名曲百選第六章(31)雨音にショパンの調べが蘇る・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

この一週間も曇りの日が多かったです。

晴れ間を見て撮ってきた写真です。

 

一羽だけ残った白鳥のお母さんは元気です。

お子達は、何処かで元気に暮らしているのでしょうか。

 

 

ゼニアオイ。

写真を撮っていたら、通りすがりのおばちゃんに、 「それ草だよ、」と言われガクッとしましたが、

元々は地中海沿岸原産で、江戸時代に観賞用として、日本に持ち込まれたそうです。

今は、おばちゃんの言葉通り、雑草の如く あちこちにたくさん咲いてますね。

 

 

近くの公園のアヤメが咲き始めました。

 

 

黄色い花のアヤメは、毎年 一番早く咲き始めます。

 

 

前ボケを大胆に入れて撮ってみました。

気に入ってる一枚です。

 

 

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前々回の『私はピアノ』、前回の『バチェラー・ガール』、どちらもピアノがモチーフになっていた曲ですが、ピアノの音色は雨の日に似合いますね。

 

学生の頃、音楽の授業で、音楽の父は バッハ、音楽の母は ヘンデル、交響曲の父は ハイドン、楽聖は ベートーベン、ワルツ王は ヨハン・シュトラウス と習った記憶がありますが、雨の日に似合うピアノの音色と言えば、ピアノの詩人ショパンです。

 

今回は、この曲を選んでみました。

 

雨音はショパンの調べ/松任谷由実

 

雨音はショパンの調べ/小林麻美

 

オリジナルは、イタリアのガゼボで、1984年に

小林麻美さんがカバーし、オリコン1位のヒットと

なった曲です。

 

訳詞というか、日本語の歌詞を書かれた松任谷由実さんと、ヒットした小林麻美さんのバージョンを載せてみました。

 

ユーミンさんの方が少しテンポを上げてますが、どちらも当時の時代を反映したような、ダンサブルなサウンドになっています。

小林麻美さんの気怠く艶っぽいような歌声に対し、

ユーミンさん独特の歌声、彼女の作曲ではないですが、彼女が歌うと独特のユーミン節になりますね。

 

ユーミンさんの日本語の歌詞もとてもいいですね。

オリジナルのタイトルは 『I Like Chopin』 。

これに 『雨音はショパンの調べ』 という邦題を付けたユーミンさんの優れた言葉のセンスを感じます。

 

雨の音がすると、彼との思い出のショパンの甘い調べが蘇り、断ち切れぬ彼への想いが心を疼かせる。

ちょっと切ない大人の歌です。

 

 

雨音はショパンの調べ


作詞 Paul Mazzolini・松任谷由実
作曲 Pierluigi Giombini

 

耳をふさぐ 指をくぐり
心 痺らす 甘い調べ

 

止めて あのショパン
彼にはもう会えないの

 

Rainy days 断ち切れず
窓を叩かないで

Rainy days 気休めは 麻薬 Ah…

 

ひざの上に ほほをのせて

「好き」とつぶやく 雨の調べ

 

やめて そのショパン

想い出ならいらないわ

 

Rainy days 特別の人でなくなるまで
Rainy days 暗号のピアノ Ah…

 

やめて そのショパン
想い出ならいらないわ

 

Rainy days 断ち切れず
影にふり返れば
Rainy days たそがれの部屋は Ah…

 

Rainy days 特別の人は胸に生きて
Rainy days 合鍵を回す Chopin Ah…

 

今回は、松任谷由美さんと小林麻美さんの 『雨音はショパンの調べ』 を お届けいたしました。

 

雨の音をショパンのピアノの調べに準えた素敵な歌だと思います。

 

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