凡人ですが、それがなにか? | rossiの世界

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心の声、心の葛藤や変化を書き残しています。





憧れや夢や理想


誰だって持っている。






なりたい理想の自分を目指して


あれこれ情報を取り入れるのは


誰だってやっていること。







勉強したり、トレーニングしたり

夢中になっては挫折し放置

そんな仲間はどこにでもいる。





SNSに刺激され、


やればできると勘違い。


本当の自分は非凡じゃないかと


心のどこかで期待する。






自分は非凡と思い込んだら


まっしぐらに突き進み


こんなはずではないはずだ


な〜んて、躍起になって


奮闘してたりするけれど


気づけば


そんな仲間はどこにでもいる。






もともと勉強が得意だった訳でもなく、


もともと美しい容姿な家系でもなく、


もともと裕福な家庭で育った訳でもなく、


呑み込みが早い訳でもなく、


要領が良い訳でもなく、


地道に続ける努力家でもない。


謙虚な姿勢も半人前。


素直に伝える事もできず。


常識すらも微妙かも。






そんな自分だと自覚せず


何かを始めて一足飛びで!


一攫千金、ミラクルを!


そんな淡い期待をしている仲間も


世の中たくさんいるはずだ。






自分の周りを見渡して、


あの人よりも優れてる


あの人よりも注目される


あの人よりも凄い自分になりたくて


非凡風なアクションを巻き起こす。


非凡風な自分を演じてみる。


非凡風な物に手を付ける。


そんな時ってあるのよね。


それすらも、


凡人らしい振る舞いだ。





改めまして、自己紹介。


「凡人ですが、それがなにか?」


自分に向かって言ってみると


脳内ぐるぐるバランス崩し


戦国時代の馬に跨る武将から


槍を持ってぞろぞろ歩く兵士の気分に


グググーっと


自分に対する期待が下がる。






凡人だから理想が生まれる


凡人だから夢をみる


凡人だから期待する


凡人って勝手で自由。


それは成功、それは失敗


誰かの作ったものさしに乗ってみるのも


凡人ならでわの成せる技。





際立った取り柄も才能もないけれど


それでも今尚生きている。


特別な事さえも、地味でささやかだったけど


それでも十分喜べた。


それでもとっても嬉しくなった。





自分の心に素直になって


凡人として生きるのも悪くない。


うまく行っても、そうでなくても


凡人にとってはどれであっても


人並み程度の経験だから、


恐れを成さず、調子に乗らず


中庸で生きるのがいい。






先駆けて、先頭切って、


それは既に誰かがやっていること。


なんの取り柄もないけれど


凡人らしく腰を据え


中庸に、淡々と、


凡人らしく生きていこう。