介護施設を決める…?
介護施設の話をすると
「病院が儲けたいから騙されてるんじゃないか」
と、いうアネ
しかし
自宅介護に戻したら
「腕がもう痛くて自分のこともできない状態だから、母の介護は無理」
「会社を休んで、母の介護に従事してほしい」というのだ
…もう
…休んでも会社は無給になるし
…母に優しくできない気がするし
それならもう
施設のお世話になることを考えようかなと思う
母の年金からやりくりすれば
なんとかなるのではと思うのだけど
アネが母の年金の受給額を教えてくれない
普通なら
キョウダイ3人で支え合うんだろうな
普通じゃないからな
悲しい現実
昭和初期の人間は基礎体力が強い
これから後10年生きると考えることにした
10年 資金が持つのかわからないし
アネも倒れるかもわからない
そんな地獄の先はもうおいといて
この先3年ほど
気持ちを楽にして過ごしたい…
さて
サービス付きだと
介護費毎月20万円かあ
ため息…
急展開? 自宅介護? 施設?
もう
入院時はダメかと思った母が
復調
言葉もはっきり
身を起こすこともでき
「退院許可」が出た
びっくりだ
先のことを一ヶ月かけて考えるつもりが
病院の皆さんのおかげで
元気になった…!
さて
そうなると
その後の介護が問題だ
わたしは入院時
これでは自宅で生活は無理と踏んで
施設入所を希望した
こうして
多少元気になったとしても
元気なうちに入所させたいと思った
アネは
しぬしぬ、いうし
介護がしんどいアピールもしていたし
だから
入所の話を進めるつもりだった
母も今日は
それは仕方ないなと理解してくれた
なのに…
アネが
「病院がもうけたくて
そんな話するのでは?」
というし
「前のようにできるなら
家でもう少し様子みてはどうか」
というのだ
…は?
あんなに
しんどい、もうむり
これからはみて、とか
言うのに
わたしに全介護せよというのか…?
正直、わたしは毎朝5時起きで
1時間介護は大変だった
土曜も休みもない 毎日だ
アネは自宅にずっといるから
すぐ休めるけど
わたしは会社にも行かねばならない
また
床にへたり込んだら
もう起こしあげられない
お風呂にも入れられない
歯も磨けない
歩くリハビリもマッサージもしない
なにより
家に戻れば
アネとしかコミュニケーションとる人がいない
母が元気になったのは
いろんな人に会って
脳が刺激されたからだと思う
歩くリハビリも良かったのだろう
それがまた「幽閉」となる
いつ喉をつまらせるか
倒れて起き上がれなるかわからない恐怖
病院にいる間は
本当に安心だった
…あしたケアマネさんと話し合いをするけど
どうしたらいいんだ…
命を察知するのか
今のところ、毎日顔を見に行っている
軽度の痴呆になっていて
何度も同じ話をし、質問をされ
さっきの話は忘れているし
時間の感覚もない
ワタシが
何者であるのか
はっきりわかっているかは
わからない
多床部屋に移ったから
何度も同じ話をするのを気にしてきまう…
しかし
入院して数日
日々母になかったいろいろな刺激がある
アネ以外とのコミュニケーションが
脳を刺激しているのか
時折
ドキリとすることを言い出す
何故入院してるか
何故立ち上がってはいけないのか
など説明していたのだけど
「じゃあ 家にいてもいいやん」
という
「でも、喉が弱ってるから
看護師さんがご飯食べさせてくれないと
食べられないし、喉詰まるよ
だから
食べられるようになるまでここでリハビリ
することになってるよ」
という、その説明に母は
「ふーん、…うまいこというなあ」
と呟いた
これには
心が鈍く痛かった
私の言い方が
家に帰ってきても
世話できないよ、
と、聞こえたのだろう
周りくどく
ワタシが、嘘で言いくるめた風に
聞こえたのだろう
母は
やはり家に帰りたいのだ
もう、病院から施設に、と
考えてる私の心を読んでいるのか
それを薄情というのか
わたしなら
きれいな施設に行けるなら
幸せだけど…
「ふつう」はそうはいかないのかな
今日も
家に帰りたそうだった
病院のおかげで少しずつ元気になる
少しずつわたしが何者かわかり始めた
コミュニケーションによる脳の活性化は
すごいものだ
しかし
足の具合を見ると
歩けるようには思えないし
食事においても介助は以前より増えた
トイレもつきっきりで
ポータブルトイレでないと無理だろう
わたしは仕事にもいかねばならない
家で世話をするのが大変だ
と
はっきりいうべきなのか
それで
わたしを恨んだとしても