マクロスクロスオーバー2019感想② | こまどりの散歩

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感想②はマクロスF作品に対する自分の向き合い方に視点をあてて

当時参加していたメタルサークルの同期からマクロスFを教えてもらいました。

花の大学生時代、このブログを始めたきっかけでもあったラジオのパーソナリティとかやり始めていた時期だったので、どうしてもシェリル・ノームへのリスペクトというか、自分がシェリルのような輝いている女性になりたくて、憧れて。

 

だからランカちゃんの存在を受け入れ難くて。

私は自分が頑張っていることをワザワザ頑張っているって、だれかにアピールするのも苦手で、また挫折している姿を見られるのも嫌で必死で影で努力したいタイプで。

だからこそ、シェリル・ノームの存在に傾倒した。

 

だからこそ、ランカちゃんが、弱い自分を見ているようで悲しくて、認められなかった。

 

このあたりで6年前のクロスオーバーを迎える。

 

でも今の仕事を目指すようになって、新しいことをするということは挫折の連続で。

自分よりはるかに素晴らしい人たちがたくさんいて、私なんか…って気持ちに落ちることもあった。

 

そのくらいからMay'nちゃんの単独ライブに行くようになり、ツアーも何日も、地方まで遠征していくようになった。

そこで出会った部員(May'nファンのみんなの総称)と結構ガチな付き合いして。特に一番仲良いメンツには、私本音や弱さや辛いことを赤裸々に話せるようになった。

 

そしてもう一度Fの劇場版、イツワリノウタヒメ、サヨナラノツバサを見たとき、変わった。

あー私はランカちゃんを受け入れられるな。って。

それは自分が弱いし、ひとりぼっちじゃないってわかったし、ひとりでは生きていけないってようやく思い知ったから。

 

どんな自分の姿を見せてもいいやって思える友達がたくさんできたから。

これは大きかった。

 

部員のみんなとつながって、私が変わったから、ランカちゃんのこと(まめぐのこと)、ひいては自分自身をも受け入れられそうって思った。

 

決定的に変わったのは、三越劇場でやったマクロスイベントのとき。

部員仲間にチケットもらって行けたんだけど、まめぐが、放課後オーバーフロウを歌ってくれて。

あー私、ランカちゃんもまめぐも大好きだって。ようやく思えた。

 

2月の犬フェスは行けなかったから、今回のクロスオーバーライブがこんな形で、私のマクロスFの集大成になると思わなかった。

 

May'nちゃんとまめぐが、二人で一緒に考えたステージ。

それは、互いに違いを認め合って、互いのこと信じあっているからこそ作ることができたステージなんだと思う。

ステージ上で見つめ合う二人、声をクロスさせ、互いに混じりあい、そこにはシェリルとランカという二人が溶け合った、それでいて個々の色が褪せない。

そんな幻想の空間が広がっていた。

 

間違いなくあの瞬間、私は時を超えていた。

 

もし私がシェリルに出会ってなかったら

もしMay'nちゃんのライブに行ってなかったら

部員のみんなに出会えてなかったら

 

あのステージであの二人をみてこの今の感情に至ることはできなかった。

そんなちっちゃい世界から、銀河に旅立った私のこころのお話でした。