10月29日(日)の夜、オンラインにて、
「野球指導者のためのムーブメントスキル向上セミナー」の講師を担当させて頂いた。
6月頭から、ファシリテーターの倉持さんと準備を始め迎えた当日、なんと220名ものお申し込みとなった。無料でアーカイブ配信もあるとは言え、我々の予想以上に多くの方からお申し込みを頂き、嬉しいと同時に少しプレッシャーもありました。
当日は、最初こそ少し緊張したのだが、5回ほど自撮りして準備してきたので、いざ話し始めたら良い意味で夢中になってムーブメントスキルの魅力を伝えることができ、あっという間の60分でした。
そして、何が嬉しいって、終了後に数名の知人で受講してくれた方から、受講後のむちゃくちゃ嬉しい言葉を頂けたことだ。
以下、ご本人の許可を頂いたコメントを紹介したいと思います。
✅ウエイトトレーニングを競技パフォーマンスと結びつける橋渡し的な役割が「ムーブメントスキル」というのは非常にイメージがしやすく、「なぜムーブメントスキルトレーニングを行うのか?」という疑問に対して分かりやすい答えだったと感じました。
また、ムーブメントスキルとは何か?と言うことに対しても「身体の使い方、身体操作」と分かりやすい言葉を選ばれていて、日ごろから学生たちに指導をすることの多い森下さんが学生でもイメージがしやすい言葉で選手たちに伝えているのかを感じることができました。・いかに現場でムーブメントスキルを伝えるかという部分に関しては、私自身もまだまだ模索中の部分ではありますが、今回の森下さんのセミナーを受講して大変勉強になりました。伝え方については内的フォーカスなのか、外的フォーカスなのか、どのような比喩(アナロジー)を使用して選手が「コツ」を掴みやすい環境を設定するかが大事ということを改めて学びました。こちらの経験則や感覚のみでは選手に伝わらないことも多々あるため、相手に合わせた伝え方をその時、その時に選択していくことがムーブメントスキルトレーニングを競技パフォーマンスに繋げていくための大事なポイントになると感じました。また、学習の 5 段階で選手が現在どの段階なのかを理解して、どういったアプローチをしていく必要があるのかというのは大変参考になる考え方でした。講義の中でも出てきた、選手同士で教え合っている場面などはトレーナーやコーチからすると理想の形だと思いますし、いかにそこの段階まで引き上げていくかというのはトレーナーの腕の見せ所だと思っています。そういった観点で見ると、月数回の指導でここまで引き上げることができている森下さんの指導は非常に選手に浸透してレベルの高いものだと感じました。・60 分と限られた時間でしたが、講義全体を通して非常に分かりやすく、イメージしやすい説明で頭の整理ができました。ニュートンの 3 法則や回転力、推進力、制動力など物理が苦手な私でも分かりやすく今後選手に説明する時などの参考にしていきたいと感じました。
✅ 今回森下さんのセミナーの感想は一言『分かりやすい』につきます。
学生の部活で指導されているということもあり、多くの学生にどうやって伝えたら分かりやすいのかを日々探求されている森下さんだからこそ、短い時間の中でも中身の濃い話を分かりやすく解説してくださいました。
スポーツの技術・筋出力が足りないのか、はたまた2つを結びつけるムーブメントスキルが足りないのか?
選択肢が増えることで自分やチームに何が足りないのか考えやすくなると思いました。
そして専門用語をなるべく使わないで伝える技術。
どんなに素晴らしい技術を知っていても相手に伝わらないと宝の持ち腐れに。
伝わらない事を相手のせいにしていては『何でできないんだ』とただ怒るだけになりがちですが、本当に足りないのは自身の伝える力かもしれない。
そんな事を分かりやすく解説していただいセミナーでした。
学生を中心に多くの人に指導してきた森下さんがどのように技術を伝えているのか実技編も楽しみです。
以上です。
後ほど実技編も申し込みします。間に合えば良いのですが😅
✅ 森下さんの表情が柔和で暖かく言葉が伝わってきました。
内容については骨盤と股関節の回転運動について、地面半力の大きさの重要性から軸足の推進力、股関節の進展力と前足の制動力により股関節の内旋運動へと繋がりところの説明が動画と合わせてとてもわかりやすく、改めて勉強になりました。
やはり鉛直方向への力を水平面に変換していく過程での物理の理解が大切ですね。
なぜ一流のアスリートの尻が大きく、力を発揮するエンジンになっているのかもわかりやすく解説されていました。
わずか1時間の尺で大枠を伝えるのは大変だったと思います。
もっと詳しく聞きたいと思った方も多いと思います。
元々競技者であった指導者も、多くは動作を感覚で捉えていますので、理屈を言葉で説明できない方がほとんどではないかと思います。
✅ 【“力”は見えない。なので選手の感覚も聞きながら確認する。】
・運動指導者の専門家として活動していると、自分の考えが先行してしまう時もあるので、しっかりと会話をしながら確認しなければと思いました。しかし、反対に本人の感覚と実際の動きが違う場合も多々あると思うので(実際に自分自身がMOFで痛感…)、そこはしっかりと「感覚=実際の動き」でない事も理解してもらう必要があると感じました。
【力の出力方向を変える】
・ウェイトトレーニングはほとんどが鉛直方向の力発揮なので、スポーツの様々な動き(水平方向や回旋動作)に対して、力の向きを変える必要があるという点はすごく分かりやすい説明でした。実際にMOFで伝えられた際に“目から鱗”ではないですが、ムーブメントトレーニングを学ぶ上ですごく印象に残った点です。
【回転運動を獲得する】
・今回は野球選手に対するという内容もあり、エクササイズの内容も回旋運動から始めた点また実際の動画もあり分かりやすく、野球指導者や選手にとっては入り込みやすい流れだと思いました。通常(自分が学んだ形)だと、VerticalやLinear Forwardから説明してしまうと思いますが(もちろんとても大切ではありますが)、競技特性を理解した上で入り込みやすさも大切だと感じました。
全体として、実際のムーブメントトレーニングのロジックと森下さん個人の経験が上手く合わさり、自分を含め共感された方が多かったと思います。個人的な所ではロジックの説明は上手く出来ても、経験談を交えて話すのは上手くないので、そこも含めて大変勉強になりました。
✅ 日曜日のzoomでのセミナーありがとうございました。分かりやすく素晴らしい内容で改めてムーブメントスキルの重要性を感じました。これからの指導に生かしていきたいと思います。
森下さんの言語化能力が素晴らしく自分も真似させていただきたいキューイングがたくさんありました!
今度のセミナーも申し込み予定ですのでよろしくお願いいたします。
✅ 今回の森下さんの講習会を受講して感じた事ですが
まず「ムーブメントスキルとは何か?」という話をニュートンの法則などを踏まえたうえでそれを身近な例えをふんだんに使い、今までだったら「センス」で片づけられていたことが適切な重心移動を効率的に行えるようになる事でトレーニングとスポーツ競技の橋渡しをする、スポーツの技術習得をしやすくする、また怪我無くロスなくうごけるようになるためのスキルである、と説明してくださり非常にわかりやすかったです。
そして実際に野球に求められる能力を「回転力」「推進力」「制動力」として、それらを高める事がムーブメントスキル獲得に繋がるという所も実際の動きを踏まえて説明してくださり、理解しやすかったです。
そして森下さんが選手に指導する際に心がけている事として「出来るだけ専門用語を使わずに比喩を使う」「相手がわかりやすい例えを使う」伝え方、そして学習の段階を意識されている事、同じメカニズムを使う事を意識されているという話を聞いて、非常に勉強になりましたし、実際に今回の講習会でも上記の事を意識されていると思い、常日頃から実践されているのだなと感じました。
この1時間の間でもムーブメントスキルがどのようなもので、野球の技術習得のハードルを下げてやりたい動きが「ダレデモデキル」ようになる事を手助けしてくれるものなのだという事がすんなりと理解できましたし、森下さんのアプローチそのものが指導者として非常に多くのヒントを与えてくれると思いました。
森下さん、貴重なご講演をありがとうございました。
✅ 野球指導者の為のムーブメントスキル向上セミナーを受講したレポートを書かせて頂きます。
野球の投球フォームやバッティングフォームは一見、競技特異的な物で専門的な経験や技術指導が求められると思われがちですが、
力の流れを制動力・回転力・推進力と切り分けることにより、段階的に習得できるエクササイズのプログラムへと見事に落とし込まれておりました。
また、ムーブメントのプログラムを応用しているため、投げる、打つといったパフォーマンスだけでなく、元がムーブメントのプログラムなので、「走る・止まる・曲がる」も同じだよと言う繋がりメッが伝えやすいところも面白いなと思いました。
受け手が守備や走塁も同じなんだと気付けば更なるパフォーマンスアップに繋がると思います。
そのためには伝え方がとても大切なのは言うまでもなく、森下さんのキューイングも素晴らしかったのですが、何より真似出来ない素晴らしさは親しみやすく、人懐っこいお人柄かと思われます。
モデルの方は、いわばテーマとは離れた野球経験者でない方でした。ある意味リアルというか、思い通りにプログラムが進行しないリスクもあったのですが、徐々に上がるプログラムの難易度設定が絶妙なのと、前向きな声かけ、エラーの許容などにより、セッション中にどんどん成長するモデルの方を見て流石だなと、とても勉強になりました。
特にパーソナルのセッションの雰囲気作りは難しいと感じることが多いため、森下さんの画面から伝わる情熱を少しでもこれからの指導に還元出来ればと思います。
ムーブメントを競技に落とし込んで指導する一つの流れ、形が見れますので、是非皆さんにも見て頂きたいお勧めのセミナーです。