石油危機が起きたころから、大量のシエールオイルが北米にあり、これを利用する技術ができれば原油に対する需要は減少し、石油危機を回避できるとの説明が多くありました。
最近、米国ではシエールオイルではなく、シエールガスを取り出す技術が実用段階に来て、実際にガスが使われだしています。これにより従来LNGの輸入国であった米国の輸入量が減り、中東のLNGが欧州で余り、それまで欧州にLNGを輸出していたロシア産LNGがだぶついているようです。
これでLNGの需給が緩み、福島原発の事故でLNG火力を増やしている日本は、LNGを確保できているとのことです。シエールガスが実用段階に来たことで、日本は思わぬ恩恵を受けています。少々貿易収支が赤字になるとか、電力料金が上がるとかで済んでいるのです。
世界の動きが日本に影響していることを感じます。一方、いつまでもLNG火力で対応していては良くなく、他の電力源を開発する必要があります。そもそも東京電力は今までどんな代替電源を開発してきたのでしょうか。
今までに開発してきたものを、出せばいいんじゃないですか?もっとも何も開発していなかったら出てきませんが。