名曲百選第七章(2)深みゆく秋に大人のラブバラード・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

11月も中旬ですね。

小春日和の のどかな公園。

 

 

寒くなってきたので、カモが集まってきました。

 

 

紅葉の落ち葉。

 

 

白鳥のお母さんとカモ。

 

 

木の枝に止まり囀るモズ。

 

 

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今回は、この曲を選んでみました。

 

シルエット・ロマンス/来生たかお

 

来生たかおさんが大橋純子さんに提供し、1981年の11月にリリースされヒットしましたね。

来生たかおさんによるセルフカバーです。

 

来生たかおさんのは、大人の男の色気と甘い歌声で とろけそうですね。

朗々と声を張って歌い上げるのではなく、適度に力を抜いて、ちょっと気怠さを感じるような独特の雰囲気のある歌声が来生さんの持ち味であり魅力です。

 

ヒットした大橋純子さんのも載せたいと思います。

 

シルエット・ロマンス/大橋純子

 

大橋純子さんは、日本のポップス系の女性シンガーの中では 抜群の歌唱力の持ち主ですから、この曲も感情を込め女性の恋心を巧みに表現しています。

この動画のハープの音色もいいですね。

 

次のブログをこの曲にしようかと思っていた矢先、

突然の訃報に驚きました。

ご冥福をお祈りいたします。

 

歌詞は 名姉弟コンビの来生えつこさん。

 

恋する女は夢見たがりの
いつもヒロイン つかの間の
鏡に向かってアイペンシルの
色を並べて迷うだけ

窓辺の憂い顔は 装女心
茜色のシルエット

 

男性の作詞家には絶対に書けないような 女性作詞家ならではの歌詞です。

「アイペンシルの色を並べて迷うだけ」 というのがとても巧みで、恋に悩む女心を上手く表現しています。

「窓辺の憂い顔は 装女心 茜色のシルエット」 

聴く人の想像力を喚起されるようなフレーズで、良い歌詞というのは、そのシーンを色々想像させます。

 

しっとりと歌われるAメロから情熱的に燃え上がる サビへと展開される情感豊かな日本のラブソングの屈指の名曲だと思います。

 

 

シルエット・ロマンス

 

作詞 来生えつこ
作曲 来生たかお


恋する女は夢見たがりの
いつもヒロイン つかの間の
鏡に向かってアイペンシルの
色を並べて迷うだけ

窓辺の憂い顔は 装女心
茜色のシルエット


ああ あなたに 恋心ぬすまれて
もっと ロマンス 私に仕掛けてきて
ああ あなたに 恋模様染められて
もっと ロマンス ときめき止めないで

あなたのくちびる 首すじかすめ
私の声もかすれてた

無意識にイヤリング 気づいたらはずしてた
重なりあうシルエット


ああ 抱きしめて 身動きできないほど
もっと ロマンス 甘くだましてほしい
ああ 抱きしめて 鼓動がひびくほどに
もっと ロマンス 激しく感じさせて

ああ あなたに 恋心ぬすまれて
もっと ロマンス 私に仕掛けてきて
ああ あなたに 恋模様染められて
もっと ロマンス ときめきを止めないで

 

今回は、来生たかおさんと大橋純子さんの 『シルエット・ロマンス』 を お届けいたしました。

 

ムードたっぷりの大人のラブソングですね。

子供っぽい歌ばかり流行る昨今、こういう大人の歌がヒットしていた時代が、音楽業界も健全だったように思います。

 

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