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ムーブメントコーチ ロボラガーのブログ

ムーブメントコーチ(重心移動のスキルを指導)として、高校生や大学生中心にトレーニング指導をしております。現場での試行錯誤を書きたいと思います!

School of movement 認定 マスターコーチ

昨日の指導先である、茨城県牛久高校野球部のInstagramで、私のセッションのことを取り上げてもらった。

20年以上、高校野球部に携わっているが、ほとんど指導中の写真や動画はないので、かなり貴重な写真である。

 

以下、マネージャーが書いてくれた文章をシェアしたいと思う。

 

【ムーブメントトレーニング】

昨日は本校トレーニングコーチの森下さんの指導日でした。

森下さんは高校野球のみならず、大学ラグビー部やアメフト部などでトレーニングコーチを担当し、トレーニング雑誌の連載もされています。

 

新入生は初めてのトレーニング指導ということもあり、緊張している様子もありましたが、トレーニングについて座学と実技を分かりやすく指導していただきました。

 

新2・3年生はムーブメントトレーニングを中心にご指導をいただきました。これは重心移動のトレーニングで、プロ野球チームでも導入されているものです。選手たちは真剣に、楽しみながらトレーニングを行っていました。

 

伝授されたトレーニングをベースに、これからも体づくりや技術面でのレベルアップを図っていきます!

https://www.instagram.com/p/CNPZjT9MbRn/?igshid=m08zha2dlu4e

 

10年前、地震があったとき、私は東京八王子市の高校野球部のトレーニングを指導していた。最初の揺れを感じた時、外にいるのにびっくりするくらい揺れて、思わず座って身構えた。40年以上生きていて、外にいて、こんなに強い揺れを感じたのは初めてだった。それでも、周りで崩壊するような建物も無かったし、揺れが収まったので、再びトレーニングを再開していた。すると、ものの数分で、校内放送があり、生徒は部活を辞めて、学校のフロアに集合することになった。

幸いにも私は車で、立川の自宅まで時間がかかることもなく問題なく帰れた。そして、自宅に帰り、初めて東北の津波をテレビで目の当たりにした。そこで、ようやく、今回の地震がとんでもないものであることを認識したのだ。指導先の先生に聞けば、あの後、生徒によっては電車が止まり、自宅に帰れなかった者もいたとのことだ。私の自宅は被害もなく、家族も全員無事だった。地震後の生活面の変化と言えば、計画停電というものが、何回かあり、ロウソクで一夜を過ごすことがあったくらいだ。あとは、ガソリンスタンドに列ができていたことくらいか。

仕事では、指導先の大学ラグビー部は、いったん帰郷する者は帰郷することになり、残ったメンバーで、学校内に入ることができなかったので、山中湖で合宿をし、私もそこに帯同させてもらった。それでも、そうして部活動をやれることは、本当に有難いことだった。福島始め、東北の多くの方々は、部活はもちろん出来る状態ではなく、まさに生きることに精一杯だったのだから。

 

今回のコロナ禍もそうだが、改めて部活動やスポーツは、平穏時だからこそ、できるもので、衣食住がままならなければ、活動することさえできないことを教えてくれた。多くのスポーツ選手や、俳優や歌手などの文化活動に従事している人は、自分の無力感を感じたと言う。津波ですべてを失った人達の前で、いったい自分には何かできるのか。目の前の瓦礫を片付ける事さえもせずに、テレビの映像を見ていただけの私。活動拠点が主に東京だったから、仕事も変えることなく、今でもトレーニングコーチとして、高校や大学の部活動をサポートさせてもらっている。人と言うのは現金なもので、こうして震災から10年経ったなど、節目のことがないと、活動できることが当たり前ではない、ということを忘れてしまうのだ。

 

 「明日死ぬと思って生きなさい、永遠に生きると思って学びなさい」 ガンジー

 

この言葉を、ウエイトルームに貼っている。たった一人の人生なんて、ちっぽけで、しかも人はいつ死ぬかもわからない。でも、どうせ死ぬなら、どうでもいいやと思って生きたらもったいない。

10年前と変わらずに、私にできることは、たかだか知れているが、それでも、こうして生きていて、コロナ禍の中でも、まだなんとか、この仕事をやれているのだから、感謝でしかない。

 

改めて、生かされいることに感謝し、この命ある限り、めいいっぱい命をまっとうしようと思う。

私にできることは、今、目の前のことを大切にすること、それしかないのだから。

 

【次回森下道場:2021年4月11日開催!!】

 

■テーマ「回旋系動作」

今回のテーマは、野球、ゴルフ、テニス、打撃系格闘技などで、きわめて重要となる回旋系動作になります。

ポイントは、回旋と言う言葉にだまされないで、地面をプッシュすることになります。

また、前足側でいかに減速できるかが、強い球を投げる、打つ、パンチでも重要になります。

すなわち、後ろ足側と前足側の両方に焦点を当てて練習したいと思います。

ご興味ある方、おりましたら、ぜひぜひご参加下さい。

※日程合わない方でもアーカイブ配信の受付もありますのでご連絡下さい。

 

6年前に講師が出会ったのがSchool of Movement。(https://school-of-movement.org/

そこでは、力学、解剖学、生理学を土台に

「安全で、思いのままに、楽しく、効率よく」動き、

「ダレデモデキル!」をゴールとし、感覚を鋭敏にすることを教わりました。

「感覚」と「現実」にはギャップがあります。これを擦り合わせる作業は、職人が何かを作る作業に似ているかもしれません。できなかった動きができるようになる過程、ぜひ一緒にそれを楽しみましょう! そう、だから講習会と呼ばすに「道場」にしております。

 

※MOF修了者の方

復習やブラッシュアップとしてご利用ください。

●日時:2021年4月11日(日) 8:00-9:30

●場所:JR中央線、西武線国分寺駅より徒歩2分

Landin(stadio)  http://namelessproduction.com/kokubunji/map.html

 

●講師:森下 茂
【資格】
・日本トレーニング指導者協会認定 上級トレーニング指導者

・School of Movement認定マスターコーチ
【現職】
・拓殖大学ラグビー部 S&Cコーチ(2004年~)
・茨城県立日立第一高校 野球部 S&Cコーチ 他多数の高校野球部
 

●対象: S&Cコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、選手、

スキルコーチ、その他運動に関わる全ての方

  

●料金:選手、スキルコーチ(部活の顧問の先生を含む):¥2,000
   上記以外の方(MOF修了者も含む):¥5,000

※参加申し込みされた方には別途、メールにて請求書を送らせて頂きます。

 

●定員:10名
 

●持ち物 運動ができる中履き、飲み物、着替えなど
 

●申込:主催者(森下 茂):

参加希望の方は、下記をクリックの上、お申込み下さい

https://forms.gle/kf7isph8hVofaS6PA

 

●アーカイブ配信 申し込み&決済

 

 

●道場生アーカイブ配信(トレーナー版)申し込み&決済

 

 

●道場生アーカイブ配信(アスリート版)申し込み&決済

 

 

 

●締切:2021/4/11(日) 
当日になっての参加も可能ですので、ご連絡ください。

 

私が、SNSで頻繁に投稿しているのは何故か?

その大きな理由は、個人事業主であるからだと思う。
 
19年間、指導してくれる上司もいなければ、グチを聞いてくれる同期もいない、そして、面倒見るべき後輩もいない。そんな中、9年前に、Facebookに出会った。最初は、最近会っていない知り合いと繋がれることが、単に嬉しかった。
しかし、いいねやコメントを貰えるようになると、まさにそのやり取りが楽しくなり、完全に日常になった。おそらく、Facebookが私の上司や同期の代わりをしてくれていたように思う。
武道家の内田樹さんが、こんなことを書いている。
 
人間が仕事に求めているのは、つきつめていえば「コミュニケーション」です。ただそれだけなんです。人間にとって一番つらいのは、自分の行いが評価も査定もされないことなんです。ただ、ことばを送り、ことばを返すという「やりとり」があるだけで、人間は「もつ」のです。要するに、「やりとり」するのが人間の本質だということです。
 
そうなのだ、まさに、「やりとり」を、私は求めていたのだ。もちろん、書くことで、自分の考えを整理していることもある。しかし、それだけなら、何もSNSに投稿しなくてもよいのだ。
やっぱり、だれかが、反応してくれるから、だから、楽しいのだ。
コロナのせいで、自宅で過ごす時間が増え、人との「やりとり」が減っている、こんな時こそ、この「やりとり」の場を、より欲しているのだ。あきらかに、コロナ前よりも、私が投稿する頻度が圧倒的に増えているのだ。
 
そんなわけで、今日も私は、Facebookにも、Twitterにも、がんがん投稿したいと思う。
もちろん、このブログも、たくさん書いていきたいと思う。 

 

 

 

 

自分の指導力を向上させるのに、留学生の存在は大きい。

なぜなら、言葉で指導することが難しいからだ。特に微妙な表現を伝えるのが難しい。

もちろん、英語を覚えれば解決するかもしれないが、残念ながら、私には、その頭も時間もない。

というわけで、<言葉で理解してもらう>ことをあきらめて、他の指導力を向上させるしかない。

 

高校生以上に指導することが、ほとんどの私だが、かつて一度だけ、小学校低学年のサッカーチームに指導する機会があった。

「じゃ、次は、うつぶせになって」

そう私が言っても、子どもたちは動かない。あっ、そうか、<うつぶせ>がわからないのだ。すかさず、自分が<うつぶせ>になることで、ようやく子どもたちも、<うつぶせ>になってくれた。

子どもたちへの指導で、有効な一つが、視覚による情報だ。ようは指導者のモノマネをさせればいいのだ。

「おーい、みて、みて」 「やってごらん」 それだけでいいのだ。

 

比喩を用いるのも使える。

「じゃ、次は、ぞうさん、ぞうさんの、鼻のように、足を、ブラブラさせてみて」

一昨年、高校生に指導しているときに、「小島やすおの、『そんなの関係ねー』みたいな感じ」と伝えても、選手たちは「?」。そう、私の中では、当たり前のように知っていることが、世代間ギャップや、文化の違いで、相手には伝わらないこともあるのだ。対象者が理解できる比喩、それを、どれだけ持っているかが重要になる。

 

対象を外に向けるのも、伝わりやすい。

「よーし、コーチの手に、さわってごらん」と言って、子どもの頭上に手を差し出し、そこまでジャンプさせる。

対象物を決めて、そこをターゲットにジャンプしたり、ボールを投げさせたりする。

これだと、どう跳ぶとか、どう投げるとかは、教えなくていいのだ。実は、運動を指導する場合には、身体の内側に意識を向けるより、このように外側に意識を向けさせた方が、上手くいくことが多いと言われているのだ。

 

「音を、させないように」 

ジャンプの着地や、サッカーのトラップなど、音を意識させるのもいい。

音と言えば、擬音語による表現は、運動指導の肝と言えるかもしれない。

「ドス、ドス、っていう音でなくて、タン、タンって音をさせて」

「タン・タ・タタ! タン・タ・タタ!」

擬音語は、運動において大切となる、リズムや力加減も伝えることができるので、極めて有効なやり方だ。

 

留学生や子どもたちのように、言語による指導が難しい場合、

<視覚><比喩><対象物を決める><聴覚><擬音語>を駆使するしかない。

他にも、まだいろんなアプローチがあると思うが、もう一つ、大事なことを書きたいと思う。

 

セッションの中に、「物語」があるかどうかだ。

「あー、なるほど」

「そうか、そういうことか」

言い方を変えれば、繋がりを持てるかどうか。

それが持てなければ、おそらく、そのセッションはコーチの言うことを、言われたらから、ただやるだけで終わることになる。

 

もちろん、言葉による指導力も磨く必要がある。

しかし、留学生を指導することで、〈言葉に頼らない指導力〉それを磨くチャンスを貰っている。

サンクス・マイト!