一般的アマチュアゴルファーの常 | メタボリックがとまらない ver.7 東京出戻り編

メタボリックがとまらない ver.7 東京出戻り編

副題 : もう遠距離の異動は無いだろう

FAIRWAY GANGさんの記事にて、ゴルフにおける元祖御三家のクラブセッティングが紹介されていた。
夏坂健さんの本を愛読していた私にとっては、目にする事の多かったゴルファー達ですが、この当時のプロゴルファーは、この本数でメジャーを戦っていたと知って感慨深いものがある。



この当時のゴルフクラブは、完全ハンドメイドでしたでしょうから、工業製品と同じような精度を、14本全てに求める事は難しかっただろう。
ゴルフ場自体も、今のメジャー会場と同じような整備はされてなかったでしょうし、ボール自体の製品としての精度も低かったのだと思う。
確かベン・ホーガンだったと思いますが、濃い塩水の中に印を付けたボールを浮かべて、ちゃんとバランスのとれたボールを選ぶ作業をしていたそうですけど、ちゃんとしたボール、ちゃんと距離の階段が刻めるクラブ、ちゃんと試合用に整備されたゴルフ場が無かった時代においては、キャディバッグに14本のクラブを入れる事より、信用のおけるクラブだけを入れて、あとは技術でカバーする事の方が求められたのだろう。




さて、私のような一般的アマチュアゴルファーにおいても、実際に使うクラブというのは限られていたりする。
一般的アマチュアゴルファーが14本入れているのは、14本入れているという安心感を得る為だけなように思いますし、実際に不安感を煽られるのは、160ヤードや170ヤードのパー3の時ぐらいだと思いますが、練習場で打った事の無い距離の不安感をカバーする為に、とりあえず14本入れているというのが正直なところだろう。
だとしたら、練習場でよく練習しているクラブだけで、マネジメントした方が良いように思いますし、結局のところ練習場でよく練習しているクラブを、優先的に選んでたりしますから、無意識に選んでいるクラブを振り返ってみたら、往年の御三家と同じような本数になる気がする。




頭では理解してても、欲に負けるのが一般的アマチュアゴルファーの常。
欲に負けて、あーでもないこーでもないとクラブ探しをするのも楽しいと思ってしまうのだから、私のスコアが安定しないのも当然なのである。