名曲百選第六章(47)秋の風が吹き抜ける~奇跡の出会いから生まれた名曲 | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

秋も深まってきました。

先日、撮ってきた写真です。

 

仲良しの鴨さん二羽。

見てると微笑ましくなります。

 

 

マリーゴールドにヒメアカタテハ。

 

 

シオン。

気に入ってる一枚です。

 

 

散歩してたら空から大きな鳥が舞い降りてきました。

ノスリだと思います。

 

 

精悍な顔をしてますし、足にも羽毛が生えているので

足が太く見えますね。

 

 

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秋の曲、今回は この曲を選んでみました。

 

風立ちぬ/大瀧詠一

 

松田聖子さんが歌い大ヒットしましたね。

作曲された大瀧詠一さんのバージョンです。

当時の聖子さんとは 少し違う大人の秋の風が吹き抜けてゆきます。

 

大ヒットした松田聖子さんのバージョンも

載せたいと思います。

 

風立ちぬ/松田聖子

 

1981年の10月にリリースされ、オリコン1位の

ヒットとなりました。

 

大瀧詠一さんの作曲、アレンジ、プロデュースによる曲で、全盛期の大瀧さんの素晴らしいポップスセンスと、こちらもアイドルとして全盛期の松田聖子さんのキュートなボーカルが出会い、最良の結果を生んだ名曲だと思います。 

 

松本隆さんが書かれた歌詞もとても良く、いきなり印象的なフレーズが出てきます。

 

♪涙顔見せたくなくて

 すみれ・ひまわり・フリージア

 

花の名前を3つ続けるという意味がよくわからない 

フレーズですが、松本隆さんは「敢えて意味のない言葉をぶっ込んだ」 と話されてました。

言葉の響き発音を考慮して、この3つの花が選ばれたのでしょう。

                                   

すみれの花言葉には、"小さな恋"、ひまわりの花言葉には、"あこがれ"、フリージアの花言葉には、"純潔"、というものがあり、花言葉から まだ若く純粋な恋を感じさせます。

 

ひとつの恋との別れの決意、そこから大人への階段をひとつ登ろうとする心の旅立ちを描いた歌なのかなと思います。

 

松本隆さんの歌詞が先で、文語体で綴られた内容に、大瀧さんは、メロディーをつけるのに苦心されたそうです。

 

 

風立ちぬ

 

作詞 松本隆

作曲 大瀧詠一

 

風立ちぬ 今は秋

今日から私は心の旅人

 

涙顔見せたくなくて

すみれ・ひまわり・フリージア

高原のテラスで手紙

風のインクでしたためています

SAYONARA SAYONARA SAYONARA

振り向けば色づく草原

一人で生きてゆけそうね

首に巻く赤いバンダナ

もう泣くなよとあなたがくれた

SAYONARA SAYONARA SAYONARA

 

風立ちぬ 今は秋

帰りたい 帰れない あなたの胸に

風立ちぬ 今は秋

今日から私は心の旅人

 

性格は明るいはずよ

すみれ・ひまわり・フリージア

心配はしないでほしい

別れはひとつの旅立ちだから

SAYONARA SAYONARA SAYONARA

 

草の葉に口づけて

忘れたい 忘れない あなたの笑顔

想い出に眼を伏せて

夏から秋への不思議な旅です

 

風立ちぬ 今は秋

帰りたい 帰れない あなたの胸に

風立ちぬ 今は秋

今日から私は心の旅人

 

今回は、大瀧詠一さんと松田聖子さんの『風立ちぬ』

を お届け致しました。

 

友人が若い頃 松田聖子さんの大ファンで 地元に来た時に友人に誘われて一度だけ松田聖子さんのコンサートを見た事があります。

テレビで見るよりも細く小さく、天使のようなオーラを放っていました。

あれから40年近く経ちます。

 

唯一買ったアイドルのレコードは松田聖子さんの

この『風立ちぬ』でした。

 

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