名曲百選第六章(68)この曲が醸し出す時代の映像は、決して色褪せる事はない・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

私の所も雪がなくなり、すっかり春らしくなりました。

 

ふきのとうが、枯れた落ち葉の間から顔を覗かせていました。

腹這いになって撮った気に入っている一枚です。

 

 

飛び立ったダイサギ。

 

 

桜の木に鳩が止まっているのかなと思い、そっと近づいて行ったら、私の気配を感じ振り向いたその顔は猛禽類でした。

灰色の背中、黄色い目、黒い瞳孔、ハイタカだと思います。

初めて見ました。

 

 

同じく後ろ姿でも、こちらは毛が4本立っていて、

どこかユーモラスですね。

アオサギです。

 

 

ホオジロが気持ち良さそうに可愛い声で囀っていました。

 

 

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3月は、卒業式があったり学生時代を思い出しますね。

私が学生だった1970年代が蘇るような名曲を

お届けいたします。

 

「いちご白書」をもう一度/松任谷由実

 

皆さん、もちろんご存じだと思いますが、バンバンに当時の荒井由実さんが提供しヒットした曲のセルフカバーです。

 

ユーミンさんは多くのヒット曲や名曲がありますが、この1曲だけでも天才的な才能を感じますね。

 

彼女の歌の特徴として優れていると思うのは、情景描写が巧みで映像が見えてくる事。

この曲からも学生運動が盛んだった、あの時代の映像が浮かんできます。

さらに1970年代の出来事や世相まで思い出させてくれます。

これほど時代と密接した曲と言うのも少ないと思いますし、この曲自体が、あの時代の象徴であり、あの時代の代名詞として存在してるのではないかとさえ思えます。

 

エモーショナルなメロディーもいいですし、歌詞がまた本当に素晴らしくて、ユーミンさんのセンスの良さと才能が遺憾なく発揮されてます。

 

僕は無情ヒゲと 髪をのばして

学生集会へも 時々出かけた

就職が決まって 髪をきってきた時

もう若くないさと

君にいいわけしたね

 

ユーミンさんには珍しい男性視点の歌詞で、髪とヒゲをのばして、学生集会に出かけたというのは、この曲の主人公の青春の証なんですね。

就職が決まって髪を切ったのは、学生時代への決別であり、大人への成長を表わしていると同時に、青春時代の1幕の終わりでもあるわけです。

そして、この曲自体が60年代後半から70年代、 学生運動が盛んだったあの時代の終わりを表わしています。

 

ヒットした、バンバンのバージョンも載せたいと

思います。

 

「いちご白書」をもう一度/バンバン

 

1975年にリリースされ、オリコン1位の大ヒット

となりました。

 

ばんばひろふみさんが自らユーミンさんに会いに行き、曲を依頼したらしいですが、実はこの曲は、BUZZの為に書いた曲なのだそうです。

いずれにせよ、他人にこの超名曲を提供するわけですから、太っ腹と言うか、大物は違いますね。

 

 

「いちご白書」をもう一度

 

いつか君といった 映画がまたくる

授業を抜け出して 二人で出かけた

哀しい場面では 涙ぐんでた

素直な横顔が 今も恋しい

雨に破れかけた 街角のポスターに

過ぎ去った昔が

あざやかに よみがえる

君もみるだろうか 「いちご白書」を

二人だけのメモリー どこかでもう一度

 

僕は無情ヒゲと 髪をのばして

学生集会へも 時々出かけた

就職が決まって 髪をきってきた時

もう若くないさと

君にいいわけした

 

君もみるだろうか 「いちご白書」を

二人だけのメモリー どこかでもう一度

 

雨に破れかけた 街角のポスターに

過ぎ去った昔が 鮮やかによみがえる

 

君もみるだろうか 「いちご白書」を

二人だけのメモリー どこかでもう一度

二人だけのメモリー どこかでもう一度

 

今回は、ユーミンさんとバンバンの 『「いちご白書」をもう一度』 をお届けいたしました。

 

2000年以降、日本の音楽シーンで、この曲に匹敵する名曲は果たして生まれたのだろうか? と、つくづく思ってしまいます。

 

二人で見た映画 『いちご白書』、 それは二人で過ごした青春時代の思い出であり、二人の青春の象徴でもあるのでしょう。

 

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