折角のGW。時間を贅沢につかってみた。
一人で壁当て。悩みのインステップ。
どうすれば、力任せではなく、効率的にタマを撃ち抜けるか?
「軸足のヒザを落とす」意味とは・・・?
ヒザを落とすと、タマの「打点」は、伸ばした蹴足甲の上方に移る。
これを解消する為、蹴足も同じだけ曲げる。
色々な高さで試したが、可否の差が余りに微妙。
この微妙な調整を達成して、はじめて「打撃」になるのか・・・?
いや、「蹴り方」に、何か、大きな欠陥があるハズだ。
・・・・・・やがて、ある、ひとつの誤解に気づいた。
蹴足を振り出す時、回転運動の中心軸は、どこであるべきか?
なんとなく、「脚の付け根」あたりだと思っていた。
でも、これでは、沈んだヒザ下の分だけ、蹴足の長さが余る。
恐らく、正解は、・・・「ヒザ」。
軸足を沈めると同時に、蹴足をコンパクトにたたむ。
軸足と蹴足が交差するとき、折ったヒザ下を振り出せば、無理なく蹴り抜けられる。
なんとなく、リズミカルに「歩く」時の動作に似ている。
だから、身体全体の動きも極めてスムースに流れる。
ヒザ下だけで撃つ感覚だから、タマの打点も狙いやすい。
「脚の付け根」を中心に生まれた回転力は、最終的に「ヒザ下」の回転に変化する。
半径が急激に半減するので、足首の回転速度は加速される。
いわゆる「ヘッドスピード」が早くなり、「強力なインパクト」につながる。
やっと、蹴るコトを、「感じ」られた気がする。(つづく)