アメリカとソ連が東西冷戦を繰り広げていた時にキッシンジャー博士は突然ニクソン大統領と共に北京の空港に降り立ちました。米中国交樹立の時です。
これは共通の敵であるソ連対策でアメリカと中国の利害が一致したからだと解釈されます。
日本は頭越しで国交樹立されたことに問題意識を持ち、田中角栄・大平正芳の両名がアメリカに次いで北京を訪問し国交樹立を行いました。田中総理の英断です。
アメリカ・日本共に毛沢東・周恩来との会談の中で、台湾をどう扱うか議論したはずです。中国との取引を行う場合、既にある台湾の扱いをどうするかがテーマとしてあった訳です。
この頃の中国首脳部はたいへん実利的に考え、アメリカ・日本にとり「腹を割った話」が出来る相手だったのでしょう。現在の中国はイデオロギー的なので実利で話が出来ません。
台湾をどう扱うかが今後の米中・日中関係の一つのテーマになります。日本は防衛装備をどう整えるかの問題と直結するので、外務省と防衛省の連携が必要です。