名曲百選第六章(13)全ての人に、春よ来い、早く来い・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

2月に入りましたね。

今月も宜しくお願いします。

この一週間は雪の日も少なく、少し春の兆しが見え始めたかなという感じです。

 

たわわに実っている松ぼっくり。

 

 

電線にいたキジバト、野生のハトです。

 

 

今日もネクタイでバッチリ決めているシジュウカラ。

 

 

久しぶりにメジロと遭遇したと思ったら枝が邪魔で

こんな写真になってしまいました。

でも綺麗な可愛い鳥です。

 

 

みんなで日向ぼっこをしていた鴨さん。

 

 

明日は立春ですね。

暦の上では春ですが、私の所は まだまだ寒いです。

 

今回は この曲を選んでみました。

 

春よ、来い/松任谷由実

 

ピアノの美しいイントロから始まる 和情緒豊かな素敵な曲ですね。

古典を彷彿させれような歌詞も秀逸です。

 

淡き光立つ 俄雨

いとし面影の沈丁花

溢るる涙の蕾から

ひとつ ひとつ香り始める

 

歌い出しのこの4行だけで私などは、思わず素晴らしさに唸ってしまいます。

今の歌の歌詞は、口語が多いのですが、文語で七五調を意識したような書き方をされてますね。

日本の伝統的な美しさや優雅さを表現する為なのでしょう。

 

沈丁花の蕾に落ちた雨の雫を涙に喩え、沈丁花の花の季節が来るたびに君の事を思い出し涙が溢れる、そんな意味なのかなと思います。

沈丁花をモチーフにし、近づいてきた春の情景と君への想いを同時に表現しているわけですね。

 

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに

愛をくれし君の なつかしき声がする

 

瞳を閉じれば、君と過ごした幸せだった頃の思い出や懐かしい声が蘇ってくるが、それはもう手の届かない遠い春になってしまった。

 

愛した君との別れから、今でも変わらず消える事のない君への想いを歌った素敵な歌だと思います。

 

春を待ちかねながら揺れ動く心の機微を歌った名曲です。

 

 

春よ、来い

 

作詞 松任谷由実

作曲 松任谷由実

 

淡き光立つ 俄雨

いとし面影の沈丁花

溢るる涙の蕾から

ひとつ ひとつ香り始める

 

それは それは 空を越えて

やがて やがて 迎えに来る

 

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに

愛をくれし君の なつかしき声がする

 

君に預けし 我が心は

今でも返事を待っています

どれほど月日が流れても

ずっと ずっと待っています

 

それは それは 明日を超えて

いつか いつか きっと届く

 

春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき

夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く

 

夢よ 浅き夢よ 私はここにいます

君を想いながら ひとり歩いています

流るる雨のごとく 流るる花のごとく

 

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに

愛をくれし君の なつかしき声がする

 

春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき

夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く

 

春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに

愛をくれし君の なつかしき声がする

 

春よ まだ見ぬ春…

 

今回は、松任谷由実さんの名曲、『春よ、来い』 をお届けいたしました。

 

教科書にも載ってるらしいですね、日本語の美しさも

感じる歌です。

 

全ての人に、春よ来い、早く来い。

 

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