名曲百選第五章(61)冷たい雪の下で寒さにじっと耐える種こそが、春 美しい薔薇になれる | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

明けたと思ったら 1月もあっという間に過ぎ、

2月に入りましたね。

今月も宜しくお願いします。

 

つい先日、撮ってきた写真です。

朝8時30分、気温-9℃、近くの公園も雪が30cmぐらい積もり、池の水面も全面凍っていました。

足跡もなく 私以外に誰も公園内に入る人もいません。

 

 

前髪が枝から落ちた雪か何かで濡れたら、直ぐに凍り

前髪が ツララのようになり 笑ってしまいました。

-9℃は なかなか手強いです。

 

 

気温が低いと積もった雪の表面も こんな風になります。

 

 

ツツジの葉に咲いた 霜の花。

 

 

桜のつぼみに咲いた霜の花。

 

 

まだまだ寒さは厳しいですが、寒い冬もあとひと月ですね。

 

撮ってきた写真を見ていたら久しぶりに この曲を聴きたくなりました。

 

ザ・ローズ/ベッド・ミドラー

 

ベッド・ミドラーが主演した映画『ローズ』の主題歌で、私の生涯の中で 洋楽では5指に入るくらい好きな曲です。

 

映画『ローズ』は、ベトナム戦時中の60年代、

アメリカを舞台に 酒と麻薬に溺れながらも歌い続けた女性ロックシンガー、ローズの愛と激情の人生を描いた映画です。

女性ロックシンガーとして不動の地位と人気を得、

27歳の若さで ドラッグでこの世を去ったジャニス・ジョプリンをモデルにした作品で、その生涯を情感豊かに描いた素晴らしい映画でした。

この曲が ラストに流れると 涙がこぼれ落ちます。

 

美しいピアノのイントロから始まり、同じメロディーの繰り返しですが、このメロディーもまた美しく、

ベッド・ミドラーの歌も 素晴らしい。

 

そして、何と言っても 私は この曲の歌詞が好きです。

 

どうか思い出して

厳しい冬、冷たい雪の下で寒さにじっと耐える

種こそが、

暖かい太陽の恵みを小さな体いっぱいに受けて、

春、美しい薔薇になれるのだということを

 

苦労や困難にじっと耐えてこそ、

春が来て美しい花を咲かせます。

人生にも あてはまりますね。

人生や愛を薔薇の花に喩えて歌った素晴らしい名曲です。

 

 

ザ・ローズ

 

人は言う 愛は濁った川の流れのようだと

弱く傷つきやすい人を飲み込んでしまうと

人は言う 愛は冷たい刃のようだと

人の心を容赦なく切りつけると

人は言う 愛は飢えのようだと

どれだけ求めても満ち足りることのないものだと

私は言うわ 愛は花だと

そしてその大切な種が、あなたなのだと

 

傷つくことを恐れる心では、

楽しく舞うことができない

夢から覚めることを恐れていては、

チャンスをつかむことができない

奪われることを拒む臆病者は、

与える優しさを知ることがない

死を恐れていては、

生きることの意味を学べない

 

ひとりで寂しく過ごす夜や、

目の前の道を遠く長く感じるとき、

また、愛は心と運の強い人にしか

やって来ないものだと思ってしまうとき、

どうか思い出して

厳しい冬、冷たい雪の下で寒さにじっと耐える種こそが、

暖かい太陽の恵みを小さな体いっぱいに受けて、

春、美しい薔薇になれるのだということを

 

今回は、ベッド・ミドラーの 『ザ・ローズ』 を

お届けいたしました。

 

本当に素敵な歌だと思います。

綺麗な花が咲き誇る春が待ち遠しい。

 

 

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