ムーブメントコーチ ロボラガーのブログ -13ページ目

ムーブメントコーチ ロボラガーのブログ

ムーブメントコーチ(重心移動のスキルを指導)として、高校生や大学生中心にトレーニング指導をしております。現場での試行錯誤を書きたいと思います!

School of movement 認定 マスターコーチ

【森下道場2022年お年玉企画】

●日時:2022年1月3日(月) 7:30-8:45

●場所:JR中央線、西武線国分寺駅より徒歩3分

Place Studio  →   https://kokubunji.studiosquare.jp/map.html

●テーマ:ムーブメントスキルを使って様々なスポーツスキルにつなげる

ムーブメントスキルの素晴らしいのは、様々なスポーツスキルへの運用がしやすいことにある。野球部とバスケ部、サッカー部とテニス部、ゴルフ部とラグビー部が合同で練習することも可能なのだ。今回は2022年の第一弾ということで、色んなスポーツ選手になりきり、その中で共通点を感じていきたいと思います。お年玉企画で料金は、なんと通常の半額になりますので、年末年始のなまった体をリセットしに、ぜひぜひご参加下さい!

 

※日程合わない方でもアーカイブ配信の受付もありますので下記よりお申し込み下さい

 

●講師:森下 茂
【資格】
・日本トレーニング指導者協会認定 上級トレーニング指導者

・School of Movement認定マスターコーチ

 

【指導実績】
・東京都立松ケ谷高校サッカー部 フィジカルコーチ(2003年4月~2011年1月)

・高知商業野球部 トレーニングコーチ(2003年1月~2009年5月)

・帝京大学ラグビー部 フィットネスコーチ(2004年5月~2006年12月)

・拓殖大学ラグビー部 トレーニングコーチ(2004年~2021年11月)

・ラグビーU20日本代表フィジー遠征帯同(2017年3月)

・千葉大学アメリカンフットボール部(2021年2月~6月)

・学習院大学アメリカンフットボール部 ムーブメントコーチ(2021年7月)

 

【現在の指導先】

・茨城県立日立第一高校野球部他10チームの高校野球部

・相模原中等教育学校男女バスケ部
 

【講師の声】

6年前に講師が出会ったのがSchool of Movement。https://school-of-movement.org/

そこでは、力学、解剖学、生理学を土台に、

「安全で、思いのままに、楽しく、効率よく」動き、

「ダレデモデキル!」をゴールとし、感覚を鋭敏にすることを教わりました。

「感覚」と「現実」にはギャップがあります。これを擦り合わせる作業は、職人が何かを作る作業に似ているかもしれません。できなかった動きができるようになる過程、ぜひ一緒にそれを楽しみましょう! そう、だから講習会と呼ばすに「道場」にしております。

 

※MOF修了者の方

復習やブラッシュアップとしてご利用ください。

 

●対象: S&Cコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、選手、

スキルコーチ、その他運動に関わる全ての方

  

●料金:お年玉企画(通常の半額設定)

¥1,000:選手、スキルコーチ、学生
¥2,500:上記以外の方(MOF修了者も含む)

※参加申し込みされた方には別途、メールにて請求書を送らせて頂きます。

 

●定員:10名(各セッション)
 

●持ち物 運動ができる中履き、飲み物、着替えなど
 

●申込:主催者(森下 茂):

参加希望の方は、下記をクリックの上、お申込み下さい

https://forms.gle/zwVRL4gAf35qpd1P9

 

【アーカイブ配信 料金&お申し込み】

¥500:選手、スキルコーチ、学生
¥1500:上記以外の方(MOF修了者も含む)

https://forms.gle/PLgiviTjrZNs7ito6

 

●締切:
当日になっての参加も可能ですので、ご連絡ください。

なお、当日参加の受講料は、現金でのお支払いとなりますのでご了承下さい。
 

アメとムチを使って選手を頑張らせる事は、私は好きではない。

ご褒美が欲しいから頑張る、ペナルティを課せられるのがイヤだから頑張る。そういう選手をたくさん見てきた。でも、その動機だとやっぱり弱い。なぜなら、頑張る動機が自分ではないから、状況によっては頑張れなくなるからだ。そうではなくて、勝ちたいから頑張る、自分を成長させたいから頑張れる選手になって欲しいのだ。

でも、もっと言えば、楽しいからやっている。無我夢中でやっている。そうなってもらいたと思っている。そんな選手は本当に強いし頼もしい。何より楽しんでやっているので、周りまで楽しくなるのだから。努力して頑張っているうちは下手すると悲壮感が漂うのだが、ワクワクしてやっている選手は失敗も怖がらないのだ。

もちろん、この境地でスポーツをやれている選手は年齢が上がるほど残念ながら減っていく。

おそらく、子どもの頃は、誰もがそれが出来ていたはずなのにだ。


辻秀一さんが、『スラムダンク勝利学』の中でこんな事を書いている。

👉

次に「花道」。彼は「一生懸命を楽しむ」ライフスキルが高い。選手の指導にとって、最も重要なライフスキルと言っても過言ではありません。実は人間というのは適当にやるよりも一生懸命やるほうが必ず楽しさを感じます。この一生懸命を楽しめる力というのは子どもの頃には皆、持っていたのです。ところが、大人が子どもに「お前、そんなことやっていて何になるんだ?」って投げかけていきます。そのうち「何のためか」が無いと一生懸命やらない人間が育てられていくわけです。「ルーズボールを取らないと、殴られるからだ」と、理由で動く選手になります。そうではなくて、この瞬間ルーズボールへ行くほうが楽しいのです。ルールと罰で縛っていくと、いつもルールと罰でしか動かなくなります。そうすると気が付けば文句を言ってばかりいる選手の集まりになっています。それをまた「管理」と言ってマネジメントするから、ますますノンフローな集団が生まれて、持っている力が出にくくなるのです。    

👈


まさにだ。おそらく日本の多くのスポーツ現場で起きていることだ。私自身も、似たような経験を何度もしてきた。

「一生懸命を楽しむ」ライフスキルが高い。そうなれば、きっとスポーツ選手としてだけでなく人生が楽しくなるに違いないのだ。

では、どうしたら良いのか。私の答えは今のところ一つしかない。指導者自身がそうあれば良いのだ。そう、私自身が目の前のことに損得抜きに取り組めば良いのだ。

キーワードはワクワクだ。自分がやっている事にワクワクしているか。ん、それなら結構いけるかもしれない。


個人事業主となって20年、有り難いことに主に高校生と大学生の部活動のサポートがメインの仕事としてやってこれた。そして、これはメリットとデメリットがあるのだが、定期的にサポートするチームでも、不定期でお伺いするチームでも、そこにはフィジカル面を担当する方はいなかった。だから、私1人の頭でプログラムを考え、選手達にフィードバックしてきた。監督や先生方からの要望は、もちろん時々お聞きするのだが、大抵は私に任せてくれたので、もう、本当に自由にやらせて頂いた。それは、私自身でしか考えるしかなく、またその結果責任も、私のみが負うのではあるが、その事は無茶苦茶、自分自身を成長させてくれた。言い方を変えれば自分で考えるクセがついた。

しかし、一方でデメリットとしては、誰かと相談して、何かを決める事をほとんどしていないのだ。実は、29歳の時に、この仕事に就くまでは、生協のトラックの配達員をしていたので、その時も1人でやる事がほとんどだった。ましてや、その前はフリーター人生、土日にラグビーやるためにアルバイト生活していたのだ。

つまり、52歳にもなるのに、この30年ほど、チームで共有して何かを作りあげる事が、もう数えるほどの経験しかしていないのである。そして、52歳で18シーズンお世話になったチームを辞めた今、今後は自分の頭の中だけにフィールドを狭めずに、新たな仕事にもチャレンジしていきたいと思っている。

内田樹さんが、論理的に思考することについて、こんな事を書いている。

👉

「今の自分の考え方」は「自前の道具」のことである。ということは、「そのつどの技術的課題にふさわしい道具」とは、「他人の考え方」のことである。「自分の考え方」で考えるのを停止させて、「他人の考え方」に想像的に同調することのできる能力、これを「論理性」と呼ぶのである。論理性とは、言い換えれば、どんな檻にもとどまらない、思考の自由のことである。

👈

「自分の考え方」で考えるのを停止させろと、おー、また大きな課題を頂いた。

どうやら、神様は、出来の悪い私には、おそらく死ぬまで課題を与えるのだろう。逆に言えば、まだまだ伸びしろがタップりということか。

でも、内田さんの言葉は続くではないか。論理性とは、言い換えれば、どんな檻にもとどまらない、思考の自由のことであると。

多人数を指導する際に、どのレベルに合わせてトレーニングすべきか。これは、現場でやっている時によく悩むことである。

当然、人数が増えれば増えるほど、能力や意識の差も広がる。とは言え、同時にやらなければならない事は多いのだ。

それでも、持久力のトレーニングの場合には、グループをいくつかに分けて、目標タイムや距離を変えたりする事はできる。そのためには、事前に持久力のレベルを個々に把握しておく必要はあるが。

ムーブメントトレーニングの場合には、下手すると毎度のエクササイズ毎に個人差が出てくる。ようは、最初からまあまあ出来る人、何回かやったらまあ出来る人、ほぼできなく迷子になってしまう人が、そのエクササイズ毎に変わるのだ。だから、どのエクササイズをチョイスして、それを何セットやるかの判断は非常に難しい。そのエクササイズがハマらない人がいた時に、その選手がハマるまでやり続けると、あまり良いことは起こらない。

何故ならば、まず、その本人が何回もやって、何回も色んな事を言われても、なかなか感覚がつかめないので、多分、ネガティブな気持ちになる。下手すると皆んなに迷惑かけてしまっていると焦ってしまったり、あるいは恥ずかしかったり、さらにはムーブメントトレーニング自体が嫌いになってしまいかねない。さらには、もうそのエクササイズの感覚を掴めている他の選手にとっても、退屈な時間となってしまう。全体のテンポ感も悪くなる。

だから、指導者側は、上手くハマらない選手がいた時には、その選手をその場でなんとかしようと思わない方が良い。

もしもフォローするならば、終わってからとか休憩中に個人的にサポートした方があきらかによい。

また、もし、全体の5割以上が上手くいっていないのを感じたら、もうそのエクササイズに固執せずに、すぐに他のエクササイズに変更した方が良い。もっと言えば、そのエクササイズは無かったことくらい、サラッと次にいくのだ。選手の悪い感覚が残らないように、全体のテンポが悪くならないうちに。

そうだった、多人数の時にどのレベルに合わせるかって話だ。

6070%の選手が出来るものに合わせるのが、たいていの場合は上手くいくように思う。言い方を変えれば、上手くハマらない選手は30%ほどか。これが逆に、上手くハマる選手が30%ほどだと、残りの70%は諦めてしまうのだ。「アイツは能力が高いから出来るけど、どうせ俺は無理だと」

そういう気持ちが少しでも芽生えてしまうと、もう何をやっても、言っても入ってこないので、おそらくそのトレーニングはやっていてもほとんど意味を無くす。

まあ、状況によって変わるが、多人数の場合のレベル感は、それがベストのように思う。

多人数のセッションは難しい。

昨日、久しぶりに総勢100名のチームの選手達にムーブメントセッションをやらせてもらった。私と会うのも、ムーブメントトレーニングも初めて。最初に簡単に自己紹介して、本日のゴールを確認。

いざ、スタート。

何度も100名以上のグループを指導してきた事はあるが、久しぶりというのと、昨年からコロナ禍の中、大きな声を出すという事が、著しく減っていた事もあり、全く声が通らない。

元々、高校野球部時代、私は腹から声を出せずに、いつも喉はつぶれて、おかげで今のようなかすれた声になってしまった。それでも、40過ぎてからグランドで選手たちを走らせる時に、少しでも声が通るようにと頑張っていたら、ある時から、間違いなく以前より私の声は通るようになった。しかも野球部時代にあれだけ潰れたノドも大丈夫なのだ。おそらく腹から声を出すことが、ようやく出来るようになったのだ。そんな事もあり、この10年ほど指導先の公式戦の際、スタンドから選手たちを鼓舞する声を誰よりも大きく出せるようになったのだ。そんな私に自信を与えてくれたのが、試合に出場していた選手の1人が、「森下さんの声、むちゃくちゃ聞こえます。ありがとうございます」と話してくれたのだ。

予想外の選手から、そんな言葉をもらってからは、ならば試合中は、声で選手をチームを全力でサポートする事を心がけるようにした。確かに私の声は、よーく通るようになっていた。

父母会の皆さんも、時々、私に「いつも応援有難うございます!」

と、感謝の気持ちを伝えてくれた。それが、また私のエネルギーとなり、懸命にグランドの選手達に声援を送り続けた。

そう、せっかく10年ほど、ある意味で私の唯一の武器であった声が通るってものが、この2年ですっかり衰えてしまったのだ。

まあ、指導中でなくてもちゃんと発声練習をやっていれば良かっただけなのだが。

仕方ない、また腹から声を出せる、選手に声が通るように、ゼロからやり直すか。

昨日、久しぶりに多人数のセッションをして自分の声の衰えに気づけたのだ。きっと神様が、もう一度やり直せと、全てをやり直せと言っているのかもしれない。まさにゼロからのスタートだ‼️