名曲百選第六章(14)希望の春は すぐそこまで・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

この一週間は、寒い日が続きました。

いつもの公園の池には氷が張り、その上に薄っすら雪が積もっています。

 

 

ふっくらしたマシュマロのような雪ですね。

 

 

獲物を狙う白鷺(ダイサギ)。

 

 

2メートルぐらいまでなら 接近を受け入れてくれます。

精悍な顔をしてますね、真っ白な羽毛が綺麗です。

 

 

杉の木の高い所に10羽ぐらいの群でいた アトリ。

 

 

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今回は、この曲を選んでみました。

 

サボテンの花/財津和夫

 

財津和夫さんが チューリップ時代に1975年の2月にシングルでリリースされ ヒットした曲です。

その18年後に財津さんがソロでリメイクしたこの曲が ドラマの主題歌となり 再ヒットしました。

 

財津さんと言えば 1970年代は チューリップで、

ヒット曲を連発し、1980年代は 松田聖子さんに

提供した曲が 次々と大ヒットし、メロディーメーカーとして本当に優れた方だと思います。

 

彼は ビートルズが大好きで 特にポール・マッカートニーをリスペクトされてますが、親しみやすいポップなメロディーを編み出す才能は、まさに日本のポール・マッカートニーと言う感じでした。

 

メロディーだけではなく、歌詞も素敵な歌詞を書かれます。

 

ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて

君は部屋をとびだした 真冬の空の下に

編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物

シャボンの泡がゆれていた 君の香りがゆれてた

 

たえまなくふりそそぐ この雪のように

君を愛せば よかった

窓にふりそそぐ この雪のように

二人の愛は 流れた

 

ほんの些細な事で、彼女は部屋を出て行ってしまい、彼は 絶え間なく降り注ぐ雪のように、いつも彼女だけを見て、彼女だけを優しく包み込むように愛し続ければ良かったと後悔しますが、時はすでに遅く二人の愛は溶けて流れる雪のように終わってしまった。

 

思い出つまったこの部屋を 僕も出てゆこう

ドアにかぎをおろした時 なぜか涙がこぼれた

 

彼も二人の思い出が詰まった部屋には辛くていたたまれず、部屋を出て行こうとした時、彼女が育てていたサボテンが、目に止まります。

 

君が育てたサボテンは 小さな花をつくった

春はもうすぐそこまで 恋は今終った

 

この長い冬が 終るまでに

何かをみつけて 生きよう

何かを信じて 生きてゆこう

この冬が 終るまで

 

彼女が出て行ってしまって、世話をする人もいないのに、 サボテンが花を咲かせていた。

それを見て同じように一人になってしまった自分も、何かを見つけて何かを信じて生きて行こうと決意するわけですね。

サボテンの花を見て、新たな希望を持ったわけです。

 

恋人との別れの辛く寂しい心情を冬に喩え 季節の冬とダブらせ、サボテンの花を希望の象徴し、新たな気持ちで春に向かってゆこうとする素敵な曲だと思います。

 

 

サボテンの花

 

作詞 財津和夫

作曲 財津和夫

 

ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて

君は部屋をとびだした 真冬の空の下に

編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物

シャボンの泡がゆれていた 君の香りがゆれてた

 

たえまなくふりそそぐ この雪のように

君を愛せば よかった

窓にふりそそぐ この雪のように

二人の愛は 流れた

 

思い出つまったこの部屋を 僕も出てゆこう

ドアにかぎをおろした時 なぜか涙がこぼれた

君が育てたサボテンは 小さな花をつくった

春はもうすぐそこまで 恋は今終った

 

この長い冬が 終るまでに

何かをみつけて 生きよう

何かを信じて 生きてゆこう

この冬が 終るまで

 

この長い冬が 終るまでに

何かをみつけて 生きよう

何かを信じて 生きてゆこう

この冬が 終るまで

 

ララララ…………

 

今回は、財津和夫さんの 『サボテンの花』 をお届けいたしました。

 

偶然のちょっとした事が、立ち直るきっかけになったりする事がありますね。

 

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