名曲百選第五章(90)夏の終わり・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

八月も末、今年の夏の最後の更新です。

 

この夏、近くの神社に たくさんの風鈴が飾られていました。

 

 

風鈴の音色って 情緒があっていいですよね。

 

 

河原の散歩道のマリーゴールドにキアゲハ。

 

 

こちらは、ツマグロヒョウモンの雌です。

 

 

日々草の花に 雨の雫。

 

 

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今年の夏の最後の曲は、この曲を選んでみました。

 

夏の終わり/浜田省吾

 

1990年にリリースされた傑作アルバム『誰がために鐘は鳴る』のラストナンバーとして収録されていた曲です。

最近は あまりライブでは歌われませんが 大好きな曲です。

 

ゆったりとした開放感を感じるメロディーが、この動画の映像に良く似合いますね。

 

ギター抱き締めて眠ったあの頃
貧しさと憧れの中夢に見た R & R STAR
キャンパスを中退して長い旅に出た
果てしなく続く“ON THE ROAD”
流星のような
幾千もの夜
愛してくれた人 打ちのめす程傷つけた
汚れた悲しいメロディー身を切るように繰り返す
拍手とスポットライトと報われぬ涙の陰で

 

歌詞は、R&R STAR を夢見た 若い頃を振り返りながら、現実にその夢が叶った、この時点での今の心情を綴ったような歌詞です。

それは 若い頃 夢に見ていた 楽しいだけのものではなかった・・・  

 

もう誰の心も引き裂くことなんてない
手に入れたものみんな失ったって構わない
残された僅かな時間静かにひとり暮そう

 

潮風と波の音を枕にひとり暮そう

 

渋谷陽一さんではないですが、当時この曲を聴いた時には、浜田さん引退されるのでは、と心配した事もありました。

 

長い人生、誰でも虚しさに取り付かれ全てを投げ出してしまいたいと思う時もあると思います。

でも また頑張って駆けずり回る。

その繰り返しですね。

 

この曲がリリースされた時の浜田さんは37歳。

青春時代を過ぎ、これから中年へと向かう年代。

そんな時代の浜田さんの心情が色濃く出ている名曲だと思います。

 

 

今回載せた動画は、1996年にリリースされた映像作品『ROAD OUT "MOVIE"』からのものです。

浜田さんが あちこち旅をしながら 演奏し歌うという

ロードムービー風の作品でした。

 

この作品がリリースされた時、NHK-FM のラジオ番組に出演されました。

その時 録音した音声をアップしてみましたので、

興味のある方は 聴いてみてください。

 

ミュージックスクエアから

 

浜田さんと渋谷陽一さんと中村貴子さんのトーク、

楽しいですよね。

この3人で、また ラジオを やって欲しいです。

 

 

夏の終り

作詞 浜田省吾
作曲 浜田省吾

サンディエゴフリーウェイを南へ走ってる
国境線越えたら砂埃舞うメキシコ
夏の終りの乾いた風が窓から
おれの口笛吹き飛ばす
フロントガラスに
テキーラサンライズ
もう誰の心も引き裂くことなんてない
この車もギターも売り払い海辺の町
潮風と波の音を枕にひとり暮そう

ギター抱き締めて眠ったあの頃
貧しさと憧れの中夢に見た R & R STAR
キャンパスを中退して長い旅に出た
果てしなく続く“ON THE ROAD”
流星のような
幾千もの夜
愛してくれた人 打ちのめす程傷つけた
汚れた悲しいメロディー身を切るように繰り返す
拍手とスポットライトと報われぬ涙の陰で

もう誰の心も引き裂くことなんてない
手に入れたものみんな失ったって構わない
残された僅かな時間静かにひとり暮そう

潮風と波の音を枕にひとり暮そう

 

今回は、浜田省吾さんの『夏の終わり』を

お届けいたしました。

 

夏の終わりと共に 今年も三分の二が 過ぎてゆきます。

 

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