近年占星術でとても注目を浴びている角度がクインカンクス。
両側にあるとヨードという座相を作ります。
個人のホロスコープにこの角度があるのは執着を生み良くないと言われるのですが人との相性となると、そうでもありません。
この角度関係のコンビはとてつもない大成功をしていることが良くあります。
例えばアップル社創設のスティーブ・ジョブズ(魚座)と実質の技術者スティーブ・ウォズニアック(獅子座)
王様である獅子座をうお座が良いように使いまわして成功した例です。
ソフトをウォズニアックに作らせ、利益はほんの少ししか渡さなかったと言うのは有名な話。
この配置はホロスコープのハウスの配置で見ると6室と8室に当たります。
6室は主従の部屋、労働の部屋
8室は死の部屋
と配置されています。
太陽星座から見たら6室の星座の人には強い。
太陽星座から見たら8室の星座の人には弱い。
という強弱関係です。
このコンビを見ると、太陽星座から見た6室星座の人を使いまわす関係になっていることがよくあります。
スティーブ・ジョブズ(魚座)とスティーブ・ウォズニアック(獅子座)もそうです。
お笑いコンビの人たちは関係性が分かりやすい。
オリエンタルラジオ / 中田敦彦(天秤座)×藤森慎吾(魚座)
オードリー / 春日俊彰(水瓶座)×若林正恭(乙女座)
メイプル超合金 / 安藤なつ(水瓶座)×カズレーザー(かに座)
インパルス / 板倉俊之(水瓶座)×堤下 敦(乙女座)
太陽星座の人が6室の人をうまく使っている関係性で、周りから見ると主従関係に見えます。
この場合上手くいくには6室の人が全面的に降伏…というより、そうせざるを得ない。
振り回されて手も足も出ない感じなんですよ。
様々なアスペクトを見てきた感じではアスペクトにはいいも悪いもないと言うのが実感。
特にクリエイティブな世界に関しては凶角があるほうがいいくらいです。
不協和音があると発想の違いにインパクトあるので目立つのでしょう。
吉角コンビは二人の間で完結してる内輪ネタみたいな、置いてきぼりを喰ってるように感じることがあったりします。
150度は90度+60度なので90度のストレスを緩和できるところがあるのかも。
このコンビは価値観の相違が周りから見ると面白さに見えます。
中田敦彦さんが芸人を目指した時に捕まえたのが藤森さんです。
そのエピソードを聞くと半ば命令口調で「捕まえた」感じで威圧的だし主従関係に見えます。
ところが藤森さんは中田さんに感謝していて絶対裏切りません。
水瓶座と乙女座のコンビは非常識な水瓶座を超常識の乙女座が突っ込むスタイルが同じ。
乙女座によって水瓶座の変人具合が際立って面白くなっています。
ウォズニアックも自分の作ったソフトをジョブズが売って儲け、半ば搾取されたようなものなのに恨まず、ジョブスが亡くなった時涙を流していました。
ちなみに水瓶座の私はおとめ座の長男に冷たくあしらわれがちですが、なぜか見返り止めず尽してしまいます。それをごく当たり前の顔をしている長男。
乙女座の人に私の理想郷のような話をすると鼻で笑われてしまって全く相手にされなくてがっかりすることが多いのですが、乙女座の現実に落とし込む能力にはやはり感服するしかないと言う感じです。
逆に乙女座の人から見た牡羊座の人は理屈が全く通じない感触あるんじゃないでしょうか。
不吉と言われている150度関係はけして相性悪くないのですが、ただし6室側の人が完全に下になった時に限られます。
話が通じないのでコミュニケーションを投げ出して完全にシャットアウトしてしまう事もあるんですよね。