えられないような人だった場合、もし彼が砕け散るのを覚悟のうえで、こんな言葉で自分の想いを彼女に伝えて、その
想いが伝わって二人が上手くいって 映画に旅行に結婚して幸せになってくれたらいいな~、そんな気持ちでこの歌を作りました。」
そして歌われたのは、もちろんこの曲です。
もうひとつの土曜日/浜田省吾
続けて『丘の上の愛』が歌られたのも大好きな曲ですので凄く嬉しかったです。
更に『DANCE』『東京』『MONEY』と人気のある
ノリの良いナンバーが歌われ前半の終了です。
15分の休憩の最後に浜田さんが歌う『イン・マイ・ライフ』が流れ、メンバーと浜田さんが登場し、
メインステージからセンターステージへと移動します。
センターステージで1曲目に歌われたのは『MAINSTREET』でした。
私の席から浜田さんまでの距離が10m 本当にいい席でした。
『さよならスイートホーム』『終りなき疾走』が続けて歌われ、その後のMCで「今回のツアータイトル『youth in the "JUKEBOX"(青春のジュークボックス)』とつけたんですけども子供の頃 欲しかった物にジュークボックスというのがあって、もしも持っていたら自分の好きな曲を入れて学校から帰ったら
ガチャガチャガチャとやって自分の好きな曲を聴けるなと思っていたんですけども・・・・・・・・・・・今回の青春のジュークボックス、今日のセットリストが皆さんのプレイリストの中に入ってたらいいなと思うわけです。もしもジュークボックスを持っていたら そん中に俺の古いLP盤とか、LPは入らないか、シングル盤とか入っていたらいいなと思うわけです。
次に演奏する曲は1976年デビューアルバム『生まれたところを遠く離れて』の中からです。」
青春の絆/浜田省吾
『悲しみは雪のように』『ラストショー』と
大人気のナンバーが歌われ、センターステージから
メインステージへと移動します。
メンバー紹介が行われ、メインステージに戻り、歌われたのはこの曲でした。
ON THE ROAD/浜田省吾
ライブの定番『J.BOY』『明日なき世代』が歌われ、
『家路』で本編の終了です。
鳴りやまぬ歓声と拍手の後、
アンコールでまず歌われたのは『SWEET LITTLE DARLING』でした。
そして、『今夜はごきげん』『HIGH SCHOOL ROCK & ROLL』『あばずれセブンティーン』とロックンロールメドレーが歌われ、今回のライブの最後は、この曲でした。
君が人生の時/浜田省吾
先程も書きましたが、今回のライブは、ジュークボックスと青春がテーマになっています。
ロックと言う音楽は、青春と密接に結びついている音楽だと思います。
若い頃の心から溢れる熱い衝動を具現化したのが、
ロックなのでしょう。
しかし、アーティストも当然 歳を取り若いままではいられません。
大人の知性と感性が加わり、そのアーティスト独自の世界を完成させてゆくのだと思います。
今回の浜田省吾さんのライブは、1976年から1986年までの曲で構成されています。
いわばロックミュージシャンとしての浜田さんが、 上昇気流に乗り勢いがあった頃の曲達です。
私も含め会場に来ていた人達のほとんどは、青春時代に夢中になって聴いた曲達。
そんな曲達を今回のライブで聴いて若い頃の熱い思いが蘇り、まだまだ頑張らなくては、という思いが私の胸に溢れました。
浜田さんも70代になられ、バンドのメンバーの方達も70代60代になられましたが、まったく衰えぬ歌声や演奏を見て聴いて本当に励まされる思いでした。
円熟味と言いますか、余裕を持って楽しみならパフォーマンスされている素晴らしいライブだったと思います。
ライブの後の冷めやらぬ余韻を胸に晩秋の風に吹かれながら会場を後にしました。