#7日間ブックカバーチャレンジ #七日目 | こまどりの散歩

こまどりの散歩

日々の雑多な感想。少女に戻れない中途半端な大人のブログ。

7)The Lord of The Ring(指輪物語)

The Lord of the Rings(LOTR)

 

言わずと知れたイギリスの名著。J.R.R.Tolkienの超大作です。ご存知の方も多いでしょうか。

人生を狂わせたと言っても過言ではない作品。

 

初めて手にとったのは小学校6年生のとき。

そこから一年たたずしてほぼ日本語版は全巻を読みあさり。英語のpaperbackも買ってもらいました(読んだとは言っていない)。

LOTRの世界観をもっと知りたいと,ホビット,シルマリルの物語と,トールキンワールドにどんどんハマっていきます。

 

最終的には,映画LOTRの舞台となったニュージーランドのロケ地巡りにまで行ってきました。

トールキンの自叙伝を読むと彼は物語りを紡ぐうえで,絶対的な「悪」の存在をとても丁寧に描いていることがわかります。

西洋の伝承やもちろん宗教的な背景も相まってうまれた物語なので,善悪の二項を描くのは定石とも言われるかもしれませんが。ある種,そんなお決まりの展開と言われたとしても,彼が描く深淵のなんと深く,暗く,絶望感しか感じないことか。そしてその強大なダークなものに飲まれる人間の非力さの描写には考えさせられるところがあります。

 

長い長い物語りです。

時間があるときに是非このダークなファンタジー世界に足を踏み入れてみては。

 

 

 

仕事や勉強のために読んでいる書籍は今回紹介しませんでした。これまで読んだ本の備忘録として,ブクログを使っています。

今回紹介しきれなかった本たちはこちらでご参照いただけます。

https://booklog.jp/users/misawmisa/profile